英ネズミ捕獲長のご近所さん

いよいよ今週の金曜日には、ロンドン五輪が開幕しますね♪
世界のどこよりも今、ロンドンが熱いっ！ということで、
今週の「ねこねこNEWS」は少々マニアなロンドンネタでスタートですよ。

ひと月ほど前に、英国の首相官邸に住み込みで勤務しているネズミ捕獲長、
ラリー君の近況をご報告いたしましたが、
最近、そのご近所にもう1匹、気になるにゃんこがやってきました。

それが首相官邸のダウニング街10番地のおとなりさん、
ダウニング街11番地に引っ越して来たフレイア（Freya)ちゃん。

彼女は、最近なまけ気味とウワサのあるラリーくんの補佐官として
ネズミ捕獲猫に雇われた…わけではなく、オズボーン財務相の飼い猫ちゃんなのです。
首相官邸のとなりの11番地っていうのは、財務大臣の公邸なんですね。

こちらが、そのダウニング街11番地の玄関ドア。
その前を悠然と歩く、体格の良さそうなキジトラにゃんこがフレイアちゃんです。

©www.politicalpictures.co.uk

オズボーン財務相が現職に就任したのは、ずっと前のはずなのに、
フレイアちゃんがこの由緒正しき公邸にやってきたのは、つい先月のこと。
じつは彼女、3年もの間、行方不明になっていた失踪にゃんこなのです。

オズボーン財務相がノッティング・ヒルに住んでいたころに迷子になり、
誰もがその生存を諦めていた頃に、うれしい再会劇となった模様。

再会劇の詳細はMail Onlineの6月23日の記事（英語）へ：
Chancellor George Osborne reunited with fat cat Freya who disappeared three years ago

記事によると、フレイアちゃんはずっと
迷子になったノッティング・ヒルで野良猫暮らしをしてたようです。
でもそのわりに見事にお太りで…（笑）きっと運が強い子だったんでしょうね。

© Craig Hibbert

歩く姿も優雅というより、貫禄ある感じ…

© www.politicalpictures.co.uk

そんなフレイアちゃんが、このたび、英国メディアにパパラッチされちゃったのは、
この乙女チックなキラキラ首輪↓

© www.politicalpictures.co.uk

記事の内容はというと、
英国では2020年まで緊縮財政が続くと言われているにもかかわらず、
財政再建に取り組まなくてはならない財務大臣が、愛猫ちゃんに
50ポンド（約6,000円）はしそうな豪華な首輪を買ってあげちゃうなんて、
いかがなものか、というような感じです。

キラキラ首輪の詳細はMail Onlineの7月20日の記事（英語）へ：
Feline flush: Chancellor’s cat shows off her diamante collar as she prowls Downing Street

財務大臣の愛猫ちゃんともなると、
首輪ひとつで騒がれちゃって大変ですね（笑）

改めて出典先の記事を読み直すと、オズボーン一家が10番地、
首相のキャメロン一家が11番地に住んでいるみたいに書いてありますが、
あれ、首相官邸は10番地のはずなのに…逆なのかしら？

でもフレイアちゃんが撮られている玄関ドアは、
ばっちり「11」になってるし。単なる誤植？謎です…

とにかく！英ダウニング街の10番地と11番地は、
どちらも猫派ということで間違いありません。
政治家としての手腕については、不勉強でいまいち分かりませんが、
国のトップたちがにゃんこ好きだなんて、いいなぁ、英国。やっぱり好き♪

ちなみにこちらが首相官邸のネズミ捕獲長である、ラリー君です↓
フレイアちゃんの凄みのある姿を見た後だと、なんだか可愛らしいですね（笑）
首輪もシンプルで好感度大です。

© www.politicalpictures.co.uk

ラリー君、例のガールフレンドとは、その後、どうなったんでしょうか？
もうすぐ始まるロンドン五輪より、英政界のにゃんこの近況が
妙に気になってしまうねこねーさんなのでした（笑）

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