【英国発】ハリネズミ減少の理由は…
今年の1月24日の記事で、ニュージーランドの「にゃんこ撲滅キャンペーン」
のニュースについて取り上げましたが、覚えていらっしゃいますか?
外歩きのにゃんこの魔の手にかかり、野鳥たちの数が減っているため、
ねこを飼うのをやめよう!という、少々過激な呼びかけだったのですが、
実際、鳥さんたちが犠牲になっている事実を考えると、
にゃんこの室内飼いを強く推奨したくなる気持ちもわかりますね。
この外歩きのねこちゃんたちのワイルドな習性は今、
英国でも問題になっているみたいです。
昨日付けのMial Onlineの記事(英語)にこんなのがありました…↓
Mail Online(8月1日):Lock up your felines! Cat curfews needed to save hedgehogs, wildlife expert warns
英国南部のエセックス州ソーリントンにある野生動物の保護センター
(Wildlives Rescue and Rehabilitation Centre)の
ロージー・キャットフォードさんによると、どうやら英国内で
1年間に2億羽以上の野鳥が飼い猫により命を奪われているのだとか。
野鳥だけでなく、ハリネズミの赤ちゃんのような小型ほ乳類も
ターゲットになっており、ハリネズミの場合、子育て中の
親ハリネズミがにゃんこの餌食になって、赤ちゃんハリネズミが
孤児になってしまうケースも見受けられるとのこと。
かわいい顔して、にゃんこはハンターの一面ももっていますからねぇ…
出典: Cat And Hedgehog
たしかに、以前ご紹介したBBC2のドキュメンタリー・シリーズ「Horizon」の
にゃんこ特集でも、夜のお散歩時のおみやげの数がスゴかったですからね…
これは、あながち大げさな話でもないんだろうなぁ(苦笑)
ロージーさん曰く、地球温暖化に伴う環境の変化で近年、英国内の
ハリネズミの生息数は激減しており、20年前に3300万匹ほどいたハリネズミは、
今では100万匹に満たないほどにまでになってしまったとか。
もちろん、にゃんこのせいだけでこれだけ数が減ってしまったわけでは
ないのですが、せめて門限を決めて愛猫ちゃんを夜遊び厳禁にするとか、
野生動物のことも考えたペット飼養を心掛けてほしい…
というのがこの記事の内容です。
実際、オーストラリアでは門限制がとられていて、決められた時間以降に
外歩きをしているねこちゃんがいると、にゃんこパトロール隊が捕獲し、
飼い主さんは罰金を払わなくてはならないようです。
世の中には、にゃんこと言えども、ハリネズミさんと仲良く暮らしている
ねこちゃんたちもいっぱいいるんですけどね。。。
過去にハリネズミさんをおうちの方へのお土産に持って帰ってきてしまった
みニャさんは、これからご紹介するYouTube動画を観て
悔い改めていただきたいなぁ。。。
ねこちゃんだって、ハリネズミさんと仲良しこよしになれるんですよー!
こちらの萌え萌え映像、チビにゃんこのロキちゃんは、
トゲトゲ&イガイガのハーレーちゃんがまだちょっと怖いのかな?
でもきっとすぐ、仲良くなれますよー↓
お次のこの大きなタライみたいなのは、ハリネズミくんの運動場なのかな?
ジャレつく子猫ちゃんをかわして、ちょこまかと動き回るハリネズミくん、
トイレットペーパーの芯が、相当お気に入りみたいですよ(笑)↓
すでにハリネズミくんとの友情を築き上げたオトナにゃんこは、
お友達の背中をかりてブラッシングすることも可能です↓
さらに究極のワンシーンが、最後のこの動画↓
にゃんこママからおっぱいをもらうハリネズミのちびっこたち。
隣りにわが子もいるのに、なんとも心の広いねこさんですね。
外歩きのねこちゃんが原因で孤児になってしまったハリネズミの赤ちゃんたちは、
こんなふうに、にゃんこママが育ててあげるくらいでなくっちゃ!
うーん、でもやっぱりそうなる前に、外歩きのねこちゃんたちには
ワイルドすぎる行動を自粛していただきたいなぁ。
狩りの衝動は、にゃんこの本能だから仕方ないことではあるのですが、
飼い主さんの理解と協力のもと、改善されるといいですね。
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