【ねこねーさん雑記】手術から1カ月経過!現在の体調と気になる病理検査の結果は…

退院後、落ち着いたらブログをアップしようと思いながら、すでに11月半ば。先月の13日の金曜日に手術をしてから、ひと月が経過しました。昨日あたりから急に寒くなってきましたが、みなさま、お変わりありませんか?

前回のブログは、退院前日の病室からお届けしていたんですよね。ひと月前の自分がそんな状況だったとは!今は体調的にはかなり元気になってきているので、入院していたときの記憶は、すでに遥か彼方のイスカンダルにでも置き忘れてきてしまったかのような感覚です。

おかげさまで、術後の経過は良好で全摘した右胸の痛みはほとんどない…はずだったのですが、術後すぐよりも今のほうが断然痛い!なんだ、このつっぱり感はっ!表面の傷跡はきれいに治りつつあるのですが、時間の経過とともに内側部分に妙につっぱった感じが生じてきて、ちょっと前からそれがかなり強まってきているのです。

手術直後は、リハビリなんていらないんじゃないかと思っていたくらいに余裕で腕は上がったのですが、今は、これ、動かさないままだとヤバいのでは??と不安になるほどです。主治医も「どんどん動かして」と言っていたので、多少痛みがあっても、入院中に指導された術後のリハビリ運動は毎日欠かさず続けるべきですね。腕の運動はラジオ体操がいい感じということにも気づいてみたので、体力アップも兼ねてラジオ体操も日課として取り入れようと思っています。

左手首の骨折もそうですが、大きなケガや手術をしたときは、その後しばらく経ってからのほうが大変なのかもしれません。左手首のほうも、まだ全然痛くて関節は固まったまま、思うように曲がらず。。今も1日おきに整形外科へリハビリ通院しているんですよー!骨折したのは7月上旬なので、すでに4カ月が経過。。固まっちゃった手首、もう戻らないのかなぁ。できれば年内で通院をやめたいのですが、寒くなって血行が悪くなるとさらに悪化しそうだし、悩ましいですね。

と、長引く左手首のリハビリにうんざりしつつある一方で、じつは乳がんの治療のほうは呆気なく終わってしまったのですよ。

じつは先週の木曜日が、術後はじめての主治医の診察で、全摘した右胸の病理検査の結果発表の日でもあったのです。地元のかかりつけ医に術後の挨拶に行った時に今後の治療のことをたずねたら、再発しやすいトリプルネガティブということもあって、病理検査の結果次第では、放射線治療もしくは飲み薬の抗がん剤の投与をする可能性があると告げられていたのです。

自分でもXの投稿などで検索して「そうだよねー、さすがに放射線くらいはするよねー、毎日通院しながら仕事続けるの、しんどくないかな」と心配したり(放射線治療は平日毎日通院しないといけないのです)、「経口抗がん剤、副作用は少なめといっても、それなりにダメージはあるよね」と不安になったり(手の皮が剥がれたり、しびれたりするみたいです)、今後の治療についてあれこれ思い描いていたのでした。

今もまだしつこくパクリタキセルの副作用の手足の痺れが治らないのに、さすがにもうこれ以上のしんどさは勘弁してほしいという思いがある一方で、でも再発は怖いので、受けられる治療はありったけ受けておきたい!という気持ちも強くて。そんなモヤモヤした想いのまま、病理検査の発表の場である診察室に向かったのでした。

気になる結果は、完全奏効(pCR)!抗がん剤がよく効いて、切除部分のがん細胞はすべて消滅していたそうです。主治医からも「いちばんいい結果になった」と言ってもらえました。リンパ節郭清もする必要がなかったし、がん細胞が切除部分以外に存在している可能性は極めて低いと判断されたのでしょう。乳がんの治療はひとまずこれで終了、今後は無治療の経過観察ということになりました。

