お猫さまが腎臓病から解放される!? 8/4発売の新刊『猫が30歳まで生きる日』

昨日は、19歳5カ月のご長寿で虹の橋の向こうにお引っ越ししたわが家の英国紳士、アンチョ先生のバースデーでした。

偉大なるアンチョ大先生の生誕20周年を記念するために、ブログ記事でもバッチリ取り上げて、おうちの3ニャンのディナーもお祝いモードに。アンチョ先生の食欲増進のために、ねこねーさんがたらふく買い込んでいたスペシャルフードをルビ+ビビ姉妹とトトちんに食べてもらったのですが、シニア食だったにもかかわらず、みニャさんには大好評でした。

キャットフードは賞味期限が長いので、アンチョ先生用に購入したフードも、まだまだ非常食用として保管可能なのですが、そろそろ、3ニャンに食べ切っていただかないと!カロリー高めのものが多いので、ダイエット中のトトちん向けではないのですが、普段のカリカリの量を減らして調整してみようかなぁ。

先日おこなった3ニャンの血液検査の結果は、1匹残らず、合格点だったので、できれば毎日与えているフードのバランスは変えたくなかったりします。ルビちゃんにも、ビビ子さんにも、トトちんにも、アンチョ先生が超えられなかった「20歳」の壁をクリアしていただきたいので、食事管理はしっかりしなくちゃ!そのためにも、アンチョ先生の残りごはん食べ切り作戦は、ちゃんとした計画を立てないといけませんね。

ねこねーさんが、そんなことを思いながら、ブログ用のねこネタ探しをしていると、あらヤダ!タイミングよく、お猫さまの寿命に関する新刊本のプレスリリースが目につきました。ニャンと、『猫が30歳まで生きる日』ですとっ!

猫が30歳まで生きる日~治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見』 表紙
出典:PR Times

ねこねーさんは昨日、ハタチ目前まで長生きしてくれたアンチョ先生に対して感謝の気持ちでいっぱいだったのですが、そんな自分に、ちょっと待った!

もしも、アンチョ先生が20歳と言わず、さらに10年、30歳までねこねーさんのそばにいてくれたら。もしも、ルビ+ビビ姉妹とトトちんが、ギネス記録もビックリな30歳越えのスーパーご長寿にゃんこになってくれたら。

これ以上のしあわせはありませんね!逆にご長寿家系とは到底いえないねこねーさんは、自分の寿命のほうが心配になってしまうかも(笑)でも、その場合は、気合いで遺伝子組み換えでもなんでも成し遂げて肉体改造、みニャさんのお世話係として長生きしちゃいますからね!

ねこ飼いさんの興味を引きまくるタイトルのこの新刊本は、お猫さまの宿命病とも言える「腎臓病」の謎、ねこたちがなぜ腎臓病になりやすいのか、という課題に科学的に向き合った本のようです。著書の宮崎徹氏は、東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学教授という、恐ろしく長い肩書を持つ権威あるお方。宮崎氏は「AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)」という血液中のタンパク質に急性腎不全を治癒させる機能があることを突き止め、そのことが、にゃんこの寿命をのばし、さらには人間の病気の治療にも役立てることができるのではないか、とこの本の中で語っているようです。

まだ出版される前なので、ねこねーさんも詳しいことはわからないのですが、内容的には、かなり医学的な要素が強い専門性の高い本なんじゃないかなぁ。プレスリリースにも「ヒトとネコの寿命を大きく変える可能性を秘めた、この革命的な分子の発見と、その実用化に向かうまでの長い道のりをまとめたもの」と書かれてありますから。

こちらの写真は、プレスリリースで公開されていた「余命1週間」宣言を受けたにゃんこの画像。寝たきりで自分で食事をとることもできなかったのに、AIMを投与した後は、このように起き上がる元気が復活したのだとか↓

猫が30歳まで生きる日~治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見』AIM投与後に元気になった猫
出典:PR Times

新刊本の帯にコメントを寄せているのは、シニアにゃんこのまる君が天に召されたばかりの養老孟司さんです。まる君は、わが家のアンチョ先生と1週間違いでお空の上にお引っ越ししたんですよね。

過去記事はこちら↓
2020年12月23日:【追悼】養老孟司さんに寄り添い続けた愛猫、まる君 18歳

養老先生のコメントには、まる君のことも、にゃんこのことも、ふれられておりません。でもきっと、まる君に対する想いもぎっしり込められていますよね。

Amazonでは、すでに予約受付中です↓

猫が30歳まで生きる日

治せなかった病気に打ち克つ
タンパク質「AIM」の発見

宮崎 徹(著)

時事通信社 (2021/8/4)

[単行本](ソフトカバー)

(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)

もちろん、ねこの腎臓病の予防と治療が進んだからといって、寿命が30歳までのびるとは言い切れません。アンチョ先生も晩年は、甲状腺機能亢進症で、ずいぶんと痩せ細ってしまったし、ほかにもさまざまな病気のリスクがありますからね。でも、腎臓病を患うにゃんこの飼い主さんと腎臓病予備軍のお猫さまたちにとって、今回の本のテーマはあきらかに朗報です。

人間も「人生100年時代」なんて言われていますが、ねこねーさんの寿命はどうなんだろう。。よく考えたら、ルビ+ビビ姉妹とトトちんの寿命がのびてものびなくても、わが家には、超ご長寿確定のオウム君たちが5羽もいるのでした(苦笑)

そう考えると、おうちのにゃんこと鳥さんたちのお世話係を全うするために、何がなんでも元気な状態で長生きしなくては!いまのところ、ありがたいことに持病もなく、人一倍元気なのですが、睡眠不足は早死にの原因ともいいますからね。3ニャンの食事管理に気をつけながら、自分の睡眠時間の確保も、どうにかこうにか工夫したいですね。

関連記事はこちら↓
PR Times(7月7日):愛猫家に朗報! 世紀の大発見「AIM」で、猫の寿命が2倍に延びる!?

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