【英国発】お外から2階へ直通!家の外壁に愛猫専用通路

昨日は、外歩き中にとんでもない災難に見舞われたロンドン在住にゃんこ、
スキットルズ君の続報をお届けしましたが、海外ではまだまだ
室内・室外出入り自由な暮らしを送っている家ねこちゃんが多い感じですね。

できれば完全室内飼いのほうが、事故やにゃんこ同士のケンカに
巻き込まれる心配がなくて安心なのですが、お猫さま的には
やっぱり外に出たいのかな?

今日ご紹介するのは、そんな外歩き大好きなお猫さまのことを考えた
自宅の外壁を使った大胆リフォームの実例です。

最初にお写真をチラ見させてしまうと、そのリフォームはこんな感じ↓

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Photo:Daily Mail

まるでコンピュータゲームの画面にありそうな感じですね(笑)

じつは、この「壁面にゃんこ通路」が設置された背景には、
このお宅の家庭内事情が関与しているのです。

ねこねーさんもそうですが、動物好きな方の中には
複数のペットといっしょに暮らしている方も少なくないと思います。
もちろん、人間同様、動物たちのなかにも好き嫌いがありますから、
人間関係ならぬペット関係のトラブルに悩まされている飼い主さんも
いらっしゃることでしょう。

わが家の場合、ルビちゃんとトトちんの仲の悪さ(正確には、ルビちゃんの
一方的なトトちん嫌い+トトちんのルビちゃんへの片思い)が頭痛のタネだったり
するのですが、種族の違うわんにゃんも、こじれた関係になりがちです。

エディンバラ在住のマルチン・テラスさんちの三毛猫シンバちゃんと
ジャーマンシェパードのザラちゃんも、ビミョーな関係。
同じ空間にいることは我慢できるけれど、できればお互い顔を合わせないで
いられるほうが幸せなのだとか。

うまいこと仲良し作戦を展開できればいいのですが、
そういうわけにもいかない場合は、どうしたものか。
マルチンさんが実行した解決策は、かなり思い切ったものでした。

三毛猫のシンバちゃんは、お外歩きが許されているにゃんこ。
英国の場合、外歩きをする家猫ちゃんのためには、玄関ドアか1階の窓の部分に
にゃんこ専用出入り口のキャットフラップを取り付けることが多いのですが、
1階には、ジャーマンシェパードのザラちゃんが控えているのです。

2匹の間のビミョーな空気を考慮したマルチンさんは、玄関ドアに取り付けてあった
キャットフラップを、思い切って2階に取り付け直すことに。
さらに2階へのぼるためのシンバちゃん専用通路も外壁に設置して、
先ほどのお写真のような、いかにもにゃんこがよろこびそうな
段差あり、傾斜ありの、外壁通路ができたのです。

この通路、高い所が大好きなお猫さまにとっては、
ちょっとしたアトラクションですよね♪

お散歩から帰ってきたらシンバちゃんは、まず地上付近に取り付けられている
棚の上にジャンプ!そのまま階段状の設置されている棚をのぼり、
ちょっと長めの坂道をのぼり…↓

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Photo:Daily Mail

人間用の窓の下を通り抜けて、最上部までのぼりきると、
その先にちょこんと付いている正方形の小窓(キャットフラップ)の奥へ↓

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Photo:Daily Mail

これで、1階にいる宿敵ザラちゃんと会わずに2階にあがることができます。

しかも、このにゃんこの通り道が設置されているのは、
家の外壁の中でも、いちばん日当たりのいい壁。
シンバちゃんが高所恐怖症でなければ、通路の上でお昼寝も楽しめそうです↓

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Photo:Daily Mail

設置にあたっては、家の壁に直接穴をあけなければならないし、
10枚近くもある通路用の板を取り付けるのも大変だったと思うのですが、
かわいいシンバちゃんのためなら、えんやこら!

マルチンさんのこの笑顔を見ると、シンバちゃん以上に彼のほうが
壁面通路の出来栄えをよろこんでいるみたいに見えます↓

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Photo:Daily Mail

ちなみに、こちらはシンバちゃんと彼女の宿敵、
ジャーマンシェパードのザラちゃんのツーショット↓

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Photo:Daily Mail

たしかに、ちょっとビミョーな距離感ですね(笑)
わが家のルビちゃん同様、シンバちゃんにとってもキャットタワーの上が
敵から身を守るための避難所なんだろうなぁ。

それにしても、シンバちゃんは見事に鼻筋のモフ毛カラーがまっぷたつ!
グリーンの瞳もアクセントになっている、かなり個性的な美ニャンです↓

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Photo:Daily Mail

これでは、マルチンさんもメロメロになってしまいますね♪
シンバちゃんを抱っこしているお顔が、溺愛ぶりを物語っています↓

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Photo:Daily Mail

マルチンさんの愛の証、「壁面にゃんこ通路」のおかげで
シンバちゃんのストレスはかなり軽減したとのことですが、
部屋のなかでザラちゃんと鉢合わせになる機会はまだあるようで、
すれ違うたびにお互い肉球パンチを繰り出して威嚇しているのだとか(苦笑)

ねこねーさんも雑用がひと段落ついたら、
ルビちゃんのトトちん対策について真面目に考えてあげたいなぁ。
ルビ子嬢は最近またもや、トトちん嫌いアピールがヒートアップしているんですよー!
トトちんのおなかのハゲもなかなか治らないし、シンバちゃんとザラちゃんみたいに、
お互い少し距離をおいたほうがいいのかもしれませんね。とほほ。

関連記事はこちら↓
Daily Mail(3月19日):Cats only upstairs! Owner keeps her dog away from her beloved moggy by creating an elaborate system of ramps that’s too tricky for the German Shepherd

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