にゃんこが鍵泥棒!?
よそ様のお宅から勝手に何かを持って来てしまうことを、
世の中的には「ドロボー」と呼びますが、
このたび英国のロンドン北東部ストーク・ニューイントンに暮らすネコさんに
そのドロボー容疑がかけられました。
こちらが、その容疑にゃんこ、マイロ(Milo)ちゃん↓
ごくごく普通の家ねこちゃんですが、ちょっと違うところは、
首からぶらさげた大きな鍵の束。さすがドロボー、この鍵を使って
近所のおうちにこっそり侵入…しているわけではなくて、じつはこの鍵が、
盗んで来たブツだったりするのです。
彼女がご近所さんのおうちから勝手に拝借してきてしまった獲物は、
このとおり、モノの見事に鍵ばかり↓
にゃんこのくせに、鍵コレクターだなんて、なかなかいい趣味してますね♪
なーんて、呑気に関心してもいられません。
モノが鍵だけに、盗まれた被害者さんたちはきっと大慌てでしょうから。
じつは、このマイロちゃん、自分ではドロボーしているつもりはまったくなくて、
実際に、鍵のほうが彼女についてきちゃったようなのです。
事件の謎を手短かに解き明かすと…
日本ではあまり見かけませんが、ねこを飼っている英国の家の玄関や窓には、
ネコ専用の出入り口(キャット・フラップ)が取り付けられることが多いのです。
最近のキャット・フラップは、専用の磁石がついた首輪をしている飼い猫だけが
家の中に入れる仕組みになっていています。マイロちゃんのおうちに設置されている
キャット・フラップも、その磁石式なのです。
たぶん、これと同じタイプのものなんじゃないかなぁ↓
ところが、この首輪についている磁石が強力すぎたから、さあ大変!
マイロちゃんがお散歩に行くたびに、知らず知らずに
ネジやらボルトやらの鉄の小物を首輪の磁力が見事にキャッチ。
そして鉄の固まりがジャラジャラしている鍵の束も、
もちろん逃さず、首からぶら下げてお持ち帰りすることに。
ただし、ここで疑問が…
クルマの鍵とか家の鍵って、普通に考えれば、
そのへんの道端に落ちているものじゃありませんからね、
どう考えても、家の中にあるものをくっつけて来たとしか思えない。
ということは、マイロちゃん、あなた、
ご近所さんのおうちの中に勝手にあがりこんでいましたね!
たぶん、同じようにキャット・フラップを取り付けてあるおうちに、
留守中、こっそりお邪魔していたんでしょうねぇ…
たしかにドロボーはしてないかもしれないけど、
それは立派なフホーシンニュー。
にゃんこといえども、きっとそれは犯罪ですよ、犯罪!
飼い主のキルスティンさんが、たまたま鍵の束をぶらさげてやってきた
マイロちゃんを見つけて事件の謎は無事に解明しましたが、追跡捜査の結果、
裏庭に12、家の周りに8つの鍵が見つかったのだそうです。
詳しくは12月10日付のMail Onlineの記事(英語)へ:
Collared, the cat burglar who can’t stop stealing keys thanks to her magnetic tag
過去数ヶ月の間に、合計20以上もの鍵をご近所さんちから
意図せず盗んでしまったマイロちゃん、きっと鍵だけじゃなく、
よそのおうちのネコごはんも、ちゃっかりいただいちゃってるんだろうなぁ。。。
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