【南アフリカ発】超レアな狼にゃんこ、ケープタウンで見つかる!
本日ご紹介するニュースも、昨日に引き続き、
過去にお伝えしたニュースの関連ネタです。
「ねこねこNEWS」ご訪問の古株さんたちは、2年前に取り上げたレアにゃんこ、
ライコイについて、覚えていらっしゃいますでしょうか?
「ライコイ」という名前にピンと来なくても、
狼男を彷佛させるインパクト大のルックスを見れば、
思い出される方も多いかと思います。
過去記事はこちら↓
2014年2月13日:まるで狼男!新種にゃんこ、ライコイ登場!
ライコイの歴史を探ると、ふたつのルーツがあるようなのですが、
そのいずれもブリーダーさんが人為的に作り出した純血種ではなく、
自然発生的に、たまたま生まれた突然変異にゃんことのこと。
2011年に純血種としてのブリードが開始されてから、
まだ世の中に34匹しか存在していない超絶レアなライコイですが、
このたび、南アフリカのケープタウンで35匹目の存在が確認されたのです。
しかも、その貴重なお猫さまが発見されたのは、
ニャンと、とある会社の庭の茂みの中。
ごく普通のトラ猫のママさんが育児放棄をして
取り残された6匹の子猫のうちの1匹が、ライコイだったのです。
子猫を保護した動物保護団体、TEARS Animal RescueのHPには、
その貴重なにゃんこの写真が掲載されています。
こちらが、そのレアにゃんこ。チビにゃんこのくせに、いっちょまえに
香箱座りなんてしちゃって、かなり寛いでいるように見えますね♪↓
Photo:TEARS Animal Rescue
以前ご紹介したライコイの写真と比べると、かなり薄毛で、
ライコイのことを知らない人が見たら、ただの皮膚病か何かだと
勘違いしてしまいそうな感じですが、おそらく他の兄弟にゃんこと比べて
ひときわ異彩を放っていたのでしょう。
TEARSに保護された時も、普通の子猫のように遊ぶことがなく、
猫というより犬のような性格をしているので、施設のスタッフも戸惑ったようです。
見た目もこんなですから、最初は病気だと思っていたのだとか。
とにかく、見た目の違いで人間からいじめられたりせず、
理解のある保護団体に迎え入れられて本当に良かった!
Photo:TEARS Animal Rescue
ライコイのブリードは、南アフリカでも行われているようですが、
自然発生的に南アで生まれたライコイは、この子が初めてのようです。
ライコイに詳しいアメリカの獣医師、ジョニー・ゴブル氏によると、
過去に発見された自然発生のライコイは、動物保護施設に収容されているにゃんこ、
TNRプログラム下の地域猫、お外暮らしの野良猫ちゃんの中から、
それぞれ見つかっており、純血種としてのライコイのブリード・プログラムの
初期メンバーは、すべて保護猫だということです。
それゆえに、ゴブル氏と彼の仲間たちは、ライコイのブリードのことを、
「セカンド・チャンス・ブリード」(二度目のチャンスのブリード)と
呼んでいるのだとか。なるほど、皮膚病もどきの野良猫ちゃんから、
超絶レアにゃんこへとスーパー飛び級扱いの格上げですから、
まさに的を得た表現ですね。
Photo:TEARS Animal Rescue
純血種のにゃんこの中には、遺伝子疾患を運命づけられた種族も
少なくないのですが、その点、このライコイは、人為的なコントロールの
影響を受けることのない、健全なパパ&ママにゃんこから
ごく自然に生まれていますから、免疫システムもしっかりしていて、
今のところ、遺伝病の傾向も見られないようです。
誰だって家族の一員としてお迎えする子には、健やかで長生きしてほしいもの。
純血種に魅了される飼い主さんの中には、この遺伝疾患のために
悲しい想いをされた方も少なくないのでは?
その意味でも、ライコイにゃんこは希望の星!
かなり奇抜なルックスなので、好き嫌いは分かれそうですが、
この先も順調に数が増えて、メジャーなにゃんこの仲間入りができるといいなぁ。
ちなみに、今回保護されたライコイにゃんこは男の子で、
里親募集はしておらず、施設で飼育するそうです。
名前も決まって、南アフリカのコサ族の言葉で“The One”と意味する
「Eyona」と名付けられた模様。読み方は「イヨナ」でいいのかな?
今回のEyona君の発見が引き金になって、施設にいる里親募集中の
他のわんにゃんにも注目が集まるといいですね♪
関連記事はこちら↓
traveller24(5月17日):#ShockWildlifeTruths: Rarest cat on EARTH found in Cape Town Company’s Gardens
Sunday Times(5月17日):He’s ‘The One’: World’s rarest cat found living rough in Cape Town
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