【ねこねーさん雑記】 不調続きの原因は…貧血?猛暑もプラスで、ぐだぐだな日々。。
残暑厳しき折、みなさま、いかがお過ごしですか? 左手首の骨折から今日で50日目を迎えたねこねーさんです。手首の可動域がまだまだ全然元通りには程遠く、角度的にキーボードを打つのがつらいのですが、リハビリがてらパソコン使用時の音声入力は封じて、左手を使うようにしています。
骨折については前回の投稿でかなり詳しくお伝えしたので、今回からは、ねこねーさんの雑記ブログのメインテーマ、乳がん治療について綴っていきたいと思います。前回の投稿の後、「世界猫の日」関連ネタとか、通常の記事もアップできれば良いなーと考えていたのですが、翌日が抗がん剤治療、その2日後が白血球を増やす注射という流れの中、案の定、体調が悪化しまして。。今日になって、やっとブログを更新する気力が復活しました。
ねこねーさんの乳がん治療の詳細やこれまでの経緯については、がん闘病中のみなさんがTwitter…じゃなくてXのプロフィール欄にが掲載しているように、後ほどブログのサイドカラムに固定表示する予定ですが、前回の抗がん剤治療から、薬が変わったんですよね。「ddEC療法」というエピルビシンとシクロフォスファミドという2種類の薬を2週に一度のペースで投与する点滴を4クール行った前半戦が終了して、こないだからは「ddPTX療法」というパクリタキセルというお薬を同じく2週に一度4クール投与する治療がスタート。
それぞれの治療については、また別の記事のトピックにしようと考えているので、今回は詳しく書きませんが、ねこねーさんはEC療法の主な副作用である吐き気や便秘に悩まされることはなく、パクリタキセルで心配されることが多い手足のしびれや関節痛・筋肉痛も、今のところなし。ただし、抗がん剤治療で減少する白血球(好中球)を増やすジーラスタという皮下注射が苦手で、注射当日と翌日は倦怠感でダウン(熱は出ないのに、ぐだぐだで動けない状態が続き、腰も痛い。。)3日目になるとケロッと元気になる、というのが、これまでのパターンでした。
ところが、EC療法の4回目から不調続きの期間に変化が出てきたのです。7月下旬の4回目のジーラスタ注射も予想通り当日と翌日は、倦怠感MAXでダウン。いつものようにリビングのダイニングチェアの上でぐったりしながら配信映画を観まくること以外は極力なにもしたくない(というか、できない)状態が続いて、週明けの月曜には元気回復。が、しかし。木曜日から再び謎に体調悪化。腰痛がメインの不調だったので、遅れて出てきたジーラスタの副作用なのかなぁと思いつつ、もともと腰痛持ちなので、なんとか堪えて在宅勤務も続けていたのですが、結局、週末いっぱいまで不調は続きました。
そして迎えた翌週のパクリタキセルの初点滴。EC療法の点滴は2つの薬あわせて1時間もしないで終わってしまうのに、パクリは4時間近くかかる長丁場。その分、副作用もつらいのではないかと心配していたのですが、当日も翌日も普通に元気でした。3日目のジーラスタ注射で調子が悪くなるのは仕方ないので、三連休の週末にダウンしっぱなしになるのは想定内だったわけですが、もしかしたら連休最後の日曜日には少し動けるようになるのでは?と淡い期待を抱いていたのでした。でも今回は、不調レベルも過去最悪で、回復も遅かった。結局、週明けの水曜日まで6日連続で絶不調。木曜日にやっとスッキリ回復したと思ったら、金曜日に腰痛再発。土曜日だった昨日は、ジーラスタ注射した直後と同じくらいのぐだぐだ感で、終日使い物にならず。今日また元気回復して、ブログを書く気になったという次第です。
このところの不調とリンクしている腰痛が、ジーラスタの副作用(骨髄で好中球を生産しまくっているため)なのか、ねこねーさんの持病の腰痛なのかはイマイチよくわからす。ジーラスタの場合、注射後4日ぐらいを目処に症状が軽くなる傾向が普通のようです。だとしたら、このところの不調続きは何なん??やっぱり、持病の腰痛なのか?体力がなくなって筋力も衰えてきているから姿勢も悪くなって、今まで以上に腰痛になりやすいのかなぁ。。とも思ったり。でも、おそらく長引く体調悪化の原因として、いちばん可能性が高そうなのは、貧血です。
