廊下の落とし物
昨日、ベランダでホテイ草とルビアンちゃんの写真を撮ってから、
部屋の中に入ると、廊下の薄暗がりの中に奇妙なモノが落ちていました。
予想外の落とし物は…瀕死のアブラゼミさん↓
ねこねーさんちのお庭は土の部分が多いので、毎年セミさんが誕生しては
庭木でミンミン鳴きまくっているのですが、ベランダのほうにまで
飛んで来てしまう子がたまにおりまして…で、運悪く愛猫ちゃんたちに
見つかってしまうと、落とし物として室内で発見されるわけです(苦笑)
このセミさんは廊下で静かにひっくりかえっていましたが、
鳴き声も聞こえなかったし、もともと弱っていたのかなぁ?
かろうじて命はあるようですが、手乗り状態にできるほど弱っていました。
よく見ると、羽根に穴が…↓
脚の先っぽも欠けてしまっていて、おそらく3ニャンのうちの誰かに
くわえられて運ばれるうちに負傷してしまったのでしょう。
ちょっとちょっと、ビビ子さん!
あニャた、またもやハンターの血が騒いじゃったんじゃないの?
こんなのが廊下に落ちてましたけど…
この子はアブラゼミさんですよ。いつもお庭でミンミン鳴いてる子。
おうちの中に無理矢理つれてこられて、元気がないんですよ。
ビビ子さんは動くものには、めちゃめちゃ敏感に反応するのですが、
このセミさんは立っているのがやっとの状態で、ビビちゃんは無反応です。
セミさん、大丈夫ですよ。この感じだとビビ子さんは襲ってこないし、
それに、ねこねーさんはセミさんを襲った犯ニャンは
ビビちゃんじゃないと思うな。
うん、そうだよね。
ねこねーさんもビビ子さんはシロだと思う。
いちおう、アンチョ先生も尋問しておこうかな?
アンチョくん、このセミさん知ってる?
うん、やっぱり無関心。
犯ニャンは、おそらくいつものように、ここに登場していない
残りの1匹…ベランダ好きのあの方ですね(苦笑)
過去にセミさん誘拐の現行犯で捕まえたことがあるので、
まぁ、間違いないでしょう。
この後、アブラゼミさんはお庭につれていって
梅の木に止まらせてあげました。
弱っていたけど、見たところ、それほど重症ではない感じなので、
頑張って貴重なセミの一生をまっとうしていただきたいなぁ。
昨日はちょっとだけ庭で草刈りをしたら、雑草を刈った後に
セミ穴がいくつも現れました。アブラゼミの場合、6年ほど地中で幼虫として
暮らし続けてから、地上に出てくるみたいです。
何年もかけてせっかく地上に出てきて、捕まってしまっては残念すぎるので、
セミさんたち、ベランダにはあまり近付かないでくださいね。
ルビちゃんが待ち構えていますからね(苦笑)
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