【追悼】オーク・シティの強面にゃんこ、タッカー君 22歳
世界一の有名にゃんことして世界中のファンを魅了した
グランピー・キャットこと不機嫌顔のタードちゃんが虹の橋を渡ったのは、
今年の5月のこと。もう半年も前のことなんですねぇ。
全世界のねこ好きさんたちにショックを与えた
7歳1カ月という若過ぎるスターにゃんこの訃報が流れた後も、
ポスト・グランピー・キャットとでもいうべき各国の強面にゃんこたちは、
その仏頂面で、飼い主さんやSNSのファンの皆さんの心を和ませる活動を
続けてくれていたのですが…
米ノースカロライナ州ローリー代表のグランピー・キャット、
オーク・シティ在住のタッカー君も先日、タードちゃんの待つ虹の橋の
向こう側へと旅立って行きました。
オーク・シティの愛されにゃんことして、街ゆく人々を笑顔にしていた
タッカー君は、御年22歳のスーパーご長寿!
人間の年齢に換算すると104歳というギネス記録レベルの年齢で、
つい先日まで街中で元気な姿を見せていたのでした↓
Photo:Instagram
飼い主のロン・カークさんがタッカー君と出会ったのは、2005年のこと。
恋人と別れたばかりのロンさんは、にゃんことの暮らしで心の痛手を癒そうと
地元の動物保護施設を訪れたのでした。若かりしタッカー君は、
シェルターきっての美ニャンでも、愛嬌があるにゃんこでもありませんでした。
それどころか、シェルターにいるわんこたちが里親さん宅の同居にゃんこへの
耐性があるかどうかのテスト役も仰せつかっていたほど、物怖じしない、
可愛げがないタイプのお猫さまだったのです。
それでも、1人と1匹は運命の出会いを果たし、日々の暮らしのコンパニオンに。
タッカー君は、ロンさんのおうちで幸福感と同時にボディサイズも膨らませ、
2015年までには32ポンド(約14.5キロ)の巨体に急成長!
これが、タッカー君が街中のお散歩デビューをするきっかけになりました。
ダイエット記録をアップするインスタ投稿もスタートすることになり、
彼は街の人気ねこになっていったのでした。
こちらは去年のハロウィーンに投稿されたコスプレ写真。
強面だけど、ファンシーコスチュームの着用にも気軽に応じる
サービス精神旺盛のにゃんこでした↓
もちろん、クリスマスにはサンタに変身!
隣にいっしょに写っている強面わんこよりも、
タッカー君の方が凄みがありますね(笑)↓
時には、車椅子のおじいちゃんにナデナデされたり…↓
老若入り乱れの美女軍団に囲まれてみたり…↓
未来の大統領候補たちを相手に
人生論ならぬ猫生論を説いてみたり…↓
テンション高めの兄さまとのツーショットに応じたり…↓
仏頂面のにゃんこにしては、異例とも言える愛されぶりで、
オーク・シティの人気にゃんこの座を不動のものとしていたのでした。
高齢のため、今年になって公共活動からのリタイアを宣言していた
タッカー君ですが、季節のイベントなどの節目には街に出没。
今年のハロウィンにもコスプレ姿を披露してくれていたのでした↓
タッカー君のお写真が拝める最後のインスタ投稿は、
出血大サービスのヅラショット。これは裁判官がかぶるカツラですよね?
高齢になってもボリューミーな体格を維持していたタッカー君は、
ロン毛のカツラも良く似合います↓
この投稿の日付は11月8日。
この時は、ヅラコスプレに応じるほど元気だったのに。。
残念ながら、この後11日にアップされたインスタ投稿には
タッカー君の姿はありません。その代わり、彼の肉球スタンプをかたどった
レリーフと飼い主さんによるタッカー君の訃報を告げるメッセージが
投稿されたのでした↓
投稿文によると、最期は飼い主さんたちの腕の中で
安らかに息を引き取ったようですね。
22年の大往生で幕を閉じたタッカー君の猫生は、
不機嫌な顔ばかりしていたものの、内心はしあわせいっぱいの
恵まれた毎日だったんじゃないかな?
飼い主さんといっしょに、
テレビ番組のインタビューを受けたこともあったんですよ↓
オーク・シティの強面の天使、タッカー君。
そのいやしぶりは、街の人たちの心に刻み続けられることと思います。
22年間の猫生、お疲れさまでした。どうぞ安らかに。
Instagram:oakcitykitty
関連記事はこちら↓
INDY Week(11月11日):Legendary Raleigh Fat Cat Tucker Crosses the Rainbow Bridge
WRAL.com(11月12日):Oak City Kitty, Raleigh’s celebrity cat, dies
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