テロに負けるな！ねこ画像ツイートでバルセロナを応援
このところ、テレビのニュース番組では、世界に不穏な空気をもたらしている
北朝鮮の脅威が主に取り沙汰されていましたが、過激派組織IS系の動きも
未だに終息しておらず…
日本時間の本日未明、スペインの第2の都市、バルセロナの中心部にある
カタルーニャ広場にほど近いメインストリート、ランブラス通りで
テロリストが運転するクルマが暴走。
13人が死亡、100人以上が負傷するというテロ事件が起こりました。
ねこねーさんも朝のニュースを観て驚いたのですが、
海の向こうのねこ好きなTwitterユーザーの皆さまたちは、
早速バルセロナを応援する投稿を続々とアップしているようです。
もちろん、ねこ画像付きで…
Photo：Twitter
#Barcelonaのハッシュタグをつけて、主にスペイン人の方々が投稿している
ねこ画像ツイートは、悲惨なテロ事件発生直後にはふさわしくない、
空気が読めないおふさげ投稿ではありません。
投稿の狙いは、まさにその逆。
にゃんこの愛らしい萌え画像でTwitterのタイムラインを埋め尽くすことで、
バルセロナ襲撃の悲惨な動画やビデオの印象を薄め、
残虐な行為をよろこぶテロリストたちの思う壺にならないようにしよう！
という、平和を愛する強い意志のもとに行われている行為なのです。
使用されているハッシュタグは、投稿によってさまざまですが、
#Barcelona以外に、地元のサッカーチーム、FCバルセロナを応援するときに使う
#PrayForBarcelona、#TodosConBarcelona、#FuerzaBarcelonaなども
使われているようです。
今回のテロ事件を受けて投稿された
ねこ画像ツイートをいくつかご紹介させていただくと…
#Barcelona Vamos a poner lindos gatitos, para que los asesinos no disfruten con la sangre derramada y el dolor causado. FUERZA BARCELONA!! pic.twitter.com/ZJAzaPgDz6
— Pili (@Pilibc22) 2017年8月17日
スペイン語の本文は、ねこねーさんには翻訳できないので、
代わりにGoogle先生に翻訳してもらったところ、
テロリストに屈しないで、かわいいねこ画像を投稿しよう！
と呼びかけている内容のようです。
最後に大文字で強調されている「FUERZA BARCELONA!!」は
サッカーの応援のときにもよく使われる「頑張れ バルセロナ!!」の意味ですね。
ほかにも「犠牲者や負傷、その家族に敬意を払う…」
というような内容のスペイン語の投稿や…↓
Me sumo a la iniciativa por #respeto a víctimas, heridos y familiares. No al morbo innecesario de imágenes. #Barcelona #cats pic.twitter.com/8dInVJNX5r
— Homo poeticus (@HPoeticus) 2017年8月17日
英語の投稿もたくさんアップされています。
「テロの写真ではなく、にゃんこの画像を投稿しよう!!!」と呼びかけるものや…↓
Post #Cats, NOT photos of the #Terror!!! 😼#LasRamblas #Barcelona #Spain #Catalonia #CatsOfTwitter #CatsAgainstTerrorism pic.twitter.com/5FAtpzMwft
— Xam Mcmon (@Xammcmon) 2017年8月17日
「警察の戦略をテロリストたちに気付かせないで!!!」と訴えかける投稿も…↓
Please, DON'T alert terrorists about police strategy!!! #Barcelona Send #cats pic.twitter.com/UrYQrOw1vu
— Jelen Eleven 24hrs (@HelenaValdeande) 2017年8月17日
警察の捜査などテロ関連のツイートを投稿することは、
テロリストたちに情報を与えるようなものですからね。
今回のねこ画像ツイートのもうひとつの意味は、
SNS上で検索可能な捜査情報を減らすためでもあるのです。
ベルギーのブリュッセルで起きたテロ事件のときのことを
例に挙げている投稿もありました↓
#Barcelona #Ramblas Like Belgium did, ignore what terrorists want you to share. #cats pic.twitter.com/U2L9f2l2cu
— Psykos 💭 (@PsykosYT) 2017年8月17日
「ベルギーの時のように、
テロリストたちがシェアさせたがっていることは無視しよう」
もちろん、シリアスなメッセージだけではなく、
なかにはこんなジョークめいた投稿も…↓
BREAKING NEWS; Ramblas Terrorist finally caught ! #ramblas #barcelona #spain / #shownoimagesofterroranymore #cats pic.twitter.com/T4o7PoIOx6
— OneTribe (@KaliAndShakti) 2017年8月17日
「ニュース速報：ランブラス通りのテロリスト、ついに捕まる！」
テロの実行犯も、お猫さまの大群にはかなわない
…といったところでしょうか（笑）
テロのような恐怖を前にしてパニックに陥ったり、
怖気付いてしまうのは、簡単なこと。
こんなときこそ、ねこ画像を投稿するような心のゆとりが
必要なのかもしれません。
オリンピック開催が決定している日本も
いつテロリストの標的にされるかわかりませんから、
万一に備えて、癒しの権化であるお猫さまたちを味方につけて、
テロに屈しない姿勢を常に貫いていきたいですね。
FUERZA BARCELONA!!
関連記事はこちら↓
Daily Mail（8月17日）：Spaniards flood Twitter with cute cat images to dilute gruesome videos and pictures of the Barcelona terror attack ‘so the killers can’t enjoy the blood spilled and pain caused’
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