糖尿病疑惑だったトトちん、インスリンお注射ライフに突入!

いつのまにか、たいして雨が降らなかった梅雨が明け、『鬼滅の刃』の劇場版も封切られ(公開翌日にIMAXで鑑賞!)、参議院選挙の結果も出揃った三連休の最終日。みなさま、いかがお過ごしですか?

前回の「ねこねこNEWS」更新後も相変わらず、仕事に追われっぱなしでブログ更新の時間が取れずにいた間に、血液検査で糖尿病疑惑を指摘されたトトちんの再検査の結果も出ておりまして、糖尿病が確定してしまったんですよー!

というわけで、すでにインスリン注射を始めて2週間が経過しております。お注射を開始するまでの経緯を書き留めておきたいので、今回は、ねこねーさんの備忘録的にリポートしますね。

前回のブログでお伝えしたように、毎年恒例の3ニャンの血液検査を行ったのは6月下旬。トトちんは血糖値が高かったので、フルクトサミン検査という過去2週間の平均的な血糖値がわかる追加の血液検査を行うことになりました。そこまでは、ブログに書きましたよね?

ブログ投稿の翌日にその結果を聞きに行くと、残念ながら数値が高くて、一時的な血糖値の上昇ではないことが判明。獣医さんから治療するかどうかの判断を迫られたのですが、もちろん答えは大きくYES!このまま放置していては血管がボロボロになってしまいますから、すぐにでも治療を開始したかったのですが、血糖値を抑えるためのインスリン注射を開始するには、インスリンの量を決めるために初回は1日入院しなくてはいけないとのこと。

治療開始は早ければ早い方がいいですからね。結果を聞いてすぐにトトちんを入院させたかったのですが、翌日は動物病院の定休日でお迎えに行けないため、即入院はNG。休診日の翌日に連れて行こうと思ったら、今度はその翌日がねこねーさんの出社日で、これまた営業時間内にお迎えに行けないためにNG。結局、月曜日に検査結果がわかってから3日ほど経過した金曜日の朝に入院することになりました。

が、この間、トトちんの様子が謎に不調気味に転がりはじめてしまったのです。それまで普通に元気だったのが、何歩か歩くとすぐに床の上にしゃがみ込むことが多くなって、気づくと、あれ?もしかすると左脚を引きずってますか?あれ?トトちん、大丈夫??みたいな状態に。

糖尿病のにゃんこは、重症化すると足のかかとをつけた歩き方をするようになるという情報をネット検索でインプット済みだったので、歩き方の異変がものすごく気になって。それにトトちんは明らかに元気ないし。これはもしや、急激に糖尿病の症状が悪化しているのでは?

病院に連れて行ったほうがいいんじゃないか悩んだものの、そこまで緊急事態かというとそうでもなく。入院予定も決まっていたので、祈るような気持ちで金曜日までトトちんのことを見守りながら数日間過ごしました。

このところしばらく、カリカリお給仕直後に半分だけ食べて、残りの半分は後でおなかがすいたときに適当に食べる、という食事パターンだったトトちん。1日分の食べる量は大して変わっていなかったし、体重も変わらないどころか、謎に増えている気配だったので様子見していたのですが、食欲が低下していたのは夏バテのせいではなく、糖尿病のせいだったのかもしれませんね。

2、3日のうちにどんどん調子の悪さが目につくようになってきて、やっと迎えた入院日の朝。目覚ましが鳴ってもすぐにベッドから起きられないねこねーさんのおなかの上に、トトちんがどっしりと鎮座しておりました。冬場と違って、ベッドの上に来ることはあまりなかったのに珍しい。今日が入院日だということをにゃんこの勘で察知していたのでしょうか?↓

糖尿病で入院前のトトちん

うん、知ってる。トトちんが謎に調子悪いのは、ねこねーさんも気づいていましたよ。でも今日、獣医さんのところにお泊まりして、お注射の治療を始れば、きっと元気になりますよ!だから、トトちん、頑張って!入院は1日だけだし、獣医さんはすぐそこだしね。元気玉を百万発連打で送りますから、今日明日、動物病院で良い子にしていてくださいな。

いつもより明らかにしおらしいトトちんにエールを送って、開院時間前に動物病院まで送り届け、その日は終日そわそわとした気持ちのまま、在宅勤務を続けたのでした。

入院でトトちんが不在の翌朝の土曜日、今度は珍しいことに、めったに寝室にやってこないルビちゃんが、朝寝坊のねこねーさんのベッドの上までやってきました。

トトちん入院日のルビちゃん

あれ?ルビちゃん、珍しい!トトちんは昨日から獣医さんのところにお泊まりなのよ。糖尿病になっちゃったから、インスリンのお注射をしなくちゃいけなくて、そのお注射の量の調整のために1日入院しているの。

ルビちゃんはトトちんのことをいつも毛嫌いしてるけど、やっぱり心配なのかな?

