【米国発】時速60マイルで走行！カースタントにゃんこ、現るっ！

by ねこねーさん · 公開済み 2018年5月28日 · 更新済み 2021年5月30日

多忙のピークの週末をなんとか乗り越え、個人的にホッとしている、
というか、やや抜け殻感が強いねこねーさんです。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか？

じつは3月末開催の「ねこ検定」後、別の検定試験にも挑戦していて、
その受検日が昨日だったのです。またもや腰痛と戦いながら、
試験間際になってからの「ガリ勉」ならぬ「無理勉」でしのいでみたのですが、
最後の追い込みが効いてなんとか合格ラインを突破した模様。

さすがに検定試験2連チャンとなると、
安堵感よりも、疲労感のほうが激しいですね（苦笑）

慣れない勉強にエネルギーを奪われ、生きた屍と化していた
ねこねーさんを「ハッ！」とさせてくれたのが、本日ご紹介するお猫さまです。

数日前から、米ネブラスカ州オマハの高速道路でアクションスター並みの
カースタントをやってのけたお猫さまがネットで話題になっています。

こちらが、命がけのスタントの証拠写真（動画のスクリーンショット）です↓

出典：Twitter

一見、動物虐待にも見える無謀なカースタントですが、参考にした記事によると、
この危険極まりないドライブは、人間側が意図したものではない模様。

そして、おそらく、車のルーフの上のお猫さまご本ニャンが
意図したものでもないのでしょう。ドライバーが気づかないうちに、
にゃんこがルーフの上に乗り、そのまま発車してしまった説が有力なのですが、
こんな車が高速道路を走っていたら、目撃者はビックリしてしまいますよね。

今回のにゃんこスタントが世の中に知られるようになったきっかけは、
友人が高速道路で撮影した動画をTwitterにアップしたというこちらの投稿↓

😱 WHOA! A friend shared this video of a cat riding on top of this van going 60 mph on I-480 between Martha & Farnam in Omaha Friday around 8:30 p.m. People in the van had no idea! "They were shocked and scared! They immediately pulled over.” Anyone know what happened to cat? 🙀 pic.twitter.com/b4xWxaqu3W

— Chinh Doan (@ChinhDoan) 2018年5月20日

アメリカの高速道路の制限速度は州によって違うようですが、
Twitterの投稿文によると、この時の車の速度は時速60マイル。
時速に換算すると、約97キロ！

つまり、このお猫さまは、時速100キロ近くのスピードで駆けぬける
バンの上に乗り続けていたことになります。

このTwitterの投稿主が、ABC系列の地方テレビ局「KETV」の
ニュースキャスターだったこともあり、突如現れた謎のスタントにゃんこの
正体について、KETVの追跡取材が行われることに。

こちらは、KETVバージョンのTwitter投稿（GIF動画）↓

Have you seen this? A cat was trapped on the roof of a car traveling at 60 mph!

Here's the story ICYMI: https://t.co/7eCZoCzw6H pic.twitter.com/B6BV5Nbnih

— KETV NewsWatch 7 (@KETV) 2018年5月23日

KETVは、時速100キロ近いスピードのバン・サーフィンに挑んだお猫さまの
最初の目撃者（動画に映っているお姉さまのことでしょうか？）のお母さん、
ロンダ・ランキンさんにも直撃取材を敢行↓

オリジナル動画を確認すると、ランキン家のお父さんが運転、
お母さんが助手席。後部座席に座っていた娘さんが、後ろから来た車の
屋根の上のモフ毛のかたまりに気づいたみたいですね。

Ronda Rankin's daughter was the first to notice the van-surfing feline. Ronda thought it was a raccoon, at first.https://t.co/YaqXfBazaG pic.twitter.com/3ldmoZwkPk

— KETV NewsWatch 7 (@KETV) 2018年5月23日

インタビューに応じたお母さんは、最初、アライグマだと思ったそうです（笑）
ってか、ネブラスカ州ではアライグマも車の屋根の上に乗ったりするのでしょうか？？

そしてその後、スタントにゃんこの飼い主さんは、にゃんこを乗せて走っていた車に
ボーイフレンドといっしょに乗っていたミシェル・クライガーさんであることが判明。
KETVの取材を受けたミシェルさんは、Twitterで話題になっている愛猫ちゃんの
バン・サーフィン動画をこの時初めて視聴したようです↓

どこからともなく聞こえてくる猫の鳴き声を走行中の車の中で
不思議に思っていたというミシェルさんですが、まさか愛猫のレベルくんが
屋根の上にいるとは思わなかったのだとか。

こちらは、オリジナル映像の投稿者、チン・ドアンさんによる追加取材映像です。
取材を受けたミシェルさんも言っていますが、たしかにこのバンの車高だと、
屋根の上ににゃんこが乗っていても、気づかないかもしれませんね↓

🐱UPDATE: “Rebel,” yes, that’s the curious cat’s name, had no injuries, and as many may have hoped, the van belonged to his owner. So he’s back home and back to being rebellious. 😸 #catonvan #ketvcat #iskittyok #rebelthecat pic.twitter.com/hYMKYSeiRe

— Chinh Doan (@ChinhDoan) 2018年5月23日

命がけのハイウェイスタントを無事に成功させ、
一躍有名になったレベルくんの近影がこちら↓

🙀 This is “Rebel,” the curious cat going viral for riding on top of a van at 60 mph down an Interstate in Omaha without owner knowing. He was not hurt & van belongs to owner. #catonvan #rebelthecat 😻
Live update: https://t.co/XIOXodWbBM @KETV reports: https://t.co/0SIQb6eQ4s pic.twitter.com/67u8IRCL2h

— Chinh Doan (@ChinhDoan) 2018年5月24日

レベル君、ねこねーさん好みの巨猫のイケにゃんですね♪
うん、この感じだとアライグマに間違われても仕方ないかな（笑）

ちょっと人見知りっぽいレベル君ですが、
飼い主さんから可愛がられている様子がよくわかります。
レベル君は普段から飼い主さんのバンの中に乗って
ドライブに連れていってもらったり、駐車中のバンの下に潜り込んで
過ごすことが多かったようです。

今回は、車が好きすぎて、屋根の上にまで縄張りを拡大してみたのが
どうやら仇となったようです。

傍目には怖そうに思える高速道路でのカースタントも、
もしかすると車好きなレベル君にとっては、スリル満点の
ちょっとして冒険だったのかもしれませんね。

でも、これからは、危険なことで注目を浴びないように
気をつけてくださいよー！

日本のみなさまも、車高の高い車に乗るときは、
ルーフの上のお猫さまにご注意ください。
野良ねこちゃんがひなたぼっこしている可能性もなきにしもあらず、ですからね。

関連記事はこちら↓
KTV（5月24日）：Curious cat on van identified
Thrillist（5月24日）：Watch This Fearless Cat Cling to a Van Driving 60mph Down the Freeway