三毛猫ボーイ、ジェイクくん
かな〜り前に「ねことりびあ」として、南極観測隊に同行したにゃんこ、
タケシくんについての記事を書きましたが、覚えていらっしゃいますか?
このタケシくん、南極に行ったというだけでも超レアなにゃんこなのですが、
もうひとつ、他のねこちゃんたちとは違う珍しい存在だったのです。
それは、タケシくんが三毛猫の「オス」だったということ。
ご存知の方も多いと思いますが、普通、三毛猫ちゃんは
遺伝的にほとんどが「メス」なんですよね。
なので、男の子の三毛ちゃんは、とっても貴重な存在なのです。
今回、海の向こうの英国ケント州から、
その珍しいオスの三毛猫ちゃんを紹介するニュースが届きました。
こちらが、その三毛猫の男の子、ジェイクくんです↓
Steve Bainbridge Photography Limited ©2013
ジェイクくんを紹介しているMail Onlineの記事によると、
三毛猫のオスが生まれる確率は、40万匹に1匹。
飼い主のリチャード・スミスさんは、ジェイクくんが珍しいにゃんこであることは
まったく知らずに家族としてお迎えしたそうです。
ジェイクくんの獣医さんも、三毛の毛色から女の子と思い込んでいたので、
お股のタ○タマを見てビックリ!30年間の獣医生活で、
三毛猫の男の子に出会ったのは初めてだったとか。
X染色体を1本しか持たないオス猫の毛色は、一般的には2色になるのが普通。
ジェイクくんのように3色になるのは、飼い主のリチャードさん曰く
「DNAのアクシデント」らしいです。
こちらは、飼い主のリチャードさんとジェイクくんのイケ面ツーショット↓
Steve Bainbridge Photography Limited ©2013
ジェイクくん、明るい茶色の毛色で、絵に描いたような三毛模様ですね。
でもお顔をよーく見てみると、やっぱり男の子っぽいかも。
真っ黒なお鼻が、男の子の凛々しさを強調している感じかな?
Mail Onlineの記事(英語)はこちら:
Scarcey cat: Jake is Britain’s rarest moggy as a male tortoiseshell
ついでに、今回の記事のおまけネタを少し。「三毛猫」は英語だと
“calico cat(キャリコ・キャット)”が一般的だと思うのですが、
この記事では”tortoiseshell cat(トーティシェル・キャット)”が使われていますね。
トーティシェル・キャットは、直訳すると「べっ甲猫」。
カメさんの甲羅のべっ甲みたいな模様ってことで「さび猫」を指す場合が
ほとんどなのですが、イギリス英語だと「三毛猫」も含まれるのかな?
わが家のビボーの乙女、ビビ子さんの毛色は、さび猫ちゃんっぽい三毛なので、
彼女の場合、トーティシェル・キャットはピッタリかも?ご本ニャンは
「べっ甲なんて、ババくさくてイヤにゃの!」とか言いそうですが(苦笑)
ちなみにキャリコ・キャットの”calico”は「更紗」の意味。
べっ甲よりオシャレな響きですが、更紗自体はやっぱりオバさんイメージかなぁ。
金魚のキャリコ流金とかはカワイイですけどね♪
話が横道にそれてしまったので、三毛猫ボーイに戻しまして…
YouTubeにも三毛猫の男の子の動画がいくつかアップされています。
こちらは、フィルくん。男の子ですが、なかなかの美ニャンです↓
かなりの甘えん坊さんっぽい感じですね。
お次の子のほうが、お顔が男の子っぽいかな?↓
長くて立派なシッポは、少しロン毛気味♪
最後は、ちびニャンコの三毛猫ボーイ。
動画の中で”she”と呼ばれているので誤解が生じそうですが、
獣医さんに調べてもらった結果、”he”であることがわかったようです。
美少年とママの生脚にも注目(笑)↓
国内のYouTube動画にも、三毛猫の男の子を撮影した映像が
アップされているので、気になる方は検索してみてください。
男の子でも女の子でも、どっちもカワイイ三毛猫ちゃんですが、
「珍しい」ということが、ポジティブに受け取られて
特別に大切にされるのは、悪いことじゃないかもしれませんね。
なかにはタケシくんみたいに、南極にまで行けちゃう子までいますから。
もちろん寒がりにゃんこにとっては、とんだ災難ですけど…
少なくとも、タケシくんは南極生活を満喫していたいみたいです♪
三毛猫ボーイ以外のマイノリティにゃんこたちも
貴重な存在として大事にされるといいなぁ。
ニャンコもヒトも、生まれながらの個性に誇りをもって
正々堂々胸をはって生きていきたいですからね。
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