ねこの視界で世界を見ると…
おうちのにゃんこは毎日、どんなふうにこの世界を眺めているのか。
愛猫家の飼い主さんなら、誰でも気になってしまいますよね。
同じ屋根の下で暮らすにゃんこと人間が見る世界の違いは、
一般的には、視線の高さの違いだけのように思われがちですが、
どうやらそれだけではなさそうです。
もちろん、この動画みたいに、にゃんこの身の丈に合わせた視線で
世界を見るだけでも、人間にはかなり新鮮なのですが↓
ところが、どっこい。
ねこちゃんたちが見ている世界は、もっと違っていたのです。
人間の視覚とにゃんこの視覚の違いについての仮説を立て、
アーティストのニコリー・ラム(Nickolay Lamm)氏がビジュアル化した
こんな映像比較が、最近話題になっています。
上が一般的な人間が見た世界、下が同じ世界をにゃんこの視覚で見た場合です↓
ビックリするほど違いますねぇ。。
上記の映像は、以下に挙げる人間とにゃんこの視覚の違いを考慮して
作成されたもののようです。
参考にした英文記事の内容を、ねこねーさんの怪しい英語力で
ざっくり日本語にしてみると…:
・人間の視野は180度なのに比べ、猫の視野は200度ある。
・人間の周辺視野は左右20度であるが、猫の場合は30度。
その範囲内はボケて見える。
・楕円形の瞳や大きな角膜、目の網膜の下にある“タペータム”という組織のおかげで
猫は薄暗がりの中でも人間の6〜8倍も物を良く見ることができる。
・正常な人間が100〜200フィート先のモノをはっきり見える場合でも、
猫は20フィートの距離まで近付かなければ同じような視界を得ることができない。
(猫の視力は0.2〜0.1)
・猫は、赤色覚異常の人間や犬と同様に、二色型色覚であると考えられており、
450〜454nmおよび550〜561nmの(青紫色と黄緑色の)範囲で最も顕著に色彩に
反応するとされている。いくつかの研究結果によると、
猫はサードコーン・タイプと呼ばれる500-520nm(緑色)の光の範囲において
もっとも認識するとも言われている。
赤色覚異常の人間の場合は、青色と黄色に限って認識するが、
おそらく猫も同様に赤色を認識しない色彩感覚を持っていると考えられる。
・人間の網膜には、猫より多くの錐体視細胞があり、特に中心窩の付近には
多くの視細胞があるとされている。そのおかげで私たちは鮮やかな色彩に溢れた
解像度の高い世界を認識することができる。犬や猫は、人間よりも多くの
錐体視細胞を持っているが、それらは薄暗がりや夜間に優れた視力において
優位性を発揮する。犬や猫には中心窩は存在しないが、網膜の他の部分よりも
より多くの錐体視細胞がある部分があり、さらに暗所で反応するが
色は区別できない桿体視細胞も豊富に存在する。
・この桿体視細胞の増加は、動きのあるものをより速くとらえることを可能にし、
同時に夜間の視覚も発達させている。その一方で鮮明な色彩や解像度に優れた映像を
結ぶことは難しくなっている。興味深いことには、人間は猫よりも10倍も遅く
対象物の動きを認識していることになる。
うーん、なんだか難しいですねぇ。。専門用語も入ってるし、
ねこねーさんもちゃんと訳しきれているか自信がないので、
興味のある方は、以下のリンク先のオリジナルの英文を参照してみてください。
関連記事(英語)はこちら↓
MyDeals.com(10月15日):What Do Cats See?
NBC NEWS(10月16日):Cats see the world in an entirely different light — but you knew that
とにかく、人間とにゃんこは、おめめの構造上の違いから、
同じものを見ていても見え方がこんなにも違っているということなんですね。
ということは、ピンク色大好きなわが家のビビ子さんは、
ピンク色をピンク色として認識していないのか…???
いや、乙女にゃんこのビビちゃんには、きっと第三の目があって
ときめきの乙女カラーのピンクだけは、人間以上にビビッドに見えているに違いない。
ねこねーさんは、勝手にそう信じることにしようっと(笑)
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