【米国発】通常サイズのねこ耳のうしろにミニサイズの耳も装備。4つ耳にゃんこ、アスラン君
昨日のブログでは、狼みたいな見た目のレア猫種「ライコイ」のお猫さまをご紹介しましたが、本日もビジュアルインパクトのある異形にゃんこの登場です。今日ご紹介する米ペンシルベニア州在住のアスラン君は、ライコイのように全身から特殊オーラが出ているにゃんこと違って、パッと見、普通のお猫さま。ただし、横顔を見ると「あれ?」っと思って二度見してしまうかも。
アスラン君の場合、注目すべきはお耳です。彼の猫耳はダブル仕様になっていて、通常サイズのお耳のうしろにもうワンセット、小さなお耳がついているのです。
合成写真のように見えるこちらのお写真は、加工なしのリアル画像。真横からのショットなので、3つの耳しか見えませんが、左耳のうしろにも可愛らしい小さなお耳がついています。
「ねこねこNEWS」に4つ耳にゃんこが登場するのは、今回が初めてではありません。過去にご紹介した4つ耳にゃんこのほうが、アスラン君よりも正面から見た時に4つ耳であることがわかりやすくて、エクストラなお耳の存在が際立っている感じかな?
過去記事はこちら↓
2012年8月31日:4つ耳にゃんこ、ヨーダくん
2018年2月26日:【豪州発】奇抜な個性に注目!4つの耳+1つの目、フランキー君
現在1歳のアスラン君が、動物保護団体でボランティアをしていた現在の飼い主さんと出会ったのは、あどけない子猫時代。昨年、クルマの修理店にいた14匹のきょうだい子猫たちと一斉に保護された際に、1匹だけ4つ耳を持っていたのが、このアスラン君だったのです。
アスラン君の4つ耳は、遺伝子によるものです。参考にした記事によると、1957年に猫が4つ耳になる遺伝子が発見されており、劣勢遺伝なので4つ耳にならないことが多いのだとか。たとえば、その遺伝子を持つ2つ耳の猫同士が子孫を残しても、4つ耳にゃんこが誕生する確率は50%。アスラン君の場合も親猫から4つ耳遺伝子を受け継いでいて、なおかつ見た目にもその影響が現れたレアケースと言えるようです。
子猫時代のアスラン君は、そんな複雑な遺伝子情報なんて、お構いなし。ちょっとくらい耳が多くても、子猫の愛らしさはMAXに振り切り状態!正面から撮影したお写真だと、小さなエクストラ猫耳は隠れていて、至って普通の可愛いこニャンに見えます♪
でも、チビにゃんこ時代から、ミステリアスな第3、第4の耳は存在していて、ちょっと大きめな通常の猫耳のうしろにダブルでセットされていました。
ミニ耳がついているせいなのか、アスラン君の前側の猫耳は、普通のにゃんこよりも大きめで左右に開いている感じかな?スナネコの猫耳に似ていますね。
開き気味のお耳と小さめのおめめの組み合わせが愛らしいアスラン君。控えめな表情でちんまりお座りする姿は、とても異形のにゃんことは思えません。
ところが、横から見ると、お耳のあたりがグッと個性的に!SF映画に登場するクリーチャー味がグッと増します。ミニ耳に聴力があるのかどうかは不明ですが、普通のにゃんこには聞こえない音までキャッチできる不思議能力がありそうに感じられます。
最後は、お庭に遊びにきたリスさんを見て興奮しているアスラン君の動画を。後頭部から撮影しているので、4つのお耳の様子がよくわかります。
今のところ、アスラン君のSNSのフォロワー数はまだ控えめですが、海外メディアで取り上げられたので、今後は注目されそうですね。
リードをつけたお散歩の様子や同居わんにゃんとの暮らしぶりが公開されている4つ耳にゃんこ、アスラン君のSNSアカウントはこちら:
Instagram:aslanthe4earedcat
Twitter:Aslanthe4earedcat
関連記事はこちら↓
Daily Mail(7月27日):I can hear you purrrfectly! Meet one-year-old rescue cat Aslan who was born with four ears and has finally found a home
Metro(7月27日):Cat born with four ears finds his forever home