【米国発】超メタボなボディは18キロ超え！保護施設の投稿が話題を呼び、里親が決まった巨猫、パッチーズ君

by ねこねーさん · 公開済み 2023年4月20日 · 更新済み 2023年4月21日

昨日は出社と風邪気味のダブルパンチで、ねこねーさんは帰宅後、全身の疲労感に襲われて、めずらしくブログ用のネタ探しをしないで寝てしまったのですが、一夜明けて海外のお猫さま関連情報を調べてみると、検索結果は、2つの話題でほぼ埋め尽くされていました。

ひとつは、ニュージーランドの猫ハンティング選手権がバッシングを受けて中止になったというニュース。もうひとつは、米国でデブ猫ちゃんの里親が決まったというニュース。

ニュージーランドのほうは、見出ししか見ていないので詳細は不明なのですが、ブログに掲載できる画像がなさそう、なおかつ、議論が沸騰している取り扱い注意の話題なので、ちゃんと調べてからでないとご紹介するのが難しそうということで、ひとまずパス。

今回は、ハッピーエンドを迎えたほのぼのエピソードの、ふたつめの話題のほうを取り上げたいと思います。

晴れて「うちの子デビュー」を飾ることになったのは、米バージニア州リッチモンドにある動物保護施設「リッチモンド・アニマル・ケア・アンド・コントロール」でお世話になっていたブチ猫のパッチーズ君。

彼は、我が家の巨猫トトちんを彷彿させる大柄の白黒にゃんこなのですが、体重は、8キロ超えのトトちんの倍以上！ニャンと、約18.3キロ（40.3ポンド）もある別格レベルのメタボにゃんこなのです。その堂々たるお姿が、こちら↓

里親が決まった巨漢にゃんこ、パッチーズ君 — 出典：New York Times

わがままボディのパッチーズ君を抱っこして満面の笑みを浮かべているのが、彼の里親さんになった飼い主のケイ・フォードさんです。彼女は娘さんからパッチーズ君の里親募集の広告についてテキストメッセージで知らされて、その巨大なボディに魅了されてしまった巨猫好きのひとり。広告を見て、ぜひとも我が家にお迎えしたいと、すぐに里親として立候補したのだとか。

が、しかし、保護施設がアップしたパッチーズ君の里親募集広告は、その機知に飛んだメッセージとインパクトのある写真によって米国全土の注目を浴びていました。

メディアのインタビューに応じたケイさんは、「私と同じように90億人もの人たちが彼に恋していることがわかりました」と語っています。パッチーズ君が世の中から大注目されていることを知って、彼をお迎えできる確率は極めて低いと諦めモードだったようです。

こちらが、パッチーズ君がお世話になっていた保護施設が里親募集のためにFacebookに掲載したお写真です。残念ながら、パッチーズ君のお顔は見えませんが、その立派すぎるボディの大きさは、バッチリ確認することができます↓

実際の投稿はこちら↓

投稿文も、ザックリ訳しておきますね↓

里親決定済みあなたは、今朝起きて「誰も見たことがないような大きさの猫の里親になろう」と思いましたか？もしそうなら、あなたにぴったりな猫がいます。パッチーズに会いにきてください：彼の体重は、40.3ポンド！彼の食事は厳格に規制されており、エクササイズ計画にも取り組んでいます。そして、とても甘えん坊です。去勢済み、健康診断済み、マイクロチップ装着済み、今日から里子に出る準備万端です！彼に会いたい方は、ご自宅の情報とパッチーズのダイエット計画をサポートするお考えについてロビンまでメールしてください。里親が決まるまで、私たちは彼の見事なまでに食いしん坊なボディを驚愕しながら眺めます。

90億人というのは、さすがに大袈裟ですが、この投稿には2,000以上の「いいね」と1,200を超えるコメントが寄せられました。その中には、パッチーズ君の里親に立候補している人も含まれていました。

おうちにウェルズリーちゃんという先住にゃんこがいるケイさんは、幸いなことに、パッチーズ君が保護されている施設から車ですぐのところに住んでいました。そのため、養子縁組の最有力候補になることができたのです。

しかも、ケイさんは、すでに仕事をリタイアした後で、パッチーズ君のダイエット計画に取り組む時間はたっぷりあります。実際に施設までパッチーズ君に会いに行くと、ケイさんは文字通りの一目惚れ。そして、パッチーズ君のほうも、ケイさんに対してゴロゴロとノドを鳴らしてくれたのです。ふたりは相思相愛、お見合い成立です！

パッチーズ君は、大きなボディの魅力はもちろんですが、お鼻の黒いハートマークもチャームポイント。とてもかわいらしい子ですよね↓