【追悼】絵本作家ディック・ブルーナさん 『こねこのねる』

今週末こそ、たまりにたまった雑用を片付けようと、気合いが入っていた
ねこねーさんなのですが、スマホで朝のニュースをチェックして、
心にポッカリ穴があいたような気分になってしまいました。

多忙モードの本日は、ブログのほうはサクッと手短に
更新しようと思っていたのですが、心の穴を埋めるためにも、
やはりここはひとつ、ばっちり特集させていただかなくては!
というわけで、トトちんに撮影協力してもらいました。

トトちんは、この絵本、知ってるかな?↓

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そのうさちゃんは、ミッフィーちゃんっていうんですよ。
昔は、日本では「うさこちゃん」と呼ばれていました。
オランダ人のグラフィックデザイナーで世界的に有名な絵本作家の
ディック・ブルーナさんが生みの親なんですよ。

そのブルーナさんが、一昨日の2月16日に89歳で天に召されました。
絵本好きのねこねーさんにとって、この訃報はけっこうな打撃で、
朝からなんだか寂しい気持ちでいっぱいなのです。

もちろん、ご高齢だし、89歳は天寿を全うされたといっていい年齢ですが、
最近はご長寿でも現役バリバリで活躍されている作家さんが
多くいらっしゃいますから、ブルーナさんにもまだまだたくさんの
ミッフィーちゃんたちの絵を描きづけていただきたかった。

ねこねーさんは、英国留学時代にロンドンの本屋さんで開催された
ブルーナさんのサイン会に足を運んだことがありまして、
トトちんが眺めているのは、その時にサインしていただいた絵本なのです。

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このサイン本については、「ねこねこNEWS」でも
すでにご紹介したことがあると思っていたのですが、
過去記事を検索しても出てこないので、もしかしたら今回が初公開かもしれません。

日本でブルーナさん並みの絵本作家がサイン会を開くとなると、
長蛇の列ができてしまって大変ですが、ロンドンでは大物作家や有名人のサイン会が
さりげなく開催されることが多く、この時も本当にブルーナさんが来るのかどうか
あやしいほど、館内はいつもどおりのまばらなお客さん。

日本からわざわざやって来たっぽい熱烈ファンの方が数名目についた以外は、
ごくごく普通の本屋の絵本売り場の光景で、「これからブルーナさんご本人が
目の前にやって来る!」という、ねこねーさんの大コーフン状態とは
見事に温度差がある感じでした(笑)

もうかなり昔のことなので、よく覚えていませんが、ねこねーさんも、
たまたま本屋の張り紙か何かを見てサイン会を知っただけなので、
本当にブルーナさんが来るのか、不安に思ったのですが、
サイン会の時間になって登場したのは、見間違うことのない
立派なおヒゲをたくわえたブルーナさんご本人!

大好きな、そして偉大な作家さんなので、いやー、もう、緊張しましたよー!
サイン中のブルーナさんのお写真、公開しちゃっても大丈夫かなぁ。
キンチョーしていた割には、けっこうキレイに撮れていました↓

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サイン中も特にお話することはありませんでしたが、
ブルーナさん、とっても素敵な紳士でした。

ロンドンのWHSmith行われたブルーナさんのサイン会は、
開始してからしばらくたって、やっとそれなりの賑わいに。
ミッフィーちゃんの着ぐるみも登場して、会場を盛り上げておりました。

というわけで、トトちん。
そのうさちゃんの絵本は、ねこねーさんの宝物なの♪

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あ、トトちんは、サインより、おヒゲのほうが気になりますか(笑)

ちなみに、うさぎのミッフィーちゃんで有名なブルーナさんですが、
にゃんこが主役の絵本もあるんですよ。それが、こちらの『こねこのねる』↓
「いんであん」になりたい子猫のねるちゃんのお話です。

 こねこのねる
  (子どもがはじめてであう絵本)

  ディック・ブルーナ (著)
  いしい ももこ (翻訳)

  福音館書店; 改版 (1968/11/15)
   [単行本]

(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)

ねこねーさんも、じつはこの絵本は読んだことがなかったのですが、
YouTubeに読み聞かせ動画がアップされているのを発見!
中身が気になる方は、見てみてください↓

にゃんこ以外のイラストも秀逸ですね。
なにより「いんであんになりたい」という、突飛な発想がたまりません♪

でも、ブルーナさんのねこの絵といえば、このねるちゃんよりも、
黒猫のイラストのほうが有名かも?

2年前の「猫の日」に向けて投稿された日本の公式サイトのブログには、
こんな記事がありました↓

みみよりブログ(2015年2月19日):「ね こ」 の 日 の 考 察

ブルーナにゃんこのぬいぐるみ、ねこねーさんもひとつほしいなぁ。

ブルーナさんが他界されたのは非常に悲しく残念ですが、
おそらくは今年は、ブルーナさん特集の本の出版とか展覧会とか、
いろいろありそうで、ファンとしてはうれしいような、悲しいような、
うーん、でもやっぱり今は、悲しいなぁ。。

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そうですね、ブルーナさんは天使の絵もた描いていますもんね。
そして、お空の上でもいいので、やっぱり、にゃんこの絵も
もっとたくさん描いてほしい(笑)

シンプルな線と絶妙な配色で独特の絵本の世界を展開した
ディック・ブルーナさん。心からご冥福をお祈りいたします。

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