ウィキリークスのアサンジ氏、大使館で子猫にメロメロ!?
3日ほど前に開設された、とある猫関連のTwitterアカウントが、
世界的に注目を集めています。
“Embassy Cat”(大使館の猫)というユーザー名のもと、
にゃんこからメッセージというカタチで投稿されているツイートは、
5月9日の初投稿から今日まで、すでに12回ほどつぶやかれているのですが、
記念すべき初回ツイートは、Embassy Catご本ニャンと
ミステリアスな白髪のおヒゲの人物とのツーショット写真でした↓
New home! I've arrived! pic.twitter.com/N7PeuSti4I
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月9日
じつは、このあごヒゲの人物は、内部告発および情報漏えいを目的として
2006年に立ち上げられ、現在も運営中のWEBサイト、
ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジ氏。
'Small curs are not regarded when they grin; But great men tremble when the lion roars' @DiploMog pic.twitter.com/MxLgvZllE1
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月9日
現在、婦女暴行の容疑でスウェーデン当局から身柄の引き渡しを求められている彼は、
逮捕を逃れるため、2012年6月から現在に至るまで4年近くもの間、
ロンドンのエクアドル大使館に引きこもり中…
ひとたび大使館を出て身柄を拘束されてしまうと、米国に送還され、
ウィキリークスで米政府の機密文書などを公表したスパイ罪に問われ、
死刑判決がくだるのではないかという懸念から、
大使館の外に1歩も出ることができないでいるのです。
そんな篭城中の父親の気を晴らすために、
アサンジ氏の子どもたちから贈られたのが、この生後2カ月半のおんニャの子↓
Photo:Twitter
名前はまだつけられていないのか、公に明かされていないのか、
いまいち不明ですが、“Embassy Cat”(大使館の猫)というユーザーネームで
彼女が運営しているTwitterアカウントは、おそらくパパさんの趣味なんでしょうね。
米国務省などの外交関連のおカタいアカウントを主にフォローしています。
にゃんこ関連のフォローアカウントは、いまのところ、ひとつだけ。
それは、「ねこねこNEWS」でも4月14日の記事で取り上げた
英国の外務省に勤務しているネズミ捕獲長、パーマストン君のTwitterアカウント。
参考にした記事によると、Embassy Catからパーマストン君宛にTwitter経由で
メッセージも送られているようなのですが、今のところ、まだ返信はない模様。
飼い主さんであるアサンジ氏が、かなりの曰く付きの人物なので、
リアクションに困っているといったところでしょうか。
通常のツイートに関しても、パパさん譲りの政治よりのつぶやきが多いのが
Embassy Catの投稿の傾向です。
たとえばこちらは、米国家安全保障局(NSA)の監視プログラムを暴露した
エドワード・スノーデン氏の5月4日のツイートを
にゃんこバージョンに
解釈し直した内容です↓
#Snowden #FreeLauri – @SomersetBean pic.twitter.com/CYFLmQg4MN
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月9日
「エド曰く…先進民主主義国においては、警察はにゃんこ市民から
パスワードを要求したりしニャい」
もちろん、小難しい内容とは無縁のこんな感じの萌えツイートもありますよ↓
彼女のツイートには、メッセージに必ずねこ絵文字が添えられているのが特徴的。
アサンジ氏、意外とお茶目な方なのかな♪
Exciting first day but finally settled down and feline fine 😺 pic.twitter.com/GeMtAy0a3v
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月9日
こちらは、言語学者・社会哲学者のノーム・チョムスキー氏のポートレートと
Embassy Catのツーショット。インテリ度の高い1枚です↓
Awake and exploring! Apparently this Human wrote Manufacturing Catsent 😹 #chomsky pic.twitter.com/VaHew4yCGB
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月10日
半日ほど前に投稿された、最新のツイートはこちら↓
Nothing suspicious under here… 😼 #counterpurrveillance pic.twitter.com/k5udp0zTJS
— Embassy Cat (@EmbassyCat) 2016年5月10日
こんな子が引きこもりライフのパートナーになってくれるなんて!
アサンジ氏も彼女のことが、可愛くって仕方ないんだろうなぁ。
まさに退屈MAXの篭城暮らしの毎日に、突如あらわれた天使ちゃんですね。
Embassy Catのツイートからは、アサンジ氏のメロメロぶりが伺われますが、
ネットで検索すると、彼はウィキリークスの元メンバーの愛猫を虐待したなんていう
けしからんニュースもヒットしたりするので、心配な気もしなくもないのですが、
とりあえずEmbassy CatのTwitter投稿が続く限りは、彼女の元気な姿は保証される
はずなので、この先も三日坊主に終わらずに投稿を続けていただきたいなぁ。
現在44歳のアサンジ氏、近影を見る限りでは、かなり老けた印象なので、
長引く篭城生活の心労も影響しているのでしょう。
現在は、国連の人権委員会が味方についてくれているようなので、
篭城生活にピリオドが打たれる日も、そう遠くないかもしれませんが、
当面は、子猫ちゃんに唯一の癒やしを求める日陰者暮らしが続きそうです。
まだ若くて頭のいい方なので、個人的には、大使館に引きこもったまま
表立った活躍ができないのは、非常にもったいないように思います。
とはいえ、レイプ疑惑とか、動物虐待とか、ネガティブなウワサもあるのが
このアサンジ氏。火のないところに煙は立たないといいますからね、
Embassy Catの登場で人間的にもやさしくなって、これからも、いい意味で
人々が関心を寄せるメッセージを世の中に発信していただきたいですね。
ジュリアン・アサンジ氏の日常が伺える
Embassy CatのTwitterアカウントはこちら↓
Twitter:Embassy Cat@EmbassyCat
関連記事はこちら↓
ITV News(5月9日):Kitten keeps WikiLeaks founder company as he nears four years in embassy
CNN International(5月10日):‘Counter-purrveilance’: Julian Assange gets a kitten for company
BBC News Japan(5月10日):アサンジ氏、大使館で子猫を飼いはじめる 名前はまだない
*ご訪問ありがとうございます*
「ねこねこNEWS」は毎日更新、奮闘中!
以下の3つのブログランキングに参加しています。
更新の励みに応援クリックしていただけると
とてもうれしいです。
クリック募金 応援中 こちらもポチッとお願いします!
左のバナーのリンク先TOP画面の
Click Here to Give – it’s FREE!
と書いてあるところをクリック!
あなたの代わりに、米国の動物愛護サイトのスポンサーが
シェルターに保護された ねこちゃん&わんちゃんの
ごはん0.6杯分を寄付してくれます。