【追悼】和歌山電鐵の社長代理ウルトラ駅長ニタマちゃん
相変わらず連日お仕事が詰まりっぱなしで、ニュースサイトを確認する時間も取れないねこねーさんなのですが、今月はLINEでフォローしているメディアやX界隈のチラ見から拾えそうなネタがいくつかあって、今月はそのあたりのニュースでそろそろブログを更新しようかな、と思っていたのですが…
一昨日、思いもかけずに飛び込んできたのが、和歌山電鐵の社長代理ウルトラ駅長ニタマちゃんの訃報です。
ねこねーさんは、この三連休の初日に毎年恒例のギンナンの下処理大会を頑張ろうと思って、お昼過ぎからせっせと庭先から拾い集めたギンナンを剥きまくっていたのです。2桶目に映る前の休憩時間にLINEトーク画面に溜まりまくっていた未読投稿を開封していた途中で、ニタマちゃんがお空に旅立ってたことを知りました。
ロン毛にゃんこの美猫だったニタマ駅長、「ねこねこNEWS」でも何度も取り上げさせていただいた常連さんです。駅長帽の似合いっぷりもピカイチでしたね。

たま駅長の意志を継いで、日本のねこ駅長界を引っ張ってきてくれた功労にゃんこですから、あまりに突然のお別れにねこねーさんも動揺してしまって、その後のギンナン下処理大会中も妙にしょんぼりしてしまいました。
お空の上から和歌山電鐵 貴志駅を見守り続けているたま駅長も、突然のニタマちゃんの訪問を受けて驚いたのでしょう。ニタマ駅長が他界した翌日には、こんな投稿をアップしています。
たま駅長が虹の橋の向こうにお引越ししたのは、2015年6月、16歳でした。ニタマちゃんは2010年のひな祭り生まれの15歳。どこまでも偉大なたま駅長の後輩でありつづける姿勢に、たまちゃんの投稿を読んで思わずホロリとしてしまいました。
でもニタマちゃんの功績も素晴らしいんですよ。出世街道を肉球暴走気味に駆けぬけた経歴については、記載間違えがあるといけないので、和歌山電鐵HPのスクショでご紹介させていただきます。

それにしてもニタマちゃん、まだまだ活躍していただけると思っていたのですが…15歳は人間の年齢に換算すると76歳で後期高齢猫のお年頃であるとはいえ、近年のお猫さまは二十歳を目指してご長寿ライフを満喫できるようになりましたからね。
たま駅長のX投稿によると、今月3日には元気な姿で社長さんにも抱っこしてもらっていたようです。
ただ、食欲が落ちているとのことで、この写真が撮られた翌日から駅長業務は若手に任せて休養をとっていた模様。
その後、体調が戻ることなく、たま駅長の元へ旅立ってしまったニタマちゃん。駅長業務を頑張っているはずの後輩がいきなりお空の上に現れて、たまちゃんもさぞかし驚いたことでしょう。
たま駅長のXアカウントには、過去のニタマちゃんの晴れ姿も再掲されています。
これは、「ねこねこNEWS」でも2022年2月にご紹介した「たま神社の宮司就任」の際の御朱印イベントの動画ですね。
過去記事はこちら↓
2022年2月26日:【スーパー猫の日リポート】<その4>和歌山電鉄のニタマ駅長がたま神社の宮司に就任!芦ノ牧温泉駅の記念御朱印も発売中!
先輩にゃんこのたま駅長にとっては、ニタマ駅長は「ニタマごちゃん」と呼ぶほどの可愛い存在。子猫時代の萌えまくり写真も披露してくれています。
大人にゃんこになってからのエレガントな姿も素敵ですが、子猫時代の愛らしさは格別ですね。「ロン毛×三毛猫×チビにゃんこ」の胸キュントリプルパワーが爆裂しています。
駅長帽を「ジュリー被り」してみかん箱電車に乗っているこんな動画も。
ちなみにこのみかんは、ねこねーさんも購入して美味しくいただきました!みかん箱も長らくリビングに置いてあったのですが、残念ながらトトちんのマーキングおしっこ攻撃を受けて泣く泣く処分することに。そのうち、また入手しなければ!
過去記事はこちら↓
2021年12月15日:たま駅長も推奨!たま電車デザインBOX入り「沿線みかん」ダンボール爪とぎ付き!
和歌山電鐵と同じ両備グループが運営する夢二郷土美術館の黒猫ちゃん、黑の助くんも、後輩にゃんこらしいこんな投稿をしています。
一方で、ニタマ駅長が不在となった貴志川線界隈の現状はというと、今年8月にたま駅長の投稿でXデビューしたと思われる子猫の「ちび太」ちゃんがお別れモード無縁の無邪気な姿で周囲の人々を和ませているようです。
ニタマちゃんのおかげで、後輩にゃんこたちも立派な駅長に育っていますしね。こちらはマネージャー駅長に就任しているよんたまちゃん:
ごたまちゃんの近況映像もあります:
そういえば、今年の「ねこねこNEWS」は、このごたまちゃんの「ふく駅長就任」のニュースから始まったんですよね。まさか、その同じ年の終わりにニタマちゃんの訃報をお届けすることになるとは…。
過去記事はこちら↓
1月13日:祝・和歌山電鐵 「謎ちゃん」が、ごたま“ふく”駅長に!
たま駅長の投稿によると、ニタマ駅長の社葬は、来月12日(土)に貴志駅で行われるそうです。
和歌山電鐵株式会社(11月21日):訃報について
ニタマちゃんの社葬については、「ねこねこNEWS」でも取り上げる予定ですが、たま駅長の社葬のときは、ねこねーさんはライブ配信でリモート参加しながらMacの前でボロ泣きしていた記憶が…ニタマちゃんの社葬も配信があるのかなぁ、どうかな?
今頃は、お空の上でたま駅長と積もる話をしていると思われるニタマちゃんですが、たまちゃんは、いつもこんな感じに毎日貴志駅に降臨していますからね。
もしかすると、社長代理まで務めた仕事熱心なニタマちゃんですから、すでにたま駅長と並んで貴志川線の見守りパトロールを行っているのかもしれません。
たま駅長から譲り受けた大役を果たすべく、駅長業務を華麗にこなしてきたニタマ駅長。長らくお疲れさまでした。どうかこれからも、たま駅長といっしょに両備グループのねこ社員たちを見守り続けてくださいね。

ご冥福と見守り隊長としてのますますのご活躍をお祈りいたします。
ニタマちゃん関連情報については、たま駅長のアカウントも要チェック!
関連記事はこちら↓
毎日新聞(11月21日):和歌山電鉄2代目猫駅長「ニタマ」死ぬ ローカル線PRに貢献
Yahoo! Japan(11月21日):和歌山電鉄・二代目猫の駅長ニタマ死去・社長代理にまで出世
Yahoo! Japan(11月22日):ニタマ駅長「ニャー」と鳴いて息引きとる…12月13日に貴志駅で社葬













