ふらふら歩行でも猫生満喫!小脳形成不全のヘリックス君

腹巻が功を奏したのか、謎の腹痛に襲われていた容態もなんとか正常化。
昨日はさらに、鉄分豊富な純ココアで作った豆乳ココアを飲んで
貧血対策&気持ちもほっこり。やっぱり乙女の冷え性対策は大切だなぁ…と
改めて思い直したねこねーさんなのでした。

元気になったところで、ブログのほうでも、元気いっぱいの猫生を謳歌している
ちょっと訳ありのお猫さまをご紹介したいと思います。

こちらのネクタイ姿のイケニャンが本日の主役。
米テキサス州オースティン在住のヘリックス君です↓

wobblyhelixcat
Photo:Love Meow

彼が動物保護施設で現在の飼い主さんと出会ったのは、約1年ほど前。
じつはヘリックス君は、小脳形成不全(cerebellar hypoplasia)という
神経系の病気を患うお猫さま。元の飼い主さんは、そんなにゃんこのお世話を
続けるのは大変!という理由で、シェルターに引き渡すことを決めたのです。

小脳形成不全の子は、「ねこねこNEWS」でも過去に取り上げたことがあります。
子豚の相棒バッドマン君と仲良しの、黒猫シラチャーちゃんが、
ヘリックス君と同じ小脳形成不全のお猫さまでした。

過去記事はこちら↓
2017年8月21日:障がい猫と子豚の仲良しコンビ、シラチャーちゃん&バットマン君

シラチャーちゃんの動画をご覧の方はお分かりのように、
小脳形成不全のにゃんこは、まっすぐ歩くことができません。
ちょっと歩くと、よろよろ、ふらふら。
バランスが取れずに転んでしまうこともしばしばです。

でも、シラチャー君のそばに子豚のバッドマン君がいてくれたように、
よろよろ歩きを個性として認めてくれる仲間がいれば、
普通のにゃんこと同じようにしあわせな猫生を送ることができます。

ヘリックス君の場合、彼の個性を認めてくれた救世主は、
新たに出会った里親さんだったようです。

こちらの動画は、10日ほど前にインスタにアップされたもの。
ヘリックス君は枯葉の絨毯の上でよろけまくっておりますが、
飼い主さんが見守る中、優しい声かけにも励まされて
冬のひとときを楽しんでいるようですね↓


お次の動画も、同じ場所で撮影されたものなのかなぁ?
まだ緑が残る11月末の映像です。ヘリックス君はボール遊びも大好きな
アクティブにゃんこなんですよ♪↓


お部屋の中でも元気いっぱい!
どうやら、新しい里親さんのおうちには、同居にゃんこもたくさんいるようです↓


こちらは、過去動画のコンピレーション↓
元気なヘリックス君の日常がいっぱい詰め込まれています。


字幕にも書かれているように、小脳形成不全は、
ご本ニャンが痛みを感じることがないため、ふらふら歩きによるケガなどに
注意すれば、ハッピーな猫生を送ることが可能です。
実際、この動画のヘリックス君は、とってもしあわせそうですよね。
飼い主さんのガイドで歩き方も上達したようですね。

それに、お昼寝中にモフ毛をぺろぺろしてくれる妹分もいます↓
ヘリックス君、普通のにゃんこよりもモテモテだったりして!?


よろよろ歩きを見守りながら、思う存分遊んでくれる飼い主さんと、
ごく普通のにゃんことして接してくれるねこ仲間に囲まれて、
ヘリックス君はしあわせいっぱい!ねこねーさんもうらやましいくらいです。

彼の充実いきいきライフの近況は、
インスタで確認できます↓

Instagramhelix.cat

現在の里親さんとの出会いは、まさに猫神さまからの贈り物とでも
言いたくなるほどパーフェクト。ヘリックス君の存在は、
障がいのあるにゃんこでも、いきいき暮らせる証拠と言えます。

おそらく、ちゃんと歩けないというだけの理由で
不遇な一生を送るお猫さまも少なくないんじゃないかなぁ。
彼のようなハンデを背負ったお猫さまが世の中に正しく理解されて、
1匹でも多くしあわせな猫生を送れるといいですね。

関連記事はこちら↓
Love Meow(1月15日):Wobbly Cat Given Up to Shelter Finds Someone Who Loves Him Just the Way He is.

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