米ドニャアナ郡庁舎で、ねこ貸します!

今日はわが家の近況をお届けしようと思っていたのですが、
ねこねーさんのMacが容量いっぱいになってしまって、写真の保存ができず。。

大量の画像データを外付けHDに移してデータを削除しないといけないのですが、
すぐに対応するのは無理なので、ひとまず今日のところは、
世界のにゃんこニュースをご紹介することに。

今回ピックアップしたのは、来週にでもご紹介しようと思っていた
米ニューメキシコ州のある取り組みについて。

ニューメキシコ州ドニャアナ郡庁舎には、職員たちに里親募集中の
子猫ちゃんたちを貸し出す「ねこ図書館(Kitty Kondo)」が存在するのです。

すでに3年ほどまえから取り入れられていたこの取り組みは、
庁舎のロビーに設置されている「ねこ図書館」(子猫たちを保護している大型ケージ)
の子猫を受付で貸出手続きをしてから、自分の仕事場へ持って行くことができる
というもの。

つまり、にゃんこをデスク周りにはべらしながら、お仕事できるのです。
「図書館」なので、仕事が終われば、ふたたび受付に行って、
にゃんこを返却しておうちに帰ることができます。

こちらは貸出待機中の子猫ちゃんたち↓

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Photo:Facebook

ホームレスにゃんこの保護施設は郊外にあることが多く、
里親になることを望む人がいても接触機会が少ないため、街中にある郡庁舎に
子猫たちをつれてくることで、職員はもちろん、街の人たちにも興味をもって
もらえるのではないか、ということから始められたプログラム。
保護施設と連携しているため、週末や長期休暇中の子猫のお世話も
職員の負担になることはなく、庁舎内での管理を徹底したことが
今まで継続できている秘けつなのでしょう。

「ねこ図書館」の中も、子猫ちゃんたちが居心地良く過ごせるように
爪研ぎやタワーなどの設備が整っています↓

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Photo:The Huffington Post

子猫たちとふれあうことで職員のストレスは発散!
また、子猫時代に人間に遊んでもらえると、にゃんこの性格も人なつこくなり、
里子としてお迎えされやすくなります。まさに一石二鳥のアイデアですね。

もちろん、「ねこ図書館」から借りた子猫ちゃんと恋に落ちてしまった場合は、
里親としてその子を家族の一員として迎え入れることもOK!
実際、このプログラムを取り入れてから、すでに100匹近い数のねこちゃんたちが、
「ねこ図書館」を卒業し、おうちの子として迎え入れられたそうです。

こちらは、その「ねこ図書館」について報じたCBSのニュース映像です↓
受付にいるショートカットのおねえさんが、「ねこ図書館」の司書なんですね♪

貸出中のおトイレはどうするんだろ?という疑問も生じますが、
なんとかうまくやっているのでしょう。

庁舎にお務めの方や訪問者の中には、ねこアレルギーの方とかもいると思うので、
さまざまな配慮も必要だと思いますが、お役所自らこういうプログラムを
取り入れてくれるなんて、さすが「ド“ニャ”アナ」!
にゃんこにゆかりのある地名に思えるのは、日本だけかな(笑)

日本の都心の場合、ペット不可の賃貸物件にお住まいの方も多そうなので、
里親募集のハードルはアメリカよりも高そうですが、にゃんこ啓蒙の意味でも
このプログラムは、参考にする意味があるんじゃないかと思います。

ボランティアさんたちの努力でなりたっている保護団体の活動には
限度があるので、「にゃんこにやさしい国、ニッポン」を目指して、
政府や地方自治体も協力していただきたいなぁ…と心から願います。

関連記事はこちら↓
The Huffington Post(6月5日)This Meow-nificent ‘Cat Library’ Helps Shelter Felines Find Forever Homes
Jezebel(6月12日):Office With ‘Cat Library’ Lets Employees Check Out Kittens on Breaks

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