【英国発】ジョンソン新首相誕生!首相官邸のラリー君の運命は?
今日は朝から台風で大雨なのかと思いきや、
あれ?めちゃくちゃ晴れている?
先週のアンチョ先生に引き続き、今日はルビ+ビビ姉妹の血液検査を受けに
行く予定だったので、雨だと困るなぁ。。と思っていたのですが、まさかの青空!
お天気が崩れる前にあわてて動物病院まで出かけたのですが、
この調子だと、しばらく雨は降りそうにありませんね。
風は強くなってきましたが、これなら隅田川花火大会も大丈夫かな?
ルビちゃんとビビ子さんの血液検査の結果は、2匹分で時間がかかりそうなので
来週末に改めて動物病院に聞きに行くことにしたのですが、2ニャンの検査結果と
同じくらい気になるのが、海の向こうのねこねーさんの心の故郷、英国ロンドン在住の
官庁街のアイドルにゃんこ、首相官邸勤務のネズミ捕獲長、ラリー君の今後です↓
Photo:Evening Standard
「ねこねこNEWS」でも取り上げたメイ前首相の辞任会見の後、
新首相の座を争う保守党党首選は、ジェレミー・ハント外相と
ボリス・ジョンソン前外相の一騎打ちに。
勝利したのは、みなさまもご存知の通り、ボリス・ジョンソン氏だったのですが、
ボリス氏は、「首相官邸で犬を飼いたい」と言っているとかで、
ラリー君的には心境穏やかではないのです。
そもそも、ボリス氏が党首選に勝利した段階で、
「彼が選ばれるなんて信じられニャい!」と非公式ツイッターで
否定的なコメントを投稿していたラリー君↓
”No, I can’t believe they chose him either” #ToryLeadershipElection pic.twitter.com/H41l5KuLfX
— Larry the Cat (@Number10cat) 2019年7月23日
その後もラリー君は、ロンドン市長時代にボリス氏が来日した際に、
タッチラグビーに熱狂するあまり、体格差がありすぎの小さな男の子を
大人気なく全力でなぎ倒す映像のGIF動画を投稿して、
新首相の子供っぽさを皮肉ってみたり…↓
Today, we’re all that child#NextPrimeMinister pic.twitter.com/2nyIm5mfaC
— Larry the Cat (@Number10cat) 2019年7月23日
首相官邸前で撮影された記者会見の写真を投稿して
新首相に負けないほどのご自身の人気ぶりをアピールするなど、
新たなボスに対する皮肉めいた投稿を続けていたのですが…↓
And to think Boris Johnson thought these people were there to see him.
(Pic @TolgaAkmen) pic.twitter.com/f3E6cFC0ax— Larry the Cat (@Number10cat) 2019年7月25日
「ボリス氏が犬を欲しがっている」とのツイートに対するコメントは、
ジョークを言っている余裕もなかったのか、言葉遣いも汚くなって即座に全面否定↓
HELL NO. https://t.co/9tln5QTvX9
— Larry the Cat (@Number10cat) 2019年7月26日
この書き方、大文字表記になっているので、語気も荒めですね。
日本語だと「ゲゲッ、ヤダよ」って感じですかね(笑)
その後も、ボリス氏が官邸を去る瞬間を見計らって、官邸内に戻る様子を
これ見よがしに投稿したりして、反感を表明し続けている模様↓
Note how I enter only when he leaves…
(Pic @CRatcliffePhoto) pic.twitter.com/lcoPNlSjuP— Larry the Cat (@Number10cat) 2019年7月26日
ねこねーさん的には、メイ前首相があれだけ頑張ってもどうにもできなかった
EU離脱問題をひと段落させるためには、政治的な手腕はもちろんですが、
ボルス氏みたいなキャラの濃いめの人にハッスルしてもらうくらいのほうが
いいのかな、と感じているのですが、彼は英国政界きってのお騒がせ人物であることは
間違いありませんから、英国人のみなさまにとっては、米国でトランプ大統領が
国のトップに立ってしまった時と同じような感覚なのかもしれません。
でも、ラリー君的には、保守党党首選を争ったジェレミー・ハント氏もボリス氏も、
宿敵である外務省勤務のパーマストン君の元上司。
どっちに転んでも、ビミョーな心境だったのかも?
一方、元上司を首相官邸に送り込むことに成功したパーマストン君のほうはというと、
ボリス氏が官庁街のキャット・ファイトをやめさたがっているということについての
肯定的な意見をのべたり…↓
Great to hear that PM @BorisJohnson wants to put a stop to the cat-fight between me and @Number10cat. I’m ready to put the past behind us! So long as Larry knows who’s in charge… 🐱🐱 pic.twitter.com/rkmOqNcGmL
— Palmerston (@DiploMog) 2019年7月26日
ラリー君とパーマストン君の出身先である動物保護施設、
バタシー・ドッグズ&キャッツ・ホームがボリス氏の飼い犬候補を
リストアップしているとの情報についても、「犬と猫の隔たりを埋める方法を探したい」
と優等生的なコメントをしてみたり…↓
If my new neighbour is from @Battersea_ (just like me!) then I think we’ll find a way to bridge the dog-cat divide 🐶❤️🐱 https://t.co/2o7qWrp4Xh
— Palmerston (@DiploMog) 2019年7月26日
あいかわらずクールな対応で、ライバルのラリー君に差をつけています。
パーマストン君は、たとえボリス氏が犬を飼い始めても、
ご近所に新参者のわんこが1匹加わるくらいなので、クールにかまえていられますが、
ラリー君にとっては、同居わんこの登場は、ある意味死活問題。
もちろん、わんにゃん仲良く暮らしているご家庭はたくさんありますが、
気高い孤高の存在としてのお猫さまとしては、まずは全否定したいところでしょう。
実際のところ、新たなわんこが来てみてからでないと、
ラリー君の立ち位置がどうなるかはなんともいえませんが、今やラリー君は
全世界にファンをもつ英国官庁街の顔とでもいうべきアイドルにゃんこです。
わんこにネズミ退治ができるわけもないので、首相が変わったくらいで
リストラされる心配はないと思うのですが、首相官邸を訪れるゲストを歓迎する役は
わんこのほうが上手そうだし、ファンとしては彼の今後を心配しちゃいますよね。
でも、こちらの投稿のように、首相官邸でどんなにドラマチックな人間たちの交代劇が
行われたとしても、ラリー君だけは不動。ただ1匹、首相官邸の守り猫として
ダウニング街10番地に君臨するのです↓
Larry the cat, the only one who remains in power #downingstreet10 god save the cat #larrythecat pic.twitter.com/wSBRazuYfQ
— Marcela antunez (@marcelantunez) July 23, 2019
どうやら来週には、ボリス氏のお引越しも完了するようなので、
また近々、首相官邸では新しい動きがあるものと思われます。
今後しばらくはラリー君関連ニュースは要チェックですね!
関連記事はこちら↓
New York Post(7月26日):Will Boris Johnson evict Larry the Cat from Downing Street?
*ご訪問ありがとうございます*
「ねこねこNEWS」は毎日更新、奮闘中!
以下の3つのブログランキングに参加しています。
更新の励みに応援クリックしていただけると
とてもうれしいです。
*クリック募金 応援中* こちらもポチッとお願いします!
左のバナーのリンク先TOP画面の
CLICK TO GIVE – IT’S FREE!
と書いてあるところをクリック!
あなたの代わりに、米国の動物愛護サイトの
スポンサーがシェルターに保護された
ねこちゃん&わんちゃんのごはん0.6杯分を
寄付してくれます。