トトちんに負けず劣らずの大食漢!バルコニーに姿を現したセスジスズメの幼虫さんたち
ここ数日、夏の暑さがぶり返して、冷房代がかさむ一方ですねー。せっかくの週末ですが、うっかり庭仕事を始めてしまうと、10分くらいで汗だくになって熱中症になりそうなので、お庭に飛び出したいところをグッと我慢。外で作業ができるのは、夕方以降かなぁ。
一方、わが家のお猫さまたちはというと、いつもパソコン部屋のプリンターの上に鎮座してトトちんのストーカー行為を避けているルビちゃんは、めずらしく別室に雲隠れ中。
冷え性のビビ子さんも冷房が苦手なので、パソコン部屋には寄り付かないし、トトちんに至っては、寝室のベッドと扇風機の間に挟まって、へそ天状態。冷房の効いている部屋に来ればいいものを、わざわざ暑い中、床に寝転んでお昼寝しています(笑)
ちなみに、ベッドのマットレスの脇がボロボロなのは、この状態でトトちんがバリバリやらかすからです。
寝室の入り口には、スクラッチポールが用意してあるのに、みニャさん、困ったことに、マットレスで爪を研ぐのが好きなんですよね。。ボックスシーツを使っている時は、マットのボロボロ部分が隠れるのですが、今はちょうど丸見え状態で。。お見苦しくてスミマセン(苦笑)
そんなことはおかまいなしで、生温い空気に包まれてお昼寝を満喫中のトトちん。しあわせそうですね♪↓
それにしても、お猫さまたちは、どうして冷房が嫌いなんですかね。全身モフ毛状態なので、どう考えても暑そうに見えるのに。
室内でも熱中症になる恐れがあるため、人間社会では猛暑日の冷房使用が推奨されていますが、クーラーを使っての温度調節は、野生の勘が鋭いにゃんこたちにとっては、不自然に感じられるところがあるのかなぁ、と思ってみたり。
トトちんなんて、モフ毛だけでなく、おなかのお肉もたっぷりついているので、さらに暑そうなんですけどねー。でも、ご本ニャンは、涼しい顔をして、こんなことを言っています↓
さすが、トトちん!雑草サラダバーを愛用しているだけあって、バルコニーのことは、なんでもお見通しニャンですね!
「ねこねこNEWS」の愛読者の皆さまは、ねこねーさんがイモムシ好きであることは、ご存知かとおもいます。このところ、ブログでのリポートはさぼりっぱなしなのですが、ねこねーさんは今でも、お庭の柑橘系の葉っぱで生まれたアゲハの幼虫の保護活動を続けておりまして、先週は毎日のようにプラケースの中で蛹化したイモちゃんたちが羽化して、お空に旅立っていきました。
でも、トトちんが言っている「お外のイモちゃん」というのは、アゲハの幼虫のことではないのです。
わが家のバルコニーに出現するイモムシといえば、スミレの葉っぱが大好物のツマグロヒョウモンが思い浮かびますが、トゲトゲなルックスが個性的なツマグロちゃんたちのことでもありません。
でも、見た目のインパクトは、ツマグロヒョウモン以上かなぁ(笑)
はい、ここからは、虫さんが苦手な方は、薄目モードに切り替えて閲覧してください。モザイクなしのイモムシ画像をアップさせていただきますよー!
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ねこねーさんが、この奇妙なイモちゃんの存在に気づいたのは、つい数日前のこと。
わが家のバルコニーは、もはやバルコニーとは思えないレベルに、床面にコケやら、こぼれ種で増えた植物が生えている環境なのですが、今年はそこにマムシグサっぽい感じのサトイモ科の植物が参戦。
葉っぱの感じからして、ムサシアブミっぽい気がしていて、毒性がありそうなので駆除するか悩んだのですが、トトちんの雑草サラダバーのメニューには入っていないようだし、見た目も涼しげで園芸種っぽい趣があるため、そのまま放置することに。
そしたら、その葉っぱを狙って、ねこねーさんち初登場のイモちゃんが出現したのです!お目当ての葉っぱを、あらかた食い尽くして、大きく成長したイモムシの姿がこちら↓
なかなかのビジュアル・インパクトですよねー!
おしりのアンテナの様子から、スズメガの仲間っぽかったので、早速、小学館の「イモムシとケムシ」図鑑で調べてみたところ、セスジスズメの幼虫であることが判明しました。
イモムシ好きの中では人気の高い虫さんらしく、Twitterで検索すると、ヤブガシラの葉っぱを餌にして飼っている人も少なくないようですね。
我が家の場合、サトイモ科の葉っぱが狙い撃ちされた形になりましたが、じつは全部で4匹いるので、そろそろバルコニーのムサシアブミは全部食べ尽くされそうな勢いで。。
ここまで大きくなったら、そろそろ蛹になるのでしょうか?餌が足りない場合は、たしか庭にヤブガシラが生えていた気がするので、草むしりついでに積んできて、差し入れしてあげたほうがいいのかな?
ねこねーさんが、このポケモンじみたイモムシの存在に気づいたのは、3日前の水曜日。その時は、まだこんな感じの若齢幼虫で、ずいぶんと可愛らしい感じだったのです↓
しかも、発見したのはバルコニーの東の端っこの鉢植えの上。今日見たのは、西側の日陰エリアでしたから、ここ数日の間にかなり移動したことになります。
今朝撮影したイモちゃんたちは、大きさからいって蛹になる一歩手前の5齢幼虫かな?わずか数日でこんなに大きくなるとは、予想していませんでした。
セスジスズメは「チョウ」ではなく、嫌われ者に分類されがちな「ガ」なのですが、虫好きさんたちの中では、イモムシだけでなく親御さんも愛らしいと評判のようです。
たしかに、大きさといい、形といい、虫好きゴコロをくすぐる子ですねー!
ネット情報によると、アゲハの幼虫とおなじで、セスジスズメの幼虫も寄生虫にやられてしまうことが少なくないとのことですが、わが家のバルコニーのイモちゃんたちは、無事に成虫になれるのでしょうか?
ってか、蛹になるためのごはんは足りていますかね?やっぱり、夕方になって涼しくなったら、食べられそうな草をお庭で見繕ってくるのがいいのかな?
ええっ!もしかして、トトちん、イモちゃんたちの食欲にライバル心を燃やしちゃったとか?
トトちんは、もう十分大きくなっているから、それ以上の巨大化は遠慮してくださいよー!ちょっとくらい夏バテして、痩せてほしいくらいの体重なんですから(苦笑)
それにしても、アゲハもセスジスズメも、親御さんたちは、どうしてこんなに正確にイモムシが食べられる葉っぱを見つけて出して、卵を産むことができるのか?ねこねーさんは不思議でなりません。
わが家のバルコニーにいきなり生えてきたムサシアブミも、セスジスズメのイモちゃんたちのごはんになるために生えてきたとしか思えないし。。自然界は不思議がいっぱいですね!