【米国発】猫たちの理想郷をDIYした元大工のピーターさん、FIP(猫伝染性腹膜炎)研究支援も展開中!

今日は春本番の暖かさですね!昨日は、トトちんのおシッポ状況と庭で開花しはじめているクリスマスローズのお写真をご紹介しましたが、ブログ更新後に、ねこねーさんちで越冬していたアゲハのサナギが1匹羽化していることにも気づきました。

昨日羽化した第1号はナミアゲハだったのですが、今日もクロアゲハのサナギがひとつ、羽化寸前の様子でスタンバイしています。

もう3月中旬ですからね、この先、続々と春めいた動きが展開されてくることと思います。しかしながら、先月の「スーパー猫の日」でフィーバーしすぎたせいか、現状、新規のねこネタはかなり落ち着いている感じ。。

これといってめぼしい話題に恵まれず、「ねこねこNEWS」で過去に取り上げたことのあるネタばかりが目についてしまう今日この頃。本日ご紹介するのも、7年前にご紹介したことがある話題のアップデートになります。

猫ネタ探しに困って海外メディアをあちこちのぞき見していたら、米国WEBメディア「Bored Panda」で先月取り上げられていた記事が目にとまりました。保護猫たちのために理想のおうちをデザインした男性のお話です。

正直なところ、「にゃんこたちの理想郷」的な見出しよりも、記事に添えられていたスキンヘッドのマッチョ男性の写真に目が釘付けになってしまったと言うほうが正しいのですが(笑)↓

「House Of Nekko」で暮らす猫たちとピーター・コーエンさん
出典:Instagram

この笑顔と巻尺を持つ二の腕がすてきなタンクトップ男性は、2015年の「ねこねこNEWS」の過去記事にご登場済みのピーター・コーエンさんでした。

過去記事でご紹介したときは、ピーターさんは写真ではなく、動画の中にのみ登場していたので、彼のルックスまでは記憶に残っていなかったのだと思います。

過去記事はこちら↓
2015年1月28日:ねこ好き大工さんのお手製にゃんこハウス

でも、ピーターさんがご自宅を自力で改造したねこハウス、通称「ハウス・オブ・ネッコ(House of Nekko)」の独特なインテリアは、ねこねーさんの記憶にバッチリ刻まれていましたよ!参考にした記事の写真を見て、すぐに思い出すことができました。

元大工さんのピーターさんがDIYしたお猫さまの楽園には、今でも20匹以上の保護ねこたちが暮らしているそうです。

過去記事は、お猫さま最適住宅としてリフォームしたご自宅についての簡単なご紹介のみでしたが、「Bored Panda」の最新記事にはピーターさんが「ZenByCat」という猫たちのための慈善団体の代表として活躍されていることも書かれていました。

彼が「ZenByCat」の活動をはじめたのは、「ねこねこNEWS」でDIYハウスを取り上げた翌年の2016年、ミス・ビーンという名前のおんニャの子がFIP(猫伝染性腹膜炎)を患い、闘病を続けた結果、虹の橋をわたったことがきっかけになったとのこと。

ミス・ビーンと彼女と同じ病で命を落としたお猫さまに敬意を表して、ピーターさんは非営利団体「ZenByCat」を設立。ミス・ビーンの治療に取り組んでくれたカリフォルニア大学デービス校のチームと協力して、FIP(猫伝染性腹膜炎)で命を落とす猫たちが1匹でも少なくなるように彼らの研究をサポートしているのです。

ピーターさんのおうちのスモーキーという名前の保護猫も、この調査研究のおかげで病気を克服することができたのですが、スモーキーやその他のねこたちの命を救った薬を市場で販売する段階にはまだ至っていない模様。

FIPの治療薬の普及も、日本で注目されている宮崎徹さんの腎臓病の研究のように、多くの方からの支援があってこそ、達成できるものなのでしょう。

ピーターさんはご自宅である「ハウス・オブ・ネッコ」でたくさんのお猫さまたちに囲まれながら、今でもタンクトップ姿で猫愛を燃やしいます。

こちらは今月3日にZenByCatのインスタにアップされた動画です↓

お猫さま専用テレビもあるニャンて、文字どおり、にゃんこの楽園ですね♪

ピーターさんご自身が動画の中で語っているように「ハウス・オブ・ネッコ」の「ネッコ」は、やはり日本語の「猫」の意味でした。過去記事にも書きましたが、ピーターさんのところには日本人の猫活仲間もいらっしゃるようです。

以下の動画には、「ヒダリ」「ミギ」という名前のお猫さまも登場しますよ(笑)↓

ハウス・オブ・ネッコで暮らすお猫さまの中には、絶世の美ニャンも。きゃ、きゃわいいっ!!!↓

煉獄さんもいました!!!↓

あ、でもこの動画、「スモーキー煉獄」って書かれていますね。

ってことは、上記でお伝えしたFIPを克服したスモーキー君と同一ニャン物なのでしょうか?

だとしたら、この元気な姿は、まさにピーターさんが心を燃やした結果ですね!

いろんな意味で死闘を繰り広げたであろう、ピーターさんとスモーキー君の頑張りに盛大な拍手を送りたいところですが、動画の「うまい」「うまい」の吹き出しが効果的すぎて、思わず笑ってしまいます(笑)

以前ご紹介した時には、ピーターさんの活動情報はほとんどなかったのですが、今はZenByCatの公式サイトのほかにも各種SNSを運営中!

FIP治療中のお猫さまと暮らす飼い主さんはもちろん、ねこたちのウェルビーイングに興味がある方は、ぜひピーターさんの活動に注目してみてください♪

Zen By Catの公式サイトとSNSはこちら↓

公式サイトZen By Cat

InstagramZenByCat

FacebookZen By Cat

TikTokzenbycat

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Bored Panda(2月17日):This Man Designed A Purrfect House For His 20-Plus Rescue Cats

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