藤田、標本、鏡花、夢二…秋のお出かけ、てんこ盛りリポート!
連休中はお天気がイマイチかと思いきや、ねこねーさんちのほうは
いい感じに晴れてきました!まさしく、秋の行楽日和といった感じですが、
昨日は都内をあちこちハシゴしてきてしまったので、ねこねーさんの外出欲求は、
すでに満たされておりまして、今日明日はおうちで庭仕事三昧の予定です♪
お庭に飛び出す前に、ビビ子さんに協力していただいて、
ブログ用のお出かけリポートを。
金曜の夜も、会社帰りに美術館へ立ち寄ったので、
お伝えする内容がいっぱいあるんですよ!
ビビ子さんも、ねこねーさんのおみやげのチラシやグッズを前にこのコメント↓
まずは、金曜の夜に出かけた東京都美術館のリポートから。
見たことあるはずですよ!
そのおじさまの名前は藤田嗣治さん。
「ねこねこNEWS」では、彼の没後50周年の展覧会については
7月末にご紹介済みです。
過去記事はこちら↓
7月31日:本日開幕!『没後50年 藤田嗣治展』東京都美術館
ビンボー症のねこねーさんは、展覧会のチケットは、できればオークションサイトで
半額くらいで買いたいところなのですが、藤田展は大人気なのか、お手頃価格の
チケットが出回らず…10月8日までなので、このままでは行きそびれる可能性大!
と思って、金券ショップでそこそこのお値段のチケットを入手して、
20時までオープンしている金曜の夜に、ひとりで出かけたのでした。
混雑を覚悟して出かけたのですが、雨降り+夜遅くということで、
作品を見るのにストレスを感じるほど混んでおらず、
じっくり鑑賞することができました。
作品に描かれている線の巧みさは、近くで見てはじめてわかるほど繊細で、
ひさびさに巨匠の展覧会を目の当たりにした充実感に満たされました。
展示数も多いし、見ごたえたっぷりなので、絵画好きの方にはオススメです!
もちろん、猫好きの方にも観ていただきたいなぁ♪
そうですよ、嗣治おじさまは、にゃんことキレイなおねえさんが大好きだったのです。
でも、ねこねーさんが物販コーナーで買ってきたものは、嗣治おじさまの作品関連は
ポストカードだけで、しりあがり寿画伯のアイテムばかりになってしまいました(笑)
図録も買おうかどうか、迷ったのですが、実際にみた線のタッチの素晴らしさが
印刷だとまったくわからないので、悩んだ挙句、やめておきました。
藤田氏のイラストの缶バッジとキーホルダーは、どこにつけようかなぁ♪
そうですねぇ、ビビ子さんも美ニャンだから、おじさまも描きたかったと思いますよ♪
そうなんです、藤田嗣治展に行ったのは、金曜の夜のお話。
ねこねーさんは、昨日は虫さんの美しさを堪能しに都内へ出かけたんですよ。
藤田展の混み具合をツイッターで調べていた時に、たまたま気づいたのが、
東京大学の敷地内にある総合研究博物館で開催されている「珠玉の昆虫標本」展。
上野で開催されている「昆虫展」にも行きたい!とずっと思っているのですが、
混みまくっているのでなかなか挑めず、そのかわりにねこねーさんの虫好き欲求を
満たしてくれそうに思ったのが、この標本展だったのです。
しかも、入場料は無料!ちょうど昨日はポケモンGOのイベントデーで、
ポケモンを捕まえるにはお出かけするのが好都合だったのです♪
でも、この展覧会は、ポケモンを抜きにしても訪れて正解でした!
展示会場は、ひと部屋分しかありませんでしたが、床から天井まで
昆虫の標本ケースがぎっしり!↓
この部屋以外の館内の雰囲気も、すこぶる素晴らしく、
ねこねーさんのような博物学大好きっ子には、たまらない環境です。
会場を訪れていた虫好きおじさまが孫に説明している会話とかも小耳に入り、
みなさまの興奮ぶりがうかがえる、素晴らしい展覧会でした。
ねこねーさんの憧れの蝶、ちびっこ時代に小学館の学習マンガデ読んだ、
鳥に間違われて銃で撃たれてしまったアレクサンドラトリバネアゲハの標本も
展示してあり、個人的に鼻血ブー状態に(笑)↓
成虫だけでなく、サナギも展示されていて、その大きさと貫禄に大興奮!
