ワイルドにゃんこの散髪
4月5日の本日は、意外なところで「ヘアカットの日」なのだそうな。
といっても、ちょっと皮肉な意味のある日なんですよ。
1871年(明治4年)にちょんまげ姿の殿方に対して
「散髪脱刀令」が公布されたのを受け、
ご婦人方の中にも髪を短く切る人たちが続出。ところが、
「男性に限って許可した断髪を女性が真似するのはけしからんっ!」と
翌年の1872年(明治5年)の今日、東京府が断髪禁止令を公布。
その禁止令に反対したご婦人たちが、
この日を「ヘアカットの日」と決めて理不尽さを訴えたのだそうです。
髪型ひとつ自由にできなかった昔の人、
特に型にはまった生き方を強いられた女性たちは大変でしたね。
ねこねーさんは自由な時代に生まれてよかったなぁ、
美容院には年2回しか行かないけど(笑)
さてさて、にゃんこの場合、
ロン毛にゃんこはブラッシングが必要ですが、
よっぽどのことがない限り、ヘアカットをするというのは聞きません。
ロン毛にゃんこの場合、夏場はライオンカットにしている飼い主さんも
いらっしゃるようですが…にゃんこ版のライオンさんもカワイイですけど、
なんだか臆病ライオンみたいで、ネコらしい気高さはなくなっちゃいますね。
こちらは、おどおどした表情のペルシャにゃんこのジャネル嬢。
同居にゃんこのカラー姿にビビっているところですが、
ねこねーさんは、ジャネルちゃんのライオンカットにビックリですよ…↓
これがペルシャにゃんこのトレンディなんでしょうかねぇ。
お次のキジ白の男の子は、パッと見、普通っぽく見えますが、
シッポの先だけライオンカット!
シッポの先の毛の長さから判断すると、本当は
うちのアンチョ先生並みのロン毛なのかなぁ?↓
ねこねーさんは、やっぱり個人的には
ねこちゃんはナチュラルヘアがいちばんだと思うなぁ。
わんこのトリミングとは、なんだか違いますよね、にゃんこの場合。
もちろん、キャットショーレベルのロン毛にゃんこは
特別なお手入れが必要なのでしょうが、
普通のねこさんは自然な毛並みがいちばんですよ!
ですが、場合によっては、本格的なヘアカットが必要になることも。
次にご紹介する動画は、一般的なにゃんことは違うんですが…
これは、米フロリダ州タンパにあるネコ科動物の保護施設
「Big Cat Rescue」のYouTubeチャンネルからのリンクです。
この施設では、飼育放棄や虐待などさまざまな理由から引き取られた
ライオンやトラなどの大型ネコ科動物が100匹以上保護されています。
ヘアカットを受けるのは、カナダオオヤマネコ(Canadian Lynx)の女の子、
ダンスィズ・ウイズ・ウルブズ(Dances With Wolves)ちゃん。
じつは彼女、この施設に来る前に爪を抜かれてしまっていて
長い間、自分で毛繕いすることができなかったようです。
そのため、お顔と首の周りの抜け毛が団子状に固まって、
かなり強烈なドレッドヘアになってしまいました。
花も恥じらう乙女としても、気高き大型にゃんことしても、
飼い主さんのケアがすべてのペットとしても、
見ていて胸が痛くなるほどのヘアスタイル。
ここまでひどい状態になると、やはり猫族といえども、
大胆なヘアカットが必要になります。
ひとまず、2年ほど前にアップされたダンスィズちゃんの
散髪ビフォー&アフター映像(英語)をご覧ください:
この映像、分かる範囲で解説すると…
ダンスィズちゃんのヘアスタイルをどうにかしようと思った施設の人たちは、
彼女が自分で毛繕いをできるように柵のところにブラシを
取り付けるなど工夫を凝らしてみましたが、効果なし。
かといって、ワイルドなオオヤマネコを、一般家庭のにゃんこのように
お膝に乗っけてブラッシングできるわけもなく、
しばらく様子を見守らざるを得なかったようです。
思いきってヘアカットを敢行することにしたのは、
彼女が食欲をなくして、健康診断を受けなくてはならなくなったとき。
大胆に刈られた毛は、その後、元通りに生えそろい、
女の子らしいサラサラヘアに戻った、というわけです。
髪は乙女の命ですからね、よかった、よかった♪
体調のほうも献身的な治療の結果、良くなったみたいです。
ネコ族も人間も、健康体のナチュラル・ビューティーがいちばんですよー!
ま、人間の場合、足りない魅力は髪型で補うという、奥の手がありますが(笑)
春4月、ビューティーアップをご希望の方は、いざ美容院へ!
年に一度の「ヘアカットの日」ですから、
思い切って大胆なイメチェンに挑戦してみてください。
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