【追悼】世界最年長ヤヌス猫、フランク&ルイ
週のはじめの月曜は、できるだけ楽しい記事をご紹介したいのですが、
残念ながら、今週は有名にゃんこの訃報です。
今回の訃報は、ねこねーさん個人的に感慨深げなのです。
と言いますのも、「ねこねこNEWS」は3年前の2011年の10月から
FC2でブログを開始したのですが、その記念すべき最初の投稿の
ひとつとして取り上げたのが、今回、虹の橋を渡られたにゃんこたちなのです。
「にゃんこたち」と複数形で書くのには理由があって、
お星さまになられたにゃんこは、フランク君とルイ君という2匹。
2ニャン同時に虹の橋を渡ったのは、その2匹がじつは1匹だったから。
つまり、フランク君とルイ君は、ひとつの体にふたつのお顔を持つ
世界的にも珍しい「ヤヌス猫」だったのです。
写真のむかって右側がフランク君で、左側がルイ君です。
(the face on the left Frank, while the face on the right is identified as Louie.)
この2ニャンは、「ねこねこNEWS」の過去記事でもお伝えしたように
「ヤヌス猫」としてのご長寿記録を更新し続けてきた
誉れ高きギネス記録保持猫なのです。
フランク君とルイ君について、ご存知なかった方は
まずはこちらの過去記事をご覧ください↓
まだブログを始めたばかりで、毎回、長文御免のねこねーさんにしては
めずらしく、記事もとってもコンパクトです。懐かしいなぁ。。
2011年10月3日:祝・12歳!フランク&ルイは、2匹で1匹
上記の記事で12歳のお祝いをしてから3年、
動物病院で看護婦を務めている飼い主のマーティ・スティーブンスさんのもとで、
しあわせなシニアライフを送っていたフランク&ルイは、
残念ながら、今では、ふたりそろってお空の上…享年15歳でした。
生後数日間しか生きることができないケースがほとんどの「ヤヌス猫」としては、
立派に天寿をまっとうしたと言えるのではないでしょうか。
こちらが、マーティさんとフランク&ルイの
しあわせいっぱいのツーショット。あ、スリーショットかな?↓
感謝祭の頃に体調を崩したフランク&ルイは、
その後、小康状態が続いていたようですが、先週の木曜に体調が急変。
急いで米マサチューセッツ州タフツ大学の獣医学校へ運ばれましたが、
どうやら末期がんだったようで、そのまま帰らぬ猫となりました。
お顔の奇形は見た目のインパクトも強烈なので、
気持ち悪がられてしまうことも少なくないと思うのですが、
フランク&ルイは普通のねこちゃんのように、お外に出て
お散歩も楽しんでいたようですね♪
過去記事にも2本ほど動画をリンクしてありますが、
別の動画も1本だけリンクさせていただきます↓
飼い主さんに甘える様子も、ごくごく普通のにゃんこです♪
関連記事(英語)はこちら↓
National Geographic(12月5日):Two-Faced Cats: How Do They Get That Way?
Daily Mail(12月6日):Beloved two-faced cat that was only meant to live a few days dies of cancer aged 15 after setting Guinness World Record
日本語のまとめサイトも早速更新されていました。
下記のリンク先には「ねこねこNEWS」の過去記事も、引用されています。
お顔の左右の表記、たぶんあってるはず。。↓
NAVER まとめ(12月7日):2つの顔を持つ猫「フランク&ルイ」が天国に旅立つ(リンク切れ)
ひとつの体とふたつのお顔で過ごした15年間の猫生は、
フランク君とルイ君にとって、満足のいくものだったんじゃないかなぁ。
すてきな飼い主さんと出会えて本当に良かったですね。
フランク&ルイは、これから先も、
普通と違う見た目のにゃんこの希望の星です。
15年間の奇跡をありがとうございました!
今までがそうだったように、お空の上でも2ニャン仲良く安らかに。