【豪州発】奇抜な個性に注目!4つの耳+1つの目、フランキー君

昨日の「ねこねこNEWS」にご登場いただいたフランス在住のナルニア君は、
グレーと黒の珍しいツートンカラーのキメラにゃんこでしたが、
本日ご紹介する子猫ちゃんも、チビにゃんこながら
見た目のインパクトが絶大なお方です。

今日のお猫さまは、オーストラリア在住。
彼の名前は、フランケンキトゥン。略して「フランキー」と呼ばれています。
「フランケン」といえば、ねこねーさん世代には怪物くんのお供キャラ、
文学好きの方には、メアリー・シェリーの小説に出てくるツギハギだらけの
人造人間、フランケンシュタイン博士の怪物が思い浮かぶことでしょう。

そして、このフランキー君の名前の由来も、皆さまが想像しているのと同じ、
あのオバケじみた見た目のフランケンなのです。

というのも、フランキー君は、ハッと息を飲む見た目のにゃんこ。
通常1セットあれば十分のお耳が、さらに1セット多くついていて、
逆に2つあるはずのおめめが1つ少ない。

要するに、四つ耳一つ目のにゃんこなのです↓

Photo:Instagram

彼は、もう1匹のきょうだいにゃんこといっしょに、とあるおうちの家の
床下にいたところを保護されました。2匹を発見した家族は、しばらく自宅で
子猫たちのお世話をしていたのですが、健康状態が悪いことが懸念され、
ビクトリア州にある動物保護団体、Geelong Animal Welfare Society(GAWS)
小さな命を委ね、2匹はそこで十分な治療を受けることになりました。

施設に運ばれた時、フランキー君はすでに、生まれつきと思われる
2つのエクストラな猫耳を備えたにゃんこでしたが、おめめのほうは
通常の子と同じのように、左右にひとつずつ、合わせて2つ、
ついていたのです。

しかしながら、右目のほうは、ご覧のとおり、ひどい感染症で傷んでしまっていて
すぐさま手術で眼球を摘出しなくてはいけない状態でした↓

Photo:Instagram

手術を無事に終えたフランキー君は、傷跡が痛々しい、
でもニャンだかかっちょいい「独眼竜」スタイルに↓

hoto:Instagram

片目は失ってしまったけれど、これで命の危険からは救われました。

お耳のほうは、過去に「ねこねこNEWS」で取り上げた
4つ耳にゃんこのヨーダ君のように、遺伝子の突然変異が原因なのでしょうか?
4つの猫耳については、特に病気というわけではないので手術の必要もなし。

術後のフランキー君は、手術を施してくれたGAWSのスタッフであり、
里親としてご自宅で多くの子猫たちを育てているジョージアさんのもとに引き取られ、
彼女のおうちで暮らし始めることに↓

Photo:Instagram

一時預かりしている子たちなのでしょうか、ジョージアさんのおうちには
フランキー君以外にもお猫さまがいっぱい!↓

Photo:Instagram

ってか、ジョージア姉さん、メガネをとると銀幕女優並みの美女ですね!
ねこねーさんはフランキー君の見た目よりも、そっちのほうにびっくりです(笑)

去年1年間で、80匹もの子猫&大人にゃんこの里親を務めた彼女は、
GAWSに連れてこられた保護ねこたちを、里親が決まるまでの短期間だけ
お世話しているようなのですが、今回お迎えしたフランキー君には、
どうやら運命を感じてしまった模様。

自宅にフランキー君を連れてきてから、わずか2、3時間のうちに、
ジョージアさんは、フランキー君に他のにゃんこにはない「何か」を感じたのだとか。

こうしてジョージアさんは、一時預かりではなく、
フランキー君を生涯いっしょに暮らす家族として正式にお迎えしたのでした。

そうとなれば、やっぱりフランキー君専用のインスタも用意してあげないと♪

ということで、現在「frank_n_kitten」というアカウント名のもと、
ジョージアさんは、愛猫フランキー君の映像を配信しています。

早速、インスタ投稿をシェアさせていただきたいのですが、
こないだからインスタの埋め込み画像にエラーが出てしまっているんですよー!

うまい具合に投稿が表示できないので、お写真部分のキャプチャ画像で
ご紹介させていただきますね。

なかには、こんな海賊風のイケニャンショットも↓

Photo:Instagram

パッと見、コスプレ風ですが、よく見ると右目を覆っているのは
海賊コスプレのアイパッチではなく、医療用のテープか何かのようですね。
上の写真でもうひとつ気になるのが、左耳の内側に見える青いタトゥーらしきもの。

この件については、質問が多かったようで、
ジョージアさんは耳のアップの写真を添えた別の投稿でコメントしています↓

Photo:Instagram

彼女のインスタコメントをざっくり訳すと…

「フランケンキトゥンの耳のなかのタトゥーについて、多くの質問を受けました。
たいていのオーストラリアの州では、これは去勢避妊手術を受けた家畜(ペット)で
あることを示すためのものです。飼い主を証明するためのものでも、
美的な意味のものでもありません。大きくなると、タトゥーの色も薄くなって
もっと不鮮明な緑色になります」

ジョージアさんご本人が、タトゥー姉さんなので、ねこねーさんも最初は
ファッション感覚でフランキー君のお耳にタトゥーを入れてしまったのかと
思ったのですが、保護施設に勤めているような動物愛MAXの方が、
そんなことするわけがありませんね。大変失礼いたしました!

ねこねーさんも詳しいことは分かりかねますが、
オーストラリアは「野生猫」問題が深刻化しているようなので、
このような対策が必要なのかもしれません。

なにはともあれ、フランキー君の術後の経過も良好のようで、ひと安心!
最近では、右目の手術の痕もずいぶんとキレイになってきたようです。

改めてよく見ると、とっても愛らしいお顔をしています。
大きな猫耳の前に飛び出しているエクストラのチビ耳も、可愛らしいなぁ♪↓

Photo:Instagram

ジョージアさんという頼もしい里親さんと巡り合うことができて、
フランキー君のこれからの猫生は、晴れて安泰。
これからは、個性的なルックスを武器に
インスタ界でますます活躍していただきたいなぁ♪

この先もフランキー君のインスタグラムは、
要チェックですよ↓

Instagramfrank_n_kitten

関連記事はこちら↓
METRO(2月20日):Rescued kitten with four ears and one eye finds a forever home
LoveMeow(2月23日):Kitten with 4 Ears and One Eye Rescued From Under a House, Finds Someone He Loves.

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