シニア猫のルビちゃんに思わぬハプニング!抜けた犬歯はいずこへ??

さっぱりしないお天気のGW初日、みなさま、いかがお過ごしですか?相変わらずブログを更新できないまま、連休に突入してしまったねこねーさんです。数日前には、乳がん告知1周年を迎え、抗がん剤の脱毛後の目標だった美容室でのヘアカットも敢行。まだトップの長さがビミョーなのですが、蓮舫さんスタイルの髪型でベリーショートデビューも果たしてみました(笑)

ってなわけで、個人的には原状復帰の節目。仕事の忙しさは相変わらずなのですが、ぼちぼちブログ更新も本気を出さねばっ!と思っていた矢先、我が家のツンデレ姫、ルビアンちゃんに予想外のハプニングが起きました。。

犬歯が抜けたルビちゃん

そうニャンですよー、ルビちゃんの右上の犬歯がいつのまにか抜けてしまったようで、ねこねーさん、ビックリしたのなんのって!「いつのまにか」といっても、歯が抜けたのは、おそらく4月17日の未明から4月18日の朝までの間。18日の朝ごはんの時に、ルビちゃんの両手に血がこびりついていることに気づき、「爪でも引っかけたかな?」と思って爪切りをしようとしたら、あらヤダ!口の周りにも血がついているじゃあーりませんか!

顎のあたりに微かについていた汚れを不審に思って、お口の中を見てみると、あらヤダ、あらヤダ!ルビちゃん、犬歯が1本足りませんよ!!!

いつも朝食時にはキャットタワーの上の定位置でカリカリ待ちのスタンバイをしているルビ子嬢。この日は、寝室の隅っこに潜伏していてなんか変だな?とは思っていたものの、まさか歯が抜けていたとは。。。

またトトちんに追われてケガしただけかなと、危うくスルーしそうなくらい、ご本ニャンはそれなりに元気で、朝ごはんのカリカリも普通に食べていたのですが、さすがに歯が抜けたとなると心配に。

抜けた右上の犬歯は、2年前に獣医さんに歯肉炎を指摘された箇所です。その後、3ニャンの口腔ケアに取り組もうと決意したものの、慣れない歯磨きはやはり難しく、ルビちゃんがお膝の上にやってきた時にときどき「歯磨きシートの刑」に処すぐらいの気休めケアしかできていなかったんですよね。

お口の中のチェックをしても、歯肉炎が悪化している気配もなく、むしろちょっと良くなってきてるんじゃないかと思っていたくらいで。それがいきなり犬歯喪失というショッキングな結果になってしまって、ねこねーさんは海より深く反省。。

その日は在宅勤務だったのですが、打ち合わせ予定が詰まっていて動物病院に連れて行くのは難しい状況…と思ったら、運良く午後のミーティングがキャンセルに!タイミングが良すぎる予定変更を猫神さまに感謝しつつ、ルビちゃんをキャリーに入れて病院へ駆け込むと…

獣医さんは「全然心配ない。むしろ抜けてスッキリしたかも。一応、抗生剤打っておくね」との軽い対応。歯肉炎だった歯茎の腫れは、歯が抜けたことで引いてくるとも言われていました。通院前のネット調査によると、歯の付け根が残ってしまって手術になったお猫さまとか、大変そうなケースが紹介されていたりして、ねこねーさんは気が気じゃなかったのですが、とりあえず、大事にいたらず、ひと安心です。

左右両側にニョキっと伸びていたルビちゃんの犬歯。シンメトリーの美的バランスが崩れてしまいましたが、それもまた個性。抜けたのは右側だし、なくなって症状が沈静化するあたりも、ニャンだか、ねこねーさんのお胸状況とちょっと似ていますね(笑)

