今度はワシントンで!? 地下鉄駅広告にゃんこジャック計画!

先日受験した「ねこ検定」では、日本には、ねこ愛に満ちたねこ好きさんが
たくさんいるんだなぁ…と改めて実感したわけですが、
ねこ好きさんたちが元気がいいのは、日本だけではありません。

近年は、世界的なねこブーム。
去年の夏には、ロンドンの地下鉄構内の広告スペースを、
商業主義とはまったく無縁のお猫さまの写真で埋め尽くすプロジェクトが
実施されて、話題になりました。世界のメディアで紹介されて、
にゃんこまみれな企画に賛同する人が多かったのですが、
覚えていらっしゃいますでしょうか?

過去記事はこちら↓
2016年8月15日:【ロンドン発】地下鉄駅の広告スペースが猫だらけに!?
2016年9月14日:【ロンドン発】地下鉄駅の広告スペース猫ジャック、実施!

この時、クラウドファンディングでの資金集めに挑戦した英国のねこ好きグループ、
「The Citizens Advertising TakeoverService (C.A.T.S)」が、今度は海の向こうの
アメリカで、同様の地下鉄広告のにゃんこジャックを企画しています。

今回、彼らが目をつけたのは、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.を中心に広がる
公共交通ネットワーク、ワシントンメトロの地下鉄駅。
昨夏にジャックしたロンドンのクラッパム・コモン駅と同規模の、
比較的こじんまりした駅、デュポントサークル駅とクリーブランドパーク駅が
現在候補に挙がっています。

資金集めがうまくいった場合、どちらかひとつの駅で開催される可能性が
高いのですが、この2駅は、両駅の近くにあるスミソニアン国立動物園の
ワイルドにゃんこ、オオヤマネコのオリーちゃんに敬意を表して選ばれたようです。

オリーちゃんは2カ月ほど前に、脱走騒ぎを起こして一躍有名になりましたからねぇ。
「指名手配」されていた3日間の間に、もしかしたら地元のにゃんこと
交流していたのかもしれませんから、地元駅がにゃんこジャックされたら、
彼女もよろこぶんじゃないかなぁ。

今回もプロジェクト実施の資金源は、クラウドファンディングサイト「Kicksterter」に
寄せられたねこ好きさんたちからの寄付金です。
今回の企画のために新たに立ち上げられたKicksterterのページには、
駅構内の広告スペースをジャックしたイメージ画像が掲載されています↓

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Photo:Kickstarter

オリーちゃんをリスペクトしているせいなのか、
今回の掲載例のにゃんこは、妙にワイルドですね(笑)

あくまでも(仮)の画像なので、実際にこのポスターが掲示されるわけでは
ありませんが、もうひとつアップされている例も、なぜかイカ耳。。↓
もうちょっと普通っぽい写真はなかったのかな(苦笑)

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Photo:Kickstarter

晴れてプロジェクトが実施される時には、きっと、通勤時のビジネスマンの心を
いやす萌えカワいいにゃんこの写真も拝めることでしょう。

もちろん、今回もポスターのモデルを務めるのは、野良ねこ保護施設の
ホームレスにゃんこたち。Animal Welfare League of Montgomery County という
地元の保護団体とコラボする予定なのだとか。

こちらは、Kicksterterページに掲載されている動画です↓
といっても、プロジェクトの説明用というよりは、
お猫さまの可愛らしさを詰め込んだ、にゃんこPVといった感じですね。

今回のプロジェクトの目標資金は、30,000ドル(約332万円)。
クラウドファンディングの締切日までは、ひと月以上ありますが、
告知不足なのか、まだ33万円ほどしか集まっておりません。
今後、スタートダッシュ不足を挽回できるのか、気になるところですが、
ロンドン開催時には、最終的に目標金額を40万円ほど上回る
約300万円の資金を調達できたので、今回も期待できるんじゃないかな?

Kicksterterのクラウドファンディングは、
愛猫ちゃんの写真を広告に起用できるリワード(返礼品)や、
オリジナルTシャツやマグカップがもらえるリワードなど、
寄付金額によって特典もいろいろ。

気になる方は、ぜひクラウドファンディング・ページを覗いてみてください↓

KickstarterThe Citizens Advertising Takeover Service – Washington, DC

関連記事はこちら↓
UPI(3月27日):Group seeking to replace D.C. Metro station ads with cat photos

ワシントンD.C.といえば、米国大統領のお膝元。
現在、トランプ大統領にねこパンチをお見舞いするサイト
物議を醸しているらしいので、にゃんこジャック実施までに
ねこ嫌いを理由にした無謀な大統領令が発令されなければいいのですが。。

ロンドンに続いて、ワシントンD.C.での実施が実現できたら、
世界規模のイベントとして定着しそうな気も。
次はぜひ、ねこ好き大国の日本でも、にゃんこジャックを展開してほしいなぁ♪

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