【ロシア発】孤児ハリネズミのママ役に奮闘中!ミュシャちゃん
一般的に孤独を愛するイメージが強いお猫さまですが、
じつは、ああ見えて、かなりの世話焼き上手だったりします。
同居にゃんこの毛づくろいを手伝ってあげたり、
飼い主さんに添い寝をしてみたり。
にゃんこといっしょに暮らすしていると、彼らの甲斐甲斐しい一面に
キュンとすることが、しばしばあると思います。
そんなお世話好きなお猫さまの中でも、究極に面倒見がいいのが、
本日ご紹介するロシア在住のにゃんこ、ミュシャ(Musya)ちゃんです。
ウラジオストックのサドゴロド動物園にいる彼女は、
黒いロン毛とグリーンの瞳が美しいミステリアスなにゃんこです↓
Photo:The Siberian Times
でも、このお写真、ミュシャちゃんのビボーのお顔の右側に写り込んでいる
4つの楕円形の物体は、どう考えても彼女のモフ毛ではないような?
なにやらトゲトゲ、チクチクしているように見えますね。
それも、そのはず。じつはミュシャちゃんは、現在、子育て中。
でも、お世話をしているチビッコは子猫ではなく、
ハリネズミの赤ちゃんたちなのです↓
Photo:Daily Mail
ミュシャちゃんは、ご自身のベビーちゃんたちを育てた後、
つい最近、孤児の子猫たちにも授乳&お世話していた子育て上手なお猫さま↓
Photo:Daily Mail
そんな母性本能が強いにゃんこママに、このたび育てられることになったのは、
芝刈り機に轢かれて母親が死んでしまったハリネズミの赤ちゃん8匹。
はじめは、動物園のスタッフさんが哺乳瓶やシリンダーで
ミルクを与えようとしたものの、まだ目があかないほどの小さなハリネズミたちは、
人工授乳を断固拒否。
2日間ミルクを飲むことがなく、このままでは全員弱って死んでしまう…と思った時に
白羽の矢を立てられたのが、面倒見のいいミュシャちゃんだったのです。
とはいえ、ハリネズミは全身トゲだらけのボディを持つ生き物です。
赤ちゃんハリネズミといえども、トゲトゲの鋭さは相当なもの。
それでもミュシャちゃんは、トゲトゲだらけのちびっこたちを恐れもせず、
自らのおなかを投げ出して、授乳することを引き受けてくれたのでした。
トゲトゲの集団に、よってたかってモフられるミュシャちゃんの様子は、
こちらの動画で確認できます↓
ミュシャママのおかげで、ハリネズミのベビーちゃんたちはすくすく成長!
今では自分でエサを食べられるほど大きくなりましたが、
ミュシャちゃんは今でもトゲトゲの子どもたちのお世話を続けているとのことです。
でも、やっぱり愛するちびっこたちのトゲトゲがボディに刺さることもあるようで、
そんな時は、ミュシャちゃんは唸り声を上げているのだとか(笑)
関連記事はこちら↓
The Siberian Times(7月20日):Hero foster mother cat feeds eight orphan hedgehogs, saving their lives
Daily Mail(7月27日):Going the full hog: Eight orphaned hedgehog babies find foster mother in a zoo’s CAT who feeds them milk and watches over them (but hisses if they get too prickly)
お世話好きなにゃんこのおかげで、小さな命が助かりました!
お猫さまの愛情深さには、本当に頭が下がりますね。
ねこねーさんも毎晩のようにビボーの乙女のビビ子さんに
首や顔をペロペロされているのですが、あれもきっと、
愛すべきにゃんこの愛情表現なんですよね。
きっと、子どものお世話でもしているつもりなんだろうなぁ。
でも、にゃんこの舌はザラザラしているので、かなり痛いんですよ。
ビビ子さん、ねこねーさんへの愛情表現は、
できればもう少し、お手柔らかにお願いします。。
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