トトちん入院日のルビちゃん

だよねー!ねこねーさんも自分が手術で入院していたときよりも、トトちんの入院のほうが気持ちが落ち着かないもん。今回の入院は手術とかの大ごとではなくて、お注射されているだけなんだけど、できれば代わってあげたいくらい。

トトちんのお迎えに行ったのは、入院日の翌日の閉院時間ギリギリ。トトちんは、入院中も元気がなかったみたいで、獣医さんも何やら心配している感じでした。さらに悩ましげだったのが、入院中はインスリンの量を決めるために注射後の血糖値を定期的に測るのですが、その値がほとんど変わらなかったというのです。つまり、インスリン注射の効果があまり期待できないということ。かといって、注射する量を多くし過ぎると、今度は低血糖の恐れがあって、どちらかというと糖尿病よりも、インスリン注射による低血糖の方が命の危険があるので怖いのだとか。

というわけで、トトちんの場合、効くか効かないか、いまいち謎なインスリン注射を1日1回だけ打つという治療をしばらく続けてみることになったのです。

猫のインスリン注射は、朝晩1日2回決まった時間に打たなくてはならない(それが大変!)みたいな情報を事前に調査済みだったのですが、トトちんは、2回打っても効き目に大差がないと獣医さんが判断したようで、朝ごはんの後に1回打てば良いということに。

ねこねーさんは、トトちんの糖尿病治療を決めた時から、日々のお注射担当として生まれ変わる気満々だったんですよね。寝る時間も起きる時間も不健康極まりないこれまでの生活を改めて、出社日の起床時間に合わせて毎日早起き!二度寝厳禁!この際、規則正しい生活に振り切って朝活も始めよう!と、トトちんファーストの暮らし改善を覚悟していたのですが…1日1回だけなら、そこまで注射を打つ間隔にシビアにならずにいいのかな?

生活改善に気合いを入れまくっていたので、なんだか気が抜けたような、でもそれ以上に、インスリンが効かないってどういうこと?トトちんの糖尿病の治療の行方は???と、かなりモヤモヤした気持ちのまま、1日入院のトトちんをお家に連れて帰ってきたのでした。

もちろん、お迎え時の診察室では獣医さんからインスリン注射のやり方もバッチリ伝授していただきました!注射するときの獣医さんの手元を解説付きで録画させていただけたのが、帰宅後のお注射初チャレンジで大変役に立ちました。

無事に家に帰ってこられたトトちんはというと、やっぱり元気がなく、何やら放心状態…↓

糖尿病で入院した後のトトちん

この写真では見えませんが、血糖値を測る装置がつけられていたのか、首の周りのモフ毛が少し刈られていました。

トトちん、大丈夫かなぁ。獣医さんも「元気ないよ」と声が暗かったし、お注射が効かなくてこのまま元気がさらになくなってしまったらどうしよう。とかなり心配したのですが、幸い、帰宅してから結構すぐ、いつものトトちんに戻りました。

翌日の朝から開始したねこねーさんのインスリン注射が効いているのか、カリカリを糖質コントロールの療法食に切り替えたのがよかったのか、入院から解放されたトトちんの気持ちの問題なのか、何がどう作用しているのかは分からないのですが、見た感じ、今は調子の悪さを感じることはまったくない、いつも通りのトトちんです。

入院前にうずくまっていた様子や、脚を引きずっていたような不自然な歩き方も、その後は一度も見られなくて、気持ちよさそうにへそ天状態でリビングに寝転がっています。

糖尿病治療中のトトちん

療法食がおいしいのか、お給仕直後に半分しか食べなかったカリカリも、毎回完食するようになりました。

糖尿病治療中のトトちん

とりあえず、トトちん、元気回復してよかったよー!できれば血糖値も下がっていてほしいんだけど、それはまた検査してみないとわからないので、当面はインスリンの効果が上がることを信じて、毎日のお注射を続けましょう!

獣医さんは「糖尿病は治らない」と断言していたのだけど、お猫様の場合、わんこと違ってダイエットすると糖尿病が良くなるという話もあるみたいだし、毎日のお注射と合わせて体重コントロールにも挑戦したいと思っています。今、9kg越えですからね、8kgくらいを目指したいなー。トトちんと、二人三脚ならぬ一人一匹五脚で頑張りますよー!

ちなみにインスリン注射は、カリカリをお給仕するのと同じくらい、全然手間じゃなくて簡単です。ドキドキしたのは最初だけで、注射の準備もすぐできるし、注射を打つのも一瞬で終了!トトちんも首周りのお肉が多いこともあって痛がる様子は皆無です。お猫さまの場合、注射よりも、お薬を飲す方が大変だと思います。

ねこねーさん的に難関なのは、インスリン注射よりも、ビビ子さんの尿検査用のおしっこを採取すること(苦笑)先月の血液検査で、腎臓病疑惑が出てしまったビビ子さんは、尿検査を追加で受けなくてはいけないのですが、いまだにオシッコ採取ができていなくて。

トイレの置き場所的に、いつのまにかおトイレを済ませてしまうので、どうすりゃいいんですかね?打つ手がなくて困っています。できれば週明けには、ビビ子さんの血液検査の再検査もしたくて、その時に尿検査も合わせて受けさせたいんだけどなぁ。

ビビ子さんも、見た目は全然元気なのですが。ビボーの乙女の腎臓病疑惑は、果たして晴れるのかどうか。こちらのほうも進捗ありましたら、「ねこねこNEWS」でリポートしますね!

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