なので、地元の乳腺科クリニックには3カ月一度の通院、手術をしてもらった大学病院への通院は1年後です。抗がん剤治療をしている患者さんたちはみなさん、この「完全奏効」を目指して頑張っているので、ねこねーさんもこの結果は、とてもとてもうれしくて。抗がん剤の副作用も軽めで、減薬したり休薬したりしないで、予定通りの治療を終えられたことが大きく影響したのでしょう。

とはいえ、「完全奏効」の後に再発した方も少なからずいらっしゃるので、油断は禁物。相手は手強いがん細胞ですからね!正直なところ、いきなり無治療になってしまって本当に大丈夫なのか、不安じゃないといったら嘘になります。再発はもちろん、キープできている左胸や他の部位に新たながんが生じることも大いにありえるので、定期的な検査はもちろんですが、これからは今まで以上に自分を労って、心身ともに無理のない暮らしを心がけようと思っております。

ブログのほうも、そんなわけで、しばらくはゆるゆるした感じの投稿頻度をキープしていこうと考えています。毎日投稿のブログ執筆モードに突入してしまうと、確実に睡眠時間がなくなりますから(苦笑)でも、日々の最重要課題が乳がん治療ではなくなったわけですから、今後は従来の「ねこねこNEWS」に近い投稿内容、巷のねこ関連ニュースや我が家の3ニャンの近況レポートの数も増やしていく予定です。

治療関連の備忘録としてブログにまとめておきたい内容もまだいくつかあるので、当面の間は、乳がんについての投稿がメインになるような気もしていますし、投稿頻度もスローペースだと思いますが、ぐうたら三昧の愛猫ちゃんを見守るようなあたたかい眼差しでおつきあいいただけると幸いです。

ちょっと前から眉毛とか髪の毛とかも生えてきて、今まさに自分の体の各所がかなり興味深い状態なんですよー!寒くなってきたので禿頭にニット帽をかぶってみたら、メガネの柄の部分が当たって痛いということに気づいてみたり、乳がんサバイバーとしての毎日は興味深い発見の連続です。全身の毛が抜けちゃうなんていう異常事態は、普通に生活していたら、そうそう起こり得ませんから。

でも、また再度、抗がん剤治療を再開しなきゃいけない事態になったら、ジーラスタ注射の倦怠感とか、剥がれかけた爪の痛みとか、つらい思い出がまざまざと思いだされちゃうんだろうなぁ。。

そんなことにならないように、今はただただ、がん封じを願って3ニャンをナデナデして、しあわせホルモンの分泌を高めておきたいと思います。お猫さまは「愛でる抗がん剤」ですからね。

ねこねーさんの乳がん治療について

浸潤性乳管がん(右)、トリプルネガティブ
核グレード(がんの顔つき)3、Ki-67(増殖率)76%、ステージ1
HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん)陰性

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2023/3/18 深夜、寝る前に自宅の廊下を歩きながら、ふと右胸の違和感に気づく。触ってみると、しこりらしき塊が!

2023/3/19 口コミのいい地元の乳腺科クリニックを予約

3/27 乳腺科クリニック初診でマンモグラフィーと乳房エコー検査、マンモ検査時に出血→乳腺腫瘍の疑い

4/1 MRI検査

4/10 針生検

4/24 検査結果の説明→乳がん告知

5/1 大学病院の紹介状をもらう(血液検査と腫瘍マーカーの結果は異常なし)

5/11 大学病院初診(血液検査&尿検査、乳房エコー検査、CT検査)

5/25 主治医から検査結果の説明 

5/26 心エコー検査

6/15 術前抗がん剤治療スタート、初回のみ一泊入院。以降は2週に1度の通院で点滴(ddEC療法4クール → ddPTX療法4クール、いずれも白血球を増やすジーラスタ注射を併用)

9/23 抗がん剤治療(全8クール+ジーラスタ注射)予定通り完走!

10/13 右乳房全摘手術(センチネルリンパ節生検→リンパ節郭清なし)

10/18 手術から5日目に退院

11/9 病理検査の結果、完全奏効! 今後は無治療の経過観察に

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