【英国発】かくれんぼ中に、まさかの断捨離!椅子の中にいた猫、チャリティショップから自宅へ帰還
三連休最終日の「成人の日」、みなさま、お休みは満喫されましたか?
ねこねーさんは相変わらず、休日も時間に追われる毎日です(苦笑)お出かけリポートや、わが家の3ニャン&おうちの近況など、お伝えしたいことはいろいろあるものの、今日も朝から家の防寒対策に全集中!まだ完了できずにいるので、休憩がてら、サクッとブログを更新です。
今回お届けするのは、タイトルからもお分かりのように、ご自宅で遊んでいる間にとんだ災難に逢ってしまったお猫さまについて。ウェールズ在住4歳の茶トラにゃんこ、マンテキージャ君です↓
スペイン語で「バター」を意味するお名前の彼は、その名のとおり、狭いところにでもスルリと滑り込むことが得意なのか、はたまた、好奇心と冒険心が猫並み外れて発達しているのか、彼は椅子の中に隠れていたところを、引っ越し準備を進めた板飼い主さんに断捨離されてしまったのです。
マンテキージャ君を内蔵したまま地元のチャリティーショップに寄付されたのが、こちらの1人掛けのリクライニングチェア↓
たしかに、これだけ大きくて重そうだと、にゃんこが1匹くらい入っていても気が付かないかもしれませんね。
ちなみに、チャリティーショップは、たいていの英国の町に必ずひとつ以上ある慈善団体が経営しているリサイクルショップです。断捨離したいものは買い取られるのではなく、慈善団体に寄付する形になるので、閉店中に店の入り口に持参した品を置いていく人も少なくありません。
マンテキージャ君が隠れたままの椅子が、開店中にスタッフに手渡されたのか、店先に置いておかれたのかは不明ですが、チャリティショップの店員さんたちが、ねこの鳴き声が椅子から聞こえてくることに気づいたのは、昨年の大晦日のこと。どうやらマンテキージャ君は、椅子の中のリクライニングの仕掛けに引っかかって外に出れない状態だったようです。
店員さんたちはすぐさま動物保護団体に連絡して、マンテキージャ君は無事に椅子の中から救出されたのですが、彼が装着していたマイクロチップの情報は更新されておらず、飼い主さんと連絡を取ることができなかったのです。
飼い主さんが店に戻ってくることを期待して、マンテキージャ君はチャリティショップで預かることになったのですが、マイクロチップまで装着されている愛猫ちゃんがいきなり姿を消してしまって、飼い主さんが心配しないわけがありません。
寄付されたリクライニングチェアは、日頃からマンテキージャ君のお気に入りだったのでしょう。飼い主さんはチャリティショップに連絡をして、うちの猫が椅子の中に隠れていなかったかどうか、確認をしてきたのでした。
連絡があってから2、3時間後には、ご覧のとおり、無事に涙の再会となりました!↓
上記のお写真は、マンテキージャ君を椅子から救出した保護団体のFacebookでも共有されたようですが、感無量の表情の飼い主さんと違って、断捨離されたご当猫は、ずいぶん気が抜けたようなキョトンとした顔つきです。もしかして、チャリティショップの居心地が良くて、慣れない新居に行くのが嫌だったのかな(笑)
この感じだと、引っ越し先のおうちでも、なにかとやらかしそうですね。今回の件に懲りて、できれば新しい椅子やソファを隠れ家にするのは、やめていただきたいなぁ。
マイクロチップを装着しているにゃんこの飼い主さんは、引っ越しの際は、くれぐれも登録情報の更新をお忘れなく!お猫さまたちの行動は奇想天外ですからね、日本でも椅子といっしょに愛猫ちゃんを断捨離してしまうことが、起こらないとも限りませんよー!
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