賢治と猫キャラ・映画『グスコーブドリの伝記』
まだ気が早いと思って、ご紹介を控えていたにゃんこ関連映画、
公開まであとひと月になりまして、キャンペーン等も始まって来たので
「ねこねこNEWS」でも、そろそろ取り上げちゃおうかと。
7日7日の七夕さまの日に封切られるその映画は、
宮沢賢治原作のアニメーション『グスコーブドリの伝記』。
©2012 「グスコーブドリの伝記」製作委員会 / ますむら・ひろし All rights reserved.
画像は公式HPの壁紙から拝借させていただきましたが、
この擬人化されたにゃんこのタッチ、どこかで見覚えがあるような…
そうです、85年製作の名作アニメ映画『銀河鉄道の夜』を
手掛けたスタッフが再び集結!
脚本・絵コンテ・監督/杉井ギサブロー氏、
キャラクター原案/ますむら・ひろし氏で贈る
アニメファン&賢治ファン待望の新作アニメ映画なのです。
主人公・ブドリの声は、イケメン俳優の小栗旬さん。
妹・ネリ役は、ポッキーのCMでおなじみの忽那汐里さん。
主題歌も小田和正さんですからねぇ。
登場人物がすべて、ねこキャラだというインパクトを吹き飛ばしてしまうほど、
この映画のキャスト&スタッフリストは豪華絢爛です(笑)
ひとまず、気になる映像のほうを見てくださいな♪
こちらは『グスコーブドリの伝記』特報映像 ↓
そして予告編【HD】 2012年7月7日公開↓
ちなみに、こちらは前作の映画『銀河鉄道の夜』の予告編↓
そして、音量アップで、じっくり聞きたいエンドロール↓
このエンドロール、曲は細野晴臣さん、宮沢賢治の「春と修羅」の朗読は、
「まんが日本昔ばなし」の語りがあまりにも有名な常田富士夫さん。
なーんて偉そうに説明しておきながら、じつはねこねーさん、
恥ずかしながら、映画『銀河鉄道の夜』をまだ観ていなかった…なんとっ!
宮沢賢治は、ちくま文庫の全集を買っちゃうほど大好きなのに、
なんで観そこねていたんだろ…ワーンッ!
『グスコーブドリの伝記』と『銀河鉄道の夜』、
きっとどこかの映画館が二本立てで上映してくれそうな気がするので、
今度こそ間違いなく観なくてはっ。今から気合いを入れてチェックです!
公式HPもすでになかなかの充実ぶり♪
劇場情報はまだアップされていませんが、
おうちのにゃんこが参加できそうな、こんな企画もありますよ:
これは、公式HP上で開催されている、ねこちゃんの写真コンテスト。
主人公のブドリのように二本足で立っているにゃんこの写真を投稿すると、
この映画のキャラクター原案を担当されているますむら・ひろし氏が審査して、
選ばれたにゃんこ(の飼い主さん)にステキな賞品を贈っちゃう、という企画。
応募締め切りは、映画の公開日の7月7日。
あと約1カ月あるので、今はまだ二足立ちが無理な子も
特訓すればできるようになるかも!?みなさん、どしどしご応募を!
公式HPはこちら▶ 映画『グスコーブドリの伝記』
宮沢賢治 =『銀河鉄道の夜』=『グスコーブドリの伝記』= 猫
この図式、なんとなく素直に納得してしまいますが、
実際の賢治のこれらの作品の登場人物は、にゃんこなわけではありません。
ねこねーさん的には、にゃんこな主人公たちは全然OKなんですが、
ねこちゃんイメージをまっさらにして原作を読み直してみるのもいいですね。
賢治の短編作品は、青空文庫にいっぱいアップされているので
気が向いた時にファイルをダウンロードしてサクッと読めます:
青空文庫のダウンロードはこちら▶ グスコーブドリの伝記
あ、もちろん、ちゃんと本を買って読むのは、なおGOODです。
なんなら、ねこねーさんみたいに全集でも(笑)
映画『グスコーブドリの伝記』は、7月7日から全国ロードショー!
文部科学省特選の作品なので、よい子も安心♪
ご家族でぜひ映画館へ。親子ペア券も好評発売中ですよー!
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