【英国発】保護猫マクシマス君を記念した保護施設、開設へ!
本日は、過去に「ねこねこNEWS」にご登場いただいたお猫さまの再登場です。
それは、昨年11月に保護され、インターネット界でセンセーショナルを巻き起こした
保護猫、マクシマス君。保護施設のスタッフさんや担当獣医さんの献身的な
治療・介護、世の中の皆さまからの多大な寄付金サポートを受けたものの、
残念ながら、今年の1月に虹の橋を渡ったにゃんこです↓
出典:BBC
「ねこねこNEWS」では、2回にわたって取り上げさせていただいたのですが、
覚えていらっしゃいますでしょうか?
過去記事はこちら↓
2019年12月7日:【英国発】治療費の寄付金が殺到!「Smelly Cat」ことマクシマス君
2020年1月28日:【追悼】満身創痍のマクシマス君、愛されながら天国へ
このたび、このマクシマス君のメモリアル的な意味で、彼の名前を冠する
新しい保護施設がウォルバーハンプトンに立ち上げられることになりました。
その名も「マクシマス・メドウズ」、日本語に訳すと「マクシマスの牧草地」ですね♪
出典:BBC
具体的には、7,500ポンド(約100万円)の資金を調達して、最大20匹までの
保護ねこを収容できる施設を想定。マクシマス君のお世話をしていた
保護ねこチームは現在、協力してくれている里親さん宅で100匹以上の
にゃんこをケアしているため、この施設の開設は、より多くのお猫さまたちが
窮状から救われることを意味します。
マクシマス君のお世話を2カ月間担当した保護チームの設立者、
ルーシー・ストリックランドさんは、マクシマス君の存在が
「野良ねこに対する多くの人々の認識を変えた」と語っています。
こちらは、生前のマクシマス君とルーシーさんのお写真です↓
出典:BBC
彼女は、保護当時、肉球に刺さるほど爪が伸びていてちゃんと歩くことができず、
お猫さまバージョンのHIVにあたるFIVに感染しいたマクシマス君のことを
今でも「もっとも素晴らしい猫」だったと振り返っています。
マクシマス君の治療費のためにチームに寄付された金額は、
総額10,000ポンド(約130万円)以上にのぼりました。
メディアでも取り上げられて、保護ねこ意識を高めてくれたお猫さまでしたね。
BBCも、このたび、こんなまとめ動画をアップしています↓
新型コロナの外出規制期間に突入してから、
保護ねこチームは毎日たいへん忙しい日々を送っているそうです。
理由は、おうち時間が増えたことで、にゃんこをお迎えしたいと願う人が増えたから。
スタッフのみなさまは、里親募集中のホームレスにゃんこたちに対する
問い合わせ対応に追われているようです。
「マクシマス・メドウズ」が開設されたら、里親募集にゃんこに
直接会える場所も増えるし、おうちデビューする野良ねこちゃんたちが
増加することは間違いありません。
すでに新施設開設のための寄付金は6,000ポンド(約80万円)集まっているようです。
ルーシーさんは、7月上旬までに目標金額まで調達したいと語っています。
「マクシマス・メドウズ」開設の暁には、マクシマス君のお写真も
飾られることでしょう。生きている間におうちデビューは果たせませんでしたが、
これはお猫さま的にもかなり名誉なことですよね。
お空の上で元気を取り戻したマクシマス君も、
きっと今頃よろこんでいるんじゃないかなぁ♪
関連記事はこちら↓
BBC News(5月26日):Maximus Meadows: Memorial cattery for rescue cat internet star
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