【米国発】カリフォルニア州史上最悪の山火事の被害ニャンたち
今月8日に発生して、いまだに収束する気配がないと報じられている
米カリフォルニア州の山火事。「キャンプ・ファイヤー」と名付けられた
北部の山火事に加え、南部でも「ウルージー」と「ヒル」と呼ばれる別の山火事が
発生し、昨日の夕方にアップされたSputnik 日本の記事によると、
ABC Newsが報じた山火事による死者は80人、行方不明者も1,200人以上という、
とんでもない規模の災害になっています。
ニュース報道では、人的被害が主に取り上げられがちですが、
山火事のエリアに住んでいたのは人間だけではありません。その地区の住民に
飼育されていた数多くのペットたちもまた、逃げ場を失って命を失ったり、
全身大やけどに見舞われたり、飼い主さんとはぐれて行方不明の状態に
陥ったりしているのです。
ここ数日のブログ用のねこネタ検索でも、山火事現場から救出された
ねこたちのお写真がしばしばヒットするようになりました。
みニャさん、おヒゲや眉毛は炎の強さを物語るかのようにチリチリに焼け焦げて、
やけどの治療を施してもらった後なのでしょう、4本の足先を包帯でぐるぐる巻きに
している子がほとんどです。
こちらの黒白タキシードにゃんこは、まだ状態がいいほうですね↓
お顔全体が火傷でただれてしまっている子もたくさんいます。
Photo:Instagram
こちらのFacebook投稿にアップされている30枚のお写真は、
カリフォルニア州デイビスにあるUCデイビス動物病院に収容されている
飼い主不明の被災にゃんこたちです↓
(右上の「F」アイコンをクリックすると、すべての画像を閲覧できます)
飼い主さんの目に止まるように治療後の写真をFacebookにアップしているのですが、
中には火傷でおめめがちゃんと開いていない子もいたりして、
見ているだけで気の毒で仕方ありません。でも、無事に動物病院に保護されただけ
この子たちはまだ幸せなのでしょう。
サンフランシスコのSPCA(動物虐待防止協会)も、先週の水曜日にキャンプ・
ファイヤーの山火事エリアから、29匹の動物たちを保護・治療のために
同施設に移送しました。
やけどの状態は軽度から重度までさまざまなようですが、
いずれのわんにゃんも飼い主探しは難航しているようです↓
(右上の「F」アイコンをクリックすると、すべての画像を閲覧できます)
もちろん、中には山火事で離れ離れになった飼い主さんと
感動の再会を果たす子も↓
Good news out of @ucdavisvetmed — Mayson, one of the first cats brought here from the #CampFire — has been reunited with his owners, Laci Ping and Curtis Mullins! He's staying here for another week while burns on his paws heal. More info: https://t.co/lz1sl4ZOXt pic.twitter.com/M2B1X84qNy
— Dateline UC Davis (@UCDavisDateline) 2018年11月16日
メイソン君、やけどの状態もそれほど重症ではなさそうだし、
何よりも最愛のママさんと再会できて良かったですね!
行方不明の愛猫と動物病院で再会して涙する人もいれば、
焼け果てた自宅付近で遭遇する人もいます。
黒猫のマイク君も、山火事の火の手から逃れ、
飼い主さんの元に戻ることができた強運の持ち猫です↓
消防士さんの肩に乗っている保護直後のこちらのお猫さまも、
元気な状態で生き延びることができたラッキーにゃんこですね↓
一方、ほのぼのムード皆無の、爆弾が投下された後の地獄絵のような山火事現場、
カリフォアルニア州パラダイスで、ねこたちの保護活動を行う人たちの姿を収めた
動画もあります。
クルマの下に潜り込んでしまった被災ねこの保護リポートと合わせて、
現場の凄まじさもよくわかる貴重な映像です↓
このパラダイスという町は壊滅的な被害を受けた地域で、
ドローンが撮影した最新映像も昨日のBBCの記事で閲覧できます。
ねこねーさんも今回の記事を書くためにリサーチをするまでは、
アメリカの山火事がこんなひどいことになっているなんて想像もしませんでした、
カリフォルニア州北部の山火事の原因は、どうやら送電設備の故障が
直接的な原因として指摘されているようですが、今年は日本でも自然災害が
頻発しましたよね。。
Naver まとめ(9月7日):なぜこんなに…2018年に日本を襲った災害がヤバいと話題に
すでに今年の総括的な気分になってしまいましたが、
今年も残すところ、あとひと月と10日ばかり。
もう今年はこれ以上、お猫さまとにゃんこを愛する人たちの平和を乱すような
大規模災害や事件が起こりませんように。
山火事に見舞われた地域の方々&わんにゃんたちも
ひと月後のクリスマスには、心に希望を抱けるひとときを送ってほしいと
心から願いっています。
とにかく今は、1人でも1匹でも多くの命が助かってほしいですね!
現地で救助活動に奔走している人々に手を合わせたいねこねーさんなのでした。
関連記事はこちら↓
Fox 40(11月16日):Video Shows Emotional Reunion Between Camp Fire Victims, Cat
The Sacramento Bee(11月16日):These pets survived the Camp Fire — but now rescuers need help finding their owners
Washington Post(11月17日):Surviving the Camp Fire was hard enough. Now these animals have to find their humans.
Lost Coast Outpost(11月19日):(VIDEO) Rescuer Brought to Tears After Saving Singed Cat From Devastated Area of Paradise
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