ルビちゃん、ちょっとゴメンね、アーンして!こちらが犬歯喪失後のルビちゃんのお口の様子です。↓

犬歯が抜けたルビちゃん

これくらいお口を開けないと、歯の様子はよくわかりません。あの日、ルビちゃんの手に血がついていなかったら、犬歯が抜けていたこと、気づけなかったんだろうなぁ。

歯茎の腫れもすでに治っているようです。ってか、もともとそんなに腫れてなかったんですよね。口臭もゼロだし。口腔コンディションは悪くないように思えるのに不思議。猫の歯って、こんなに突然抜けてしまうものなのか。新たな学びです。

犬歯が抜けたルビちゃん

ルビ+ビビ姉妹は2008年4月生まれなので、ルビちゃんもこの春で16歳。2ニャンとも美魔女なので見た目はまだまだピチピチギャルなのですが、寄る年波はお口の中にも影響を及ぼしているのでしょう。さぼりがちの口腔ケアも、ますますちゃんとしたほうが良いのだと思います。

一方で、ルビちゃんの健康面については朗報も。歯肉炎を指摘された一昨年の血液検査のリポートはブログでも記事化しているのですが、ルビちゃんは腎臓病の疑いが指摘されていたのです。

過去記事はこちら↓
2022年7月4日:毎夏恒例!3ニャンそろって血液検査。今年は少々ビミョーな結果に

あー、過去記事では、自分の人間ドックの胃カメラの結果も心配していますね。まさかその後に、胃の病気ではなく、お胸の大病を告知される身になるとは…夢にも思わなかったんだろうなぁ(遠い目)

ねこねーさんの病気についてはさておき、こちらが当時のルビちゃんの血液検査の結果です。赤い矢印が書かれている「SDMA」という項目の数値から、腎機能の低下が指摘されたのでした↓

ルビちゃんの血液検査の結果

その後、定期的に血液検査で数値チェックをしていたルビちゃん。腎不全のお薬を処方されるほどではなかったものの、数値はじわじわと悪くなっていたのでした。

が、しかし!

抜歯で通院したついでに血液検査もしてもらったら、なんということでしょう!ルビちゃんの血液検査の結果は「SDMA」の値も含めてほぼすべて標準値。血液検査的には、健康優良猫であることが証明されたのです。

こちらは、過去2回の検査結果と今回の結果を並べた画像です。「悪くなった腎臓が良くなることはない」というのが定説なのに、こんなに数値が変わることも起こり得るんですね!↓

ルビちゃん血液検査

じつは、虹の橋を渡った我が家の御大、アンチョ先生も腎臓の数値が改善したミラクルにゃんこ。最期は急性腎不全だったのか、急激に数値が悪化してしまったので、ルビちゃんも油断大敵ではあるものの、今後も定期的に検査を受けていれば、当面はそれほど心配しなくても大丈夫かな?

ちなみに、ギリギリ高値になっていた「GGT」というのは胆のうや胆肝系の障害がある場合に高くなる数値で、これについては、たまたま高くなっただけの場合もあるので、次回の血液検査で様子をみましょうということになっています。

とりあえず、歯の不具合からも腎不全疑惑からも解放されて、よかったね、ルビちゃん!乙女にゃんこの犬歯が抜けるだなんて、それこそ一大事と思ったのですが、ご本ニャンも涼しい顔をしているので、おそらく気に留めていないのでしょう。

犬歯が抜けたルビちゃん

それにしても、ルビちゃんの抜けた犬歯、どこに行っちゃったのかなぁ?ルンバに吸い込まれると大変!と思って、お掃除前にあちこち探したのですが見当たらず。まさか、ルビちゃん、飲み込んじゃってたりしないよね? それとも、ルビちゃんストーカーのトトちんが食べちゃったとか??どちらかというと、後者のほうが可能性がありそうな(苦笑)

連休中は庭仕事をするくらいしか予定がないので、ルビちゃんの犬歯探しがてら、お部屋の断捨離も進めようかなぁ。お天気はイマイチみたいですが、みなさまも愛猫ちゃんと楽しい連休をお過ごしください。

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