【英国発】救急救命センターのアイドルにゃんこに退去命令
お猫さまのお気楽HAPPYネタをご紹介することが多い「ねこねこNEWS」ですが、
本日お届けするのは、ちょっと残念な海外ニュースです。
英国ブリストルに位置するサウスミード病院の救急救命センター(A&E)に
1年ほど前から定期的に出勤し、医療スタッフや患者さんを癒していた
キジトラにゃんこのコロ(Kolo)君が、慣れ親しんだセンターから
退去命令を受けたようです。
こちらが地元で有名なA&Eのアイドルにゃんこ、コロ君です。
飼い主さんが存在する家ねこちゃんで、ファンの方のために開設した
Facebookページも持っており、地元メディアでも取り上げられたことがある
人気ねこです↓
Credit: BPM Media / ITV
コロ君が最後に病院に出勤したのは、今週の日曜日の晩。
しかしながら、病院の上層部の発表によると、
今後は多忙を極める救急救命センターに
コロ君の滞在を許可することはないとのこと。
参考にした記事によると、
英国の医療機関であるNHS信託のディレクターは、
コロ君が救急救命センターに来ることは歓迎しておらず、
今後は建物への侵入を防ぐように努めると断言しています。
病院のすぐ隣に住んでいるコロ君は、おうちにキャットフラップが
設置されているため、気が向いた時にいつでも外出することができ、
病院内でくつろいだり、ねこ好きのみなさんに可愛がってもらうことを
日課にしていたのでした。
今年の夏で3歳になるコロ君は、病院で撮影された患者さんたちの
自撮り写真に飛び入り参加することも多く、いつも病院に入り浸っているため、
飼い主のいない野良ねこと思われることもしばしば。
迷い猫サイトに写真が掲載されることもあるほど
自由奔放な毎日を満喫しております。
待合室の椅子に座って、病院に来ている男の子の相手をしたり…↓
Photo:SWNS / METRO
床の上で訪問者をお出迎えしたり…↓
Photo:SWNS / METRO
受付カウンターの上に寝そべって、NHSの職員を笑顔にさせたり…↓
Photo:SWNS / METRO
これは診察室の中なのかな?
机の上に医療機器らしいスクリーンが見えていますね↓
Photo:SWNS / METRO
たしかに病院という場所柄を考えると、猫アレルギーだったり、
病気で免疫が低下している人もいると思われるので、
お猫さまが自由に歩き回っているのは問題があるのかもしれません。
でも、病院内はいつも清潔に保たれているはずなので、
飲食店のようなモフ毛問題が生じる可能性は低そうだし、
それに、近年はセラピーアニマルのような治療法もありますからね。
何よりも、今まで1年以上も遊びに来ることを許されていたのに
なんで今になって急に締め出しを食らうことになったのか?
病院側の急な対応に、コロ君ファンは戸惑うばかり。
今のところ、真相は説明されていないようですが、
彼の不在を嘆く人は少なくなさそうです。
Photo:SWNS / METRO
Facebookページに、病院の看護婦さんからの感謝のコメントが
寄せられることもあったコロ君。いかに彼が愛されていたかは、
Facebookページを見るとわかります。
今回の元ネタであるメディア記事をシェアした投稿には、
現時点で62件ものコメントが寄せられています↓
ねこねーさんも全てのコメントを読んだわけではありませんが、
多くの方が、今回の退去令を残念に思っているようです。
直近のコメントには「今、コロといっしょににA&Eにいるよ」と
書かれているものもあるので、もしかしたらまだコロ君は
さりげなく救急救命センターに居座っているのかもしれません。
とはいえ、火のないところに煙は立たないので、
病院の上層部のコロ君に対する反応はおそらくネガティブなのでしょう。
日本と違って、英国は公の場でのお猫さま受け入れ態勢がおおらかな国。
ぜひこの先も、コロ君のような公共スペース大好きにゃんこを
大事にしていただきたいなぁ。
関連記事はこちら↓
Bristol Live(2018年7月10日):Meet Kolo, the curious cat who spends his life chilling at Southmead Hospital’s A&E department
METRO(5月14日):Cat who cuddled patients at A&E banned from entering hospital
ITV(5月14日):Bristol A&E cat known for visiting patients banned from Southmead Hospital
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