展示会場の裏手にあった検索コーナーにも、ねこねーさんが先日購入したばかりの
「イモムシとケムシ」図鑑が置いてあって、妙にうれしくなってみたり↓
昨日は予定がてんこ盛りだったので、機会があったら、また訪れてみようと
心に決めて、昆虫標本展からは早めに退散。ちょっと離れた別の場所で
開催されている別の展覧会にも足を運ぶことに。
お次は昆虫ではなく、鳥の標本展示です。
文京区教育センターの2階にある大学連携事業室でも、こんな展示をしております↓
虫以上に鳥も大好きなねこねーさんは、所狭しと並べられている世界の鳥たちの
標本を前に、これまたテンションMAX!会場は誰もいない貸切状態で、
しばしの間、鳥たちの標本を観察させていただきました。
でも、鳥の標本は、昆虫と違って、いかにも「死んだ鳥」という感じなんですよね。
羽の艶もなくバサバサした状態になってしまうので、見ていて気の毒な気がします。
やっぱり鳥さんは、動物園とかで生体を観察するのがいいですね♪
ふたつの標本展の詳細は、こちら↓
東京大学総合研究博物館:珠玉の昆虫標本 ーー江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション
東京大学総合研究博物館:標本の世界 鳥
すでにふたつの標本展をハシゴして、いい感じにおなかいっぱいになりつつあった
ねこねーさんなのですが、じつは、昆虫&鳥の標本展は昨日のお出かけの
メイン目的ではありませんでした。
どうしても昨日のうちに行ってしまいたかったのが、明日で終わってしまう
弥生美術館の「文豪・泉鏡花×球体関節人形 ~迷宮、神隠し、魔界の女~」展。
大学時代に幻想文学にどハマりしていたねこねーさんは、泉鏡花は超リスペクト!
これは、なんとしも行かねば!と鼻息荒げて東京大学の隣にある美術館に
向かったのでした。
弥生美術館は、竹久夢二美術館と併設されているので、夢二の展示もいっしょに
見ることができるんですよ♪チラシも、鏡花と夢二が裏表になっています↓
泉鏡花がテーマの展覧会といっても、今回の主役は球体関節の妖艶な人形たち!
鏡花の小説に出てくる妖しい魅力の登場人物たちを人形作家のみなさまが
作品化したものなのですが、球体関節人形も、大学時代にハンス・ベルメールに
魅了されていた過去があるので、個人的に大好物!
ひさびさに、大学時代のマニアックな趣味に立ち返った気持ちになって、
また幻想文学を漁りたい衝動にかられました。夢二美術館のほうも、
過去に訪れたことがあったのですが、鏡花のイメージした女人像からの流れで
夢二の描いた女性たちを見直すのは、なかなか乙な感じで大満足でした。
夢二美術館の出口の外では、1匹の黒猫ちゃんとも出会うことができます↓
と言っても、リアルにゃんこではありません。
館内唯一の撮影可能エリアの足元に、夢二が描いた黒猫ちゃんの
カットアウトがあるので、訪問した際には、この子のチェックもお忘れなく↓
今回の展示は明日で終了ですが、次は「一条ゆかり展」を開催するみたいなので、
元「りぼん」少女はHPを要チェックですよ!↓
この後、ねこねーさんは暗くなってから、帰りながらも寄り道。
都内の大型園芸店にも足を伸ばして、苗木をいくつか購入してきたのでした。
そんなわけで、大充実だった連休前半。
満たされた気持ちでいっぱいになっていると、ねこねーさんのリポートに
満たされていない気配のビビ子さんが、何か言いたげ…↓
あらら、もしかしてビビ子さん、泉鏡花の登場人物のお人形さんたちの美しさに
またもやジェラシーを感じてしまいましたか。。
うんうん、ビビちゃんのビボーも、妖艶人形たちに負けていませんよ!
でも、ビビ子さんの「うらめしニャー」は可愛すぎて、
怨念うずまく鏡花作品の魔性の女たちとは、ちょっと違うかな?
なーんて言うと、またビボーの乙女はムキになりますから、
最後は、乙女をよいしょ!したままで、終わりにしましょう。
ビビ子さんのビボーには、ニャンぴとたりとも、叶いません!
また「ねこねこNEWS」のモデルさん役を頼みますよー!
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