【カナダ発】17発のペレット弾に撃たれたジョー君

インターネットでブログ用のねこネタを探す時は、
いつもできるだけ楽しげなネタを選ぶようにしているのですが
ニュースネタを探っていると、どうしても毎回いくつかの悲しい事件、
虐待とか、その類いの非道な内容が目にとまります。

昨日はどういうわけか、その手の悲惨な内容が海外のニュースに
溢れておりまして、その中でもいちばん目に余る惨状だったのが、
こちらの写真のジョー君です↓

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Sarnia Humane Society / The Canadian Press

カナダのオンタリオ州南西部で今週の日曜日に保護された彼は、
高性能エアガンであるペレット銃の弾丸を17発も頭部に打ち込まれておりました。

教会から家へ帰る途中の男性に発見されたこのオス猫君は、
ジョー君と名付けられ、地元の動物病院で鎮痛剤と抗生物質を処方され、
点滴を受けながら体力回復をはかっています。

どうやら、頭部に残されたペレット弾を取り出す手術を受けるのは、
ある程度、元気になってからでないと無理みたいなのです。
少しでも早く体力をつけて、どうか無事に手術が成功しますように。

ジョー君の頭部を撮影したレントゲン写真を見ると、
彼が生きているのは奇跡としか思えません…↓

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Sarnia Humane Society / The Canadian Press

この白く見えているのが全部銃弾なんですよ!
ジョー君、ほんとによくこらえました!

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Celine Moreau/CTV

罪のないにゃんこにこんなことをした犯人は、
頭と言わず体中蜂の巣にされて、真っ逆さまに地獄に落ちてしまえっ!
と、ねこねーさんは真面目に思います。

このジョー君、人間にこんなひどい目に遭わされたにもかかわらず、
診察台の上ではとても人懐っこいのです。
動画を見ると、ほんとに涙が出てしまいます。。

動くジョー君の動画は、直接リンクを張れなかったので、
以下のニュースサイトでご覧ください。

動画付きの記事(英語)はこちら↓
CTV NEWS(2月3日):Public appeal after cat survives with 17 pellet gun shots in its head

その他の関連記事(英語)はこちら↓
NATIONAL POST(2月4日):‘Joe’ the cat has 17 gun pellets lodged in his head, will lose eye in ‘horrific animal cruelty’ case
CP24(2月4日):Cat shot 17 times in the head with pellet gun

すでにジョー君の治療のために
カナダ国内からたくさんの寄付金が集まっているようです。
心ある方もまだまだ多い世の中でホッとしますね。

ジョー君が発見された地域の動物愛護協会のスタッフさんの話によると、
去年の1月は20〜25件だった動物虐待のケースが、
今年の1月は38件と急増しているとのこと。

インターネットで目にする虐待のニュースは、カナダだけではないので、
もしかすると全世界的に動物を虐待することに歓びを感じる人たちが
増えているのかもしれません。

フランスではにゃんこを放り投げる動画が問題になったり、
ニュージーランドでは頭の真ん中に矢がささっている猫ちゃんが見つかったり、
アメリカではにゃんこに火をつけたり…本当にもうなんなの、いったい!
というほどあり得ないニュースがいっぱいです。

最近は、ねこ動画フェスティバルが開催されたり、
各国に続々と猫カフェがオープンしたり、
世界中にねこ好きさんが増えてきているような気もしますが、
その逆に露骨に猫嫌いな行為も増加しているように感じます。

人間界の中で、何かが歪んでいるのでしょうね。
その歪みにはまったく関係のないにゃんこたちが犠牲になるのは、
本当に悲しいことです。

とにかく、九死に一生を得たカナダのジョー君、無事に手術を成功させて、
にゃんこの命の輝きを卑劣な人間たちに見せつけてやってください!
猫の神様、お願いです。

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