越冬サナギの羽化、続々!3匹のクロアゲハ、ビビ子さんと美の競演
本日も引き続き、わが家のベランダから春の訪れのリポートです。
昨日は、わが家のビボーの乙女、ビビ子さんと満開のキクモモの競演をお楽しみいただきましたが、今回ビビちゃんと美しさを競うのは、サナギの状態で冬を越したアゲハチョウ3匹衆です。
「ねこねこNEWS」を長年ご愛読いただいている方々はご存知かと思いますが、虫好きのねこねーさんはお庭のレモンの木で生まれたアゲハの幼虫を保護する活動を毎年行っています。昨年は例年以上に多くのイモムシたちが秋以降にわが家でサナギになりまして、そのままプラケースの中で越冬していたのです。
気の早いナミアゲハの越冬サナギ1号が3月13日に羽化してから、3月中に6号までが羽化(2〜4号はナミアゲハ、5・6号はクロアゲハ)。
4月になってからはクロアゲハの羽化ラッシュで、4月1日に7号が羽化した後、しばらく間があいて、7日から今日までは連日羽化が続いており、先ほど14号と15号をお空にリリースしたばかりです。
今回お届けするのは、1日に4匹のクロアゲハが羽化した4月7日のお写真です。朝イチに羽化した8号を8時半くらいにお空にリリースした後、在宅勤務のお昼休みに再度チェックしたら、さらに3匹羽化しておりまして。。慌てて、プラケースをバルコニーに出したのでした。
ビビ子さんも、いきなり大きなクロアゲハが3匹も出現して、ちょっと驚いているようです↓
ビビ子さん、これは成虫になったクロアゲハさんですよ。冬の間、サナギの状態で春を待っていたアゲハさんが、あったかくなってチョウチョちゃんになったのです。
ビビちゃん、毎年、お空に旅立つチョウチョちゃんを見送っているのに忘れちゃったの?
それとも、妖艶でキレイな子がいきなり登場して、ビボーの乙女のジェラシーに火がついてしまった感じかな(笑)
できれば、もっと広い容器で羽化させてあげればよかったのですが、越冬サナギラッシュで、プラケースの中はこのありさま。。↓
羽化した後は、早めにプラケースから出してあげないと、驚いてパタパタと羽ばたきをしてしまった時に、羽根の先っちょの細い部分が折れちゃうんですよね。
なので、まだ羽化したてで十分に飛べる状態ではないものの、とりあえず羽化した9号と10号と11号をプラケースから出して、網戸にとまらせることにしました。
3匹とも、無事に羽化に失敗せず、きれいなチョウチョになれたようです♪
網戸に移動したクロアゲハの成虫のお写真がこちら↓
チョウチョちゃん、猫語になっていますけど(笑)さては、冬の間に3ニャンのおしゃべりを聞いて覚えましたね!
それにしても、クロアゲハが3匹もとまっている網戸の様子は、とてつもなくシュールです(笑)みんな、羽化したばかりなので、飛ばずにじっとしています↓
ねこねーさんが、網戸のアゲハちゃんたちを観察している間に、ビビ子さんは越冬サナギのプラケースに興味津々↓
ビビちゃん、そんなところでスリスリしないでくださいよー!プラケースが倒れたら、サナギちゃんたちが可哀想でしょう。
そうなんですよ、これ以外にも、別のプラケースで2匹のサナギが羽化待ちです。
残っているサナギは、見た感じ、大きい子が多いので、ナミアゲハではなく、クロアゲハがほとんどかな?
今日まで羽化した15匹のうち、3月18日に羽化した2号と3号のナミアゲハは羽化に失敗して、羽根が曲がってお空デビューを果たせなかったのです。
プラケースの中で介護食を与えながら飼育を続けたので、2号は10日ほど、3号は3週間近く元気にしていましたが、できればお空を飛ばせてあげたかったなぁ。。
そうですね、ビビ子さん。わが家で羽化した子と思われるアゲハチョウが、ヒラヒラとお庭に舞い戻ってきてくれる姿を見ると、ねこねーさんはとてもしあわせな気持ちになります。
今年も里帰りアゲハたちをおもてなしするために、お庭もバルコニーも花盛りにしたいなぁ。ガーデニングを頑張らなくては!
網戸で休憩していた3匹は、夕方にはいなくなっていました。
きっと、3匹それぞれ、春を満喫する旅に出かけたのでしょう。ねこねーさんちのお庭にも、ときどき遊びに来てくださいね♪