アジサイの本当のお花
スカッと気持ちよく青空ってわけではありませんが、
今週末は、雨も降らずに庭仕事ができて、とってもうれしい♪
そんな、ねこねーさんちのお庭から、お花に関するクイズです。
はい、この青くて小さいお花たち、何のお花かわかりますか?
もうちょっと引いて撮った写真なら、すぐわかるかな?
答えは、そうです、アジサイです。
(タイトルで、すでにネタバレでしたね。。。)
これ、先週の土曜日の記事でご紹介したアジサイなのです。
そうそう、いちばん最初の写真の子です。
あのときはまだ咲き始めだったのですが、1週間の間に
ツブツブのところのお花まで咲いてきて、今ちょうど見頃です♪
この中央部分に密集しているちっこいお花は「両性花」、
外側の大きなお花は「装飾花」と言うみたい。
両性花は、つぼみのときは、こんな感じ↓のツブツブなのですが、
ひとつひとつ、しっかり咲くところが、けなげでかわいらしいですね♪
ここで、もうちょっと踏み込んで、アジサイのトリビアをご紹介♪
ねこねーさんは「ヤマアジサイ」と「ガクアジサイ」って
呼び名が違うだけで同じだと思っていたのですが、
「ヤマアジサイ」はもっと小ぶりで葉っぱがちょっと違う別のお花みたい。。
なので、この青いアジサイは「ヤマアジサイ」ではなくて、
「ガクアジサイ」ってことになるのですが、
よく絵に描くような、丸っとした形のアジサイ「西洋アジサイ」も
元を正せば「ガクアジサイ」。
日本原産のガクアジサイが海を渡り、ヨーロッパで品種改良されて
また戻って来たものが、西洋アジサイらしいので、
分類学的には、それも「ガクアジサイ」なのだそうな。
うーん、なんだか、とってもややこしいですね。。。
ま、世の中的には、ちっこいツブツブが真ん中に密集してて、
外側をぐるっと大きなお花が囲ってるタイプは「ガクアジサイ」、
そうじゃないのが普通の「アジサイ」(または「西洋アジサイ」)
ってことで良いのかな。
で、これが、その普通の「アジサイ」です↓
門のそばで倒れ気味になっていたのを摘んで来ちゃいました。
あ、早速、お花好きなビボーの乙女、ビビ子ちゃんがっ!
きれいな青紫色のアジサイさんといっしょに、はい、チーズッ!
うん、かわいい♪
ビビちゃんて、ホントにお花が似合う乙女だねぇ。
アジサイって、切り花にすると、ちょっとオシャレな雰囲気ですよね。
水揚げが悪い場合も多いので、そんなときは、茎に傷をつけてみるとか、
対処法がいろいろあるので、ネットで調べてみてください。
こちらの西洋アジサイも、よーく見るとちっこいお花が咲いています。
わかりますか?下の写真の真ん中あたりにポツンと白く見えるのが、そのお花。
青いポッチ状態のは、まだつぼみです。
この真ん中の小さい粒みたいなのが、正真正銘のアジサイのお花。
その周りにある花びらのように見えるところは、
じつは、お花じゃなくてガクなのです。
アジサイって、お花の色も土壌によって変わるし、花の構造もなんだか難しいし、
いろいろと複雑。。。それだけ、奥深い魅力があるってことですね。
日本オリジンの誇るべき、お花。梅雨がある日本ならではの、雰囲気がすてきです。
と思ったら、あら?わが家の大和撫子がご機嫌ななめのご様子。。。
乙女心は、アジサイと同じくらい、複雑なのですねー。
ねこねーさんのお部屋では、しばらくアジサイの切り花が楽しめそうです。
うっとうしい梅雨の季節、お部屋で過ごすことも多くなるので、
ぜひお花でも飾って、気分をリフレッシュしてみてくださいね♪
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