にゃんこ、わんこになる？

Yahoo! Japanの映像トピックをひさびさにチェックしてみたら、
わんこのような行動をするにゃんこの動画が紹介されておりました。

映像の説明には「イギリスのCM」としか書かれていなくて、
かなり意味不明だったのですが、CMのラストに表示される企業名を見ると
どうや英国の携帯電話会社、O2のテレビCMみたい。

ケータイ会社のCMらしさはゼロなのですが…
とりあえず、本編をご覧ください↓

「私はかつて猫だった。
毎日、同じことのくり返し。
9時から10時まで退屈して、
ランチまではそっけない素振りをしてみて、
その後も、よそよそしく無関心を装う…」

という、物憂げなロン毛にゃんこの独白で始まるこのCM。

そんなにゃんこが、
「なんで猫なんだろう。なんでもっと犬みたくなれないのか？」
と思ってしまったから、さあ大変！

おうちの玄関の猫ドアから勢いよく飛びだして、
あたかもわんこの如くボールや自分のシッポとたわむれたり、
フリスビーをお口でキャッチし、池で泳いだ後にブルブルして…
にゃんこはますます、わんこ的な生き方に輝きを感じます。

そして結論…
「みんな、もう少し犬みたいになったほうがいいんだ。」

CM的には、とっても面白くて、ロン毛にゃんこの熱演に拍手喝采なのですが、
これ、ちょっと考えると、もしかすると「にゃんこ差別」なのでは？
と、ねこねーさんは感じてしまうわけですよ。

だってねぇ、にゃんこはにゃんこで、わんこ並みに
イキイキと人生ならぬ猫生をエンジョイしてますからね。
失礼しちゃいますよねぇ、まったく。

それにしても、ケータイ会社のCMとしては突飛だし、
一体全体、この無理矢理なメッセージはどこから出てきたのかなぁ？
と調べてみたら、もう1本、こんな動画がありました↓

英語のスーパーを超テキトーに訳してみると…：

現代社会は、驚きに満ちている。
素晴らしいことを体験できるし、
ボタンを押せば何でもできるし、
すべてが身の回りにあって、
すべてが素晴らしい。

それでは、なぜ私たちは
現代社会に驚嘆させられるのか？

私たちの暮らしを見てみましょう。
退屈して、疲れきって…
まるで「猫みたい」と思うかもしれません。

猫たちは、孤立していて、無感動で…

私たちはもっと「犬みたい」になるべきなのです。
犬たちは何にでも夢中になれる。
靴は素晴らしいし、人間たちも素晴らしいし、
テクノロジーは、さらに素晴らしい。

だから、私たちも皮肉な考えは打ち捨てて、
何にでも挑戦する犬みたいになろう。

…なんだか、我らがアイドルのねこちゃんたちが、
超ダメダメに表現されているんですけど？

ちょっと、ちょっと、お兄さん？
あニャた、にゃんこの素晴らしさを知らないでしょう？
と、ねこねーさんは思わず、ツッコミを入れたくなりますが（苦笑）

O2の特設サイトでは、
「犬たちにとって、人生とは大いなる冒険です。
彼らは常に遊び続け、探究心を忘れません。」として、
消費者に新しいことへの挑戦を呼びかけていますが、やっぱりなんだかイマイチ、
なんのサイトだか、よくわかんない感じかなぁ？

O2の特設サイト（英語）はこちら：Be more dog

この企画、「Be more cat」のアプローチで
裏バージョンを展開してくれるとうれしいんだけど…（笑）

わんこももちろん素晴らしいですが、
やっぱり、にゃんこはサイコーですからね♪

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