里親ファミリーのヒーローにゃんこ、3本脚のバットマン君
本日は、やっとのことで幸せを掴み取った、
米国在住の元ホームレスにゃんこをご紹介♪
今回の主役は、アメコミ界のスーパーヒーロー「バットマン」から名付けられた
黒白にゃんこ、その名もズバリ、バットマン君です↓
Photo:Instagram
参考にした記事には、彼がバットマンと名付けられた理由は
特に語られていませんが、お顔を見れば一目瞭然。
アメコミヒーローのバットマンのマスクとお顔の黒い部分がそっくりですよね♪
飼い主さんが、愛猫用にバットマングッズを買いたくなる気持ちもわかります(笑)
バットマン君は、黒白モノトーンのモフ毛カラーに映えるグリーンの瞳も素敵です。
お鼻の下と顎の部分の黒毛模様もチャームポイントですね♪
ドアの向こう側からこちらを覗き込む様子は、ごく普通のにゃんこに見えますが…↓
最初の写真で気付かれた方も少なくないと思いますが、
じつは、このバットマン君は保護された当初から前足が1本しかないのです。
保護された時にすでに3歳くらいに成長していた彼の過去は、永遠に謎のまま。
左の前脚がない理由は、誰も知ることができません。
でも、現在の飼い主さんがインスタにアップした動画を見ると、
3本脚であることは、彼にとって、それほど苦ではないみたいです。
こんなふうに牛乳容器の注ぎ口のリングで遊びまくることだってできるのです↓
3本脚の暮らしをごく自然に受け入れているバットマン君ですが、
彼を長らく苦しめたのが、保護施設で感じ続けた孤独と不安。
保護された当時、すでに大人にゃんこだった彼は、子猫たちがいる大部屋ではなく、
施設内のケージの中で暮らしていたようなのですが、バットマン君にとってその環境は
苦痛以外のなにものでもなかったようです。ストレスのあまり、ほとんどの自分の爪を
むしり取ってしまったのだとか。
人間の子が爪を噛んでしまうのと同じ心理で、
おそらく激しい不安や寂しさを感じていたのでしょう。
ケージの中であまりにもみじめな状態になっているバットマン君に気づいた
スタッフさんは、彼をケージから出して子猫たちがいる部屋に移すことに。
しかしながら、周囲にいるのは自分とは年齢の違うチビにゃんこばかり。
爪の状態は良くなったものの、バットマン君はふたたび孤独の淵に追いやられ、
ねこドームの中に潜り込み、ひとり寂しく隠遁生活を送るようになってしまいました。
そんな時、子猫を飼おうと思って施設を訪れたのが、
現在の飼い主のローレンさんです。
部屋の中で子猫たちと遊んでいたローレンさんは、猫ドームの中で息を殺していた
バットマン君のことに最初まったく気づかなかったようですが、
バットマン君のほうは、ローレンさんになにか運命のようなものを感じたのでしょう。
思い切って猫ドームからひょっこり顔を出したのです。
そして、大人にゃんこがいることに気づいたローレンさんは、
すぐに彼のところへ歩み寄り、頭をナデナデしたのでした。
その瞬間に、一目惚れに近い感情がお互いの心の中に湧き上がったのでしょう。
バットマン君は猫ドームの中から外に出ることを決意し、
ローレンさんの前に姿を現しました。
彼女はバットマン君が3本脚の猫であること知り、そして、周囲の猫たちの存在に
怯えていることも知ったのです。
ローレンさんは、そんなバットマン君の姿を見て、
「お迎えする子はこの子にしよう!」と決意しました。
子猫を飼おうと思ってやってきたのに、ビクビクと怯えまくる3本脚の成猫を
連れて帰ることになるなんて、ローレンさんも予想していなかったと思います。
でも、それは正しい選択でしたよね。
今では、バットマン君もローレンさんに100%心を許して、
おててとおててを重ねあってお昼寝するほどになったのですから↓
でも、ここまでの関係を築くのは、簡単なことではなかったようです。
バットマン君は、自宅に連れて帰ってから数日、ベッドの下に引きこもり。
その後も1人と1匹の間の緊張状態は続き、
ローレンさんはバットマン君が心を許してくれるようになるまで、
じっくりと愛情を注ぎながら彼のことを見守る我慢大会を展開することに。
ローレン君が普通のねこのようにふるまえるようになるまで、
数ヶ月かかったとのことですが、かっちょいいスーパーヒーローのお名前を
つけてもらったことも、もしかしたら、彼が強く生きよう!と思う理由に
なったのかもしれませんね。
バットマン柄のねこベッドに鎮座するこちらのお写真からは、
怯えまくりのにゃんこの影はみじんも感じられません。
バットマン君、元気モリモリの、やんちゃな男の子らしい顔つきに見えますよ↓
もちろん、ローレンさんも、時間をかけて家族の絆を築いたバットマン君には、
特別な愛情を抱いているようです。その証拠は、このねこ顏型の猫ドーム↓
愛猫バットマン君のお顔にそっくりのドームを特注したようなのです!
バットマン君がドームの中に入ったお写真はこんな感じ↓
あら、やだ!ヤバいほど、かわいいんですけど!
どうやら、この猫ドームは手作りグッズの販売サイトEtsyで注文した品のようです。
オーダーすれば、愛猫ちゃんそっくりのドームを作ってもらえるのかな?
気になる方は、販売先のページで調べてみてください↓
Etsy:IndreNaujokiene
今では、ローレンさんちの愛猫ちゃんとして、そして、おうちのヒーローとして、
元気いっぱい幸せな毎日を送っているバットマン君。
心に傷を負っていた過去があるとは思えないほど、
のびのび&いきいきと暮らしている彼の日常は、
Instagramで確認できます↓
Instagram:mrbatmancat
上記のインスタには、わが家のアンチョ先生にそっくりなにゃんこも
写っているんですよね♪「バットマン君のいとこ」みたいに書かれているのですが、
ローレンさんの親戚の家のねこなのかな?
保護施設で猫見知りだったバットマン君、にゃんこのお友達もできるといいですね♪
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