シタールと猫

本日の「ねこねこNEWS」は、ねこねーさん独断の追悼特集です。
今月12月11日に92歳で他界した伝説的なシタール奏者、
ラヴィ・シャンカールさんに捧げます。

彼は、最近では歌手ノラ・ジョーンズさんのパパとしても有名ですが、
あのジョージ・ハリスンさんにも多大なる影響を与えた、
泣く子も黙るインド音楽界のゴッドファーザー的存在。

そのわりには、日本では訃報もたいして話題にのぼらず…
軽〜く流れてしまった感じなので、遅ればせながら取り上げてしまいます。

訃報についてはMTV Japanの記事へ:
ノラ・ジョーンズの父親、世界的シタール奏者ラヴィ・シャンカールが死去

ねこねーさんは、普段あんまり音楽は聴かないんですが、
民族音楽には一時期ハマっていたことがありまして。
英国留学中には、ロイヤル・オペラハウスで開催された
シャンカール氏のコンサートにもばっちり行って、生演奏を聴いているのです♪

そのときの印象がとても鮮烈で…まさに神さま降臨ってな感じで
いま思い返しても、いいもの観たなぁ…としみじみとしてしまいます。

YouTubeで探してみたら、シタール弾きのねこさんの映像があったので、
偉大なる彼への追悼の気持ちを込めて、ご紹介させていただきますね。

ねこ界のシタール名人シャクティちゃんも、今ではすでにお空の上。
2010年9月に18歳半で他界した彼女は、シタール演奏歴3年の腕前。
おうちに訪れたお客様の前でも自慢げに演奏していたそうですよ↓

演奏というより、余韻を楽しむ感じ?ある意味、実験音楽的ですね。
歯で弦を弾いちゃうあたり、ジミヘン風な要素も混ざっているのかな(笑)

お次の映像は4分43秒と、ちょっと長めです。
演奏は相変わらず、かなりまった〜り♪↓

このシャクティちゃんのシタール演奏とその他の動物演奏家たちによる音源を
組み合わせて今風にアレンジした、こんな楽しい映像もあります↓
ノリノリの鳥さんたちが大活躍です(笑)

どうやらシタール弾きのねこさんは、少ないようなので
特にインド在住のにゃんこたちは、ぜひ挑戦していただきたいですね。
シタールと猫って、ミステリアスな雰囲気が妙にマッチしてると思うんだけどな。

最後は、実際のシャンカール氏の演奏リンクを。
興味のある方は、魅惑的な音色にうっとりしちゃってください↓

1997年に英バーミンガムで開催された
インドとパキスタンのゴールデン・ジュビリー記念のコンサートより:
Ravi Shankar & Anoushka Shankar Live: Raag Khamaj (1997)

ジョージ・ハリスンにシタールの弾き方を伝授しているレア映像:
Ravi Shankar & George Harrison – Sitar Lesson Rare Video [ Live Performance ]

映画『ガンジー』の音楽担当もラヴィ・シャンカールですよ:
Gandhi Film Theme music – “Discovery of India”

来年2月開催されるグラミー賞授賞式では、
シャンカール氏に特別功労賞が授与されるとのこと。
そりゃそうだよ!とねこねーさん、激しく納得(笑)

ラヴィ・シャンカールさん、その神がかり的なシタールの演奏を
ぜひ天国のにゃんこたちにも聴かせてあげてください。
心からご冥福をお祈りいたします。ナマステ、ニャマステ。

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