ねこねーさんの場合、幸いにもそれぞれの抗がん剤の副作用はさほどない、とは言いましても、ばっちり脱毛しているし、顔のシミが増えたり、口腔内の違和感(歯茎の裏側がザラザラしたり、舌が痺れたり)、爪の変色と痛み、手足の角質の肥厚、点滴による血管痛などはそれなりに進行しているのです。なかでも、回を増すごとに悪化しているのが、貧血の数値。
抗がん剤治療当日には、診察前に必ず血液検査を行うのですが(そのため治療日は、毎回5時起きなんですよー!)、血色素数というヘモグロビンの濃度を示す値が、治療のたびに確実に減少。基準値が11.60〜14.8のところ、EC療法1クール目の直前に受けた抗がん剤投与前の血液検査の数値は12.9で健康そのもの。その後、2クール目から4クール目の前に行った検査結果は、11.0、10.3、9.7と確実に減少。2クール目のときに基準値を割ったことが気になって、7月から1日分の鉄分が摂れるドリンクも毎日飲み続けているのですが、数値はいっこうに良くならず。前回のパクリタキセルの初回治療前に受けた血液検査では、8.1まで減少していました。
なので普通に考えて、おそらく体調悪化の主な原因は、貧血なのではないかと。最近は、ヘモグロビンを増やすために鉄分とタンパク質を気にしまくった食事内容を工夫しているのですが、なんだかこの感じだと、次回の血液検査ではさらに数値が悪化していそうで心配です。倦怠感が強まるというのも日常生活に支障があるので問題ですが、抗がん剤治療が休薬になったり減薬になったりするのが何よりも嫌で。というのも、前半のEC療法の効果で、しこりは順調に小さくなっているようなのです(MRI検査の画像で確認済み)。初回パクリの点滴後も、右胸がたまにチクチク痛かったりするので、がん細胞を攻撃してくれているんじゃないかと期待しているんですよね。なので、できればこのまま、予定通り、2週間に一度のペースで最後まで治療を完走したい!という気持ちが強くて。そのためにも、貧血をどうにかせねば!!
ねこねーさんはヴィーガンなので(乳製品と卵はアレルギー)、そうじゃない人と比べて、いろいろと食生活を工夫せねばならんのですわ。そのあたりのことを書き始めると、また長くなるので、それはまた別の機会にまわしますね。まだ腰痛はあるものの、今日はかなり調子が良いので、ここしばらく頑張って食べてきた食材が赤血球になってくれているんじゃないかと、勝手に思い込んでいるのですが、体調に浮き沈みがあるため、油断は禁物。とりあえず今は、今週予定されている2度目のパクリタキセルの点滴を無事に受けられるように食べまくらねばっ!絶不調でも食欲だけは毎回あるので助かっています(笑)。
これでもう少し、暑さもやわらいで過ごしやすくなってくれるといいんですけどねぇ。おそらく体調の悪さに猛暑も影響しているのんじゃないかな。週末にオウム部屋の掃除をするときなんか、時々しゃがみながら、ポカリスエットで水分補給しながらでないと、真面目に倒れそうで(苦笑)。貧血状態だと通院時の外出もつらいので、残暑は控えめにしていただきたいなぁ。。
最後におまけとして、ブログを書く直前に撮影した仕事部屋の癒しんぼ、ルビちゃんの近影を貼っておきます(ピンぼけですが、ウロコインコのビッケちゃんも背後に特別出演)。
暑くて脱いでしまったねこねーさんのケア帽子セットの上に鎮座しているところです。ルビちゃんも本当は、慢性腎不全の進行を判断するために尿検査をしなくてはならないのですが、毎回タイミングが悪くていまだに採尿できず。。骨折した左手も動くようになってきたので、そろそろ本気モードで採尿チャレンジに取り組みたいなぁ。