刑務所と猫
めずらしく、メジャーなニュースサイトににゃんこの記事が♪ と思ったら…
ええっ!なんなの、この自爆テロ犯みたいなねこちゃんの写真は!?
昨日、一昨日と、あっちこっちのニュースサイトで取り上げられているので、
すでにご存知の方も多いと思いますが、これは、刑務所破りのお手伝いをしたかどで
にゃんこが捕まったという、ブラジル発の仰天ニュースの映像でした。
いちおう日本語版ロイターの記事をリンクしておきますね↓
ロイターの記事(1月7日付)はこちら:
ブラジルの刑務所に猫の「運び屋」、携帯電話など装着
オンラインのニュースでは、どの記事も問題のにゃんこがつかまれている
上記の怪しげな写真1枚しか載っていないので、気になってさがしてみたら、
APのYouTubeチャンネルに動画がありました。
どうやら日本のテレビでも、各局で報道していたみたいですね。
ってか、FNNニュースの永島さん、原稿噛みすぎでしょ(笑)↓
しかし、誰ですかね、
無邪気なにゃんこに、こんな無理強いをするのはっ!
脱獄ネタそのものは映画やドラマみたいで、ちょっとワクワクしてしまいますが、
脱獄アイテムを胴体にテープでグルグル巻きにされて、挙げ句の果てには、
両手両脚つかまれて拉致されて、容疑にゃんこ扱いされるなんて、
当のねこちゃんは、まったくもって、いい迷惑ですよね。
刑務所の看守(?)に取り押さえられている白猫ちゃん、
やけにおとなしくてお人形みたいですけど、恐怖で身動き取れなかったのかなぁ…
つらい思いをしたねぇ。
せっかくにゃんこに白羽の矢を立てるなら、
もっと映画ばりにスマートな方法でお願いしたいですね。
いや、別にねこねーさんは、脱獄を応援してるわけじゃありませんけどね(笑)
今回のケースは、脱獄の共犯者に仕立てられたにゃんこのお話でしたが、
世の中には、ねこちゃんウエルカムの刑務所だってあるんですよ。
この動画は、以前にもご紹介したかなぁ?
米ワシントン州の塀の中で暮らす囚人とにゃんこのニュースです↓
プログラムの一貫として、ねこのお世話にあたっているのは、
軽警備の受刑者たちなんですよ♪
人間を威嚇するなど里親を探すのが困難なホームレスにゃんこを
刑務所内に招き入れ、毎日愛情を込めてお世話することで、
囚人たちの責任感を養い、にゃんこもハッピーになるという、
一石二鳥なプログラムなのです。
YouTubeのコメント欄には
「刑務所にいる猫たちのキャットフードは税金で払うのか?」
なんていうご意見も書かれていますが、
殺伐とした気持ちで人生を送っているであろう受刑者たちの心に愛情が芽生えて、
なおかつ殺処分される運命のにゃんこを救う意味でも、
かなり有効な試みだと思います。
人も猫も人生のセカンドチャンスを願う者同士、
境遇が近い分、親密度も増すのかもしれませんね。
ちょっと古い記事になりますが、関連記事(英語)も載せておきますね。
The Salt Lake Tribune(2012年5月3日)の記事:
Washington prison program: Bunking with cats
お次の映像は、オクラホマ州のワゴナー群の女子刑務所。
ここでも、約60匹のにゃんこが受刑者たちのケアのもと、飼養されているそうです↓
もちろん、中には猫嫌い・猫アレルギーの囚人さんもいるでしょうから、
部屋割りなどには気を配らなくてはならないと思いますが、
塀の中の毎日に生き甲斐が見いだせるし、こういうの、いいんじゃないかなぁ。
あ、誰ですか?そんなににゃんこがいっぱいいるなら、
刑務所に入りたい♪なんて言ってるひとは(笑)
でも、たしかに猫が飼えない住宅事情の猫好きさんにしてみれば、
こんな刑務所は天国かも…いっそ罪を犯して刑務所に…
なーんてダメですよ!これで犯罪が増えては意味がありませんからね。
日本の刑務所では、どうなんでしょうかね?
アニマル・セラピーとかはありそうだけど、さすがに飼ってるところはないのかな?
にゃんこの癒しパワーで、今年も1人でも多くの
心やさしい人間たちが増えるといいなぁ。
あと、にゃんこを使った脱獄計画を立てるのも、もうやめてくださいね(苦笑)
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