両性具有にゃんこ、ミトンズちゃん
ブログ用にねこ関連ニュースを探っていると、
ときどきお目にかかるのが「珍獣」ならぬ「珍猫」レベルの
極めてめずらしい特徴を持ったにゃんこ。
「オスの三毛猫」なんていうのが、まさにそのタイプなのですが、
去年の8月末にも、ある「珍猫」について取り上げておりました。
その子は、英国リバプール在住のトゥインクルちゃん。
現在は、女の子として暮らしているようですが、
じつは彼女は生まれた時は女の子であり男の子。
「両性具有」という、にゃんこ界でもレアな存在だったのです。
過去記事はこちら↓
2014年8月28日:愛猫ちゃんの性別は…??!
このたび、そんな珍しい「両性具有」のお猫さまの存在が
カナダでも見つかり、世界中のメディアで取り上げられています。
その貴重なにゃんこが、こちらのミトンズ(Mittens)ちゃん。
ニューファンドランド島在住の白い手袋模様のモフ毛が
チャームポイントの美ニャンです↓
お写真を見る限りでは、お顔の印象は男の子っぽいような気もしますが、
彼であり彼女であるミトンズちゃんは、獣医さんお墨付きの両性具有。
世の中的に注目されているのは、その珍しさのみならず、
ミトンズちゃんが受けようとしている手術代。
両性具有であることが原因の腸と泌尿器の病気を治すために
受ける必要がある手術費が、税金も含めると日本円にして140,000円ほど
(約1,500カナダドル)と、なかなかの高額であることが注目されているのです。
飼い主さんであるコリーン・クラーク=マーフィーさんは、
娘さんが連れて来たミトンズちゃんをごく普通の野良ねこちゃんと
思っていましたが、去年の10月、獣医さんのところに行った時に
両性具有であることを知らされ、思わず聞き間違えなのじゃないかと
耳を疑ったそうです。
両性具有の場合、性転換手術は見た目の問題というよりも、
医学的な必要性が高く、手術は避けられないようなのですが、
男の子として生きるのか、女の子として生きるのか、
ご本ニャンのアイデンティティにかかわる重要な問題ですよね。
といっても、ミトンズちゃんご自身のご意見を伺うことは難しく。
飼い主さん的には、もう1匹いる先住にゃんこが男の子なので、
できれば女の子のほうが良かったようなのですが、獣医さんのススメもあって、
ミトンズちゃんはまもなく、男の子になる手術を受ける予定なのだとか。
ところが男の子になる手術を受ける前に、
まずは去勢手術と避妊手術の両方を受けなくてはならず、
そのため手術費の総額がかなり嵩んでしまうらしいのです。
手術費については、コリーンさんのお友達がFacebookを通じて
オークションを開催することで資金援助をしてくれるみたいなので、
寄付金を募らなくてもまかなえるのかな?
こちらはCBCのニュース取材に応じるコリーンさんの映像です↓
ミトンズちゃんもバッチリ映っていますよ。
最後の最後にアップで登場するのが、先住にゃんこかな?
インタビュー中、飼い主さんのお膝の上でリラックスしているミトンズちゃん。
インタビュアーを怖がることもなく、
気だてのいいにゃんこであることがよくわかります♪
コリーンさんはインタビューで「彼女は家族の一員です」と語っていますが、
今のところ、まだミトンズちゃんの呼び方も「彼女(she)」みたいですね。
手術後は、「彼(he)」に変わるのかな?
でも、男の子でも女の子でも、ミトンズちゃんはミトンズちゃん。
おなかの中の構造を変える手術はなかなか大変そうですが、
今後の猫生を考えると早めに手術してしまったほうが良いのでしょう。
どうぞ無事に手術が成功して、第二の猫生を満喫できますように。
陰ながら、お祈りさせていただきまーす♪
関連記事はこちら↓
Daily Mail(1月21日):Canadian cat Mittens to undergo gender reassignment surgery after it is revealed to be a hermaphrodite
Mirror(1月22日):Hermaphrodite cat set for £1,000 gender reassignment surgery to become male
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