庭に遊びに来た神様トンボ(ハグロトンボ) VS トトちん、体型対決っ!

今日も今日とて雨降りですが、熱海の土石流には本当に驚きました。山や川の近くに暮らす生活は、自然大好きなねこねーさんからしてみれば、うらやましいような気もするのですが、今回のように家ごと流されてしまうリスクもあるのだなぁと、発生当時の現場の映像を見て痛感しました。

幸い、わが家が建っているのは、国内屈指の「災害に強い街」と言われる埼玉県南西部。雨降り続きの毎日でも、トトちんはこんな感じに大胆なへそ天ポーズでお昼寝を堪能することができます↓

ソファーの上でヘソ天状態のトトちん

血液検査の結果は、まったく問題なかったとはいえ、いや、でも、やっぱり、この体型は、いろんな意味でリスクが高すぎるのでは?とねこねーさんは思ってしまうわけですが、ご本ニャンは、なんの心配もしていなさそうですね(苦笑)

できれば、数日前からお庭に遊びにきているスリムなお方を見習って、そろそろ本気でダイエットに取り組んでいただきたいんですけどねー!

ぽっちゃり体型のトトちんに是非ともご覧いただきたいのが、4日ほど前から玄関前のシダ群生エリアに滞在している珍しいトンボさんのお姿です。

ねこねーさんは水生植物が好きなので、わが家のバルコニーと玄関先には、水生植物とメダカを入れてあるビオトープエリアがあって、毎年トンボの幼虫であるヤゴがメダカを食べてしまうのです。なので、トンボさんたちが遊びに来ていることは知っていたのですが、たぶんそれは、よく見かける羽根が透明なトンボ、ウスバキトンボみたいな種類なのではないかと思われます。

ですが、ちょっと前から玄関先に滞在している子は、どうみてもイトトンボの類い。イトトンボって、川辺にいるイメージでしたが、こんな住宅地の庭にもやってくるんだ!と意外でした。しかも、羽根は見事なまでに真っ黒け!調べてみたところ、ハグロトンボと呼ばれている昆虫であることがわかりました。

小さくて、近づくとすぐに飛んで行ってしまうので、iPhoneでの撮影は無理。ねこねーさんは超久々に、望遠レンズと一眼レフの本格カメラを引っ張り出してきて撮影に挑みました。ちょっとピンボケ気味ですが、なんとか撮影できたのがこちら↓

ハグロトンボ

肉眼だとよくわからなかったのですが、スリムな胴体は、ピカピカに青光りしています。ネット情報によると、こんなふうに胴体が青緑色なのはオスなのだとか。メスの胴体は黒いので、雌雄の判別はしやすいみたいです。

住宅地の庭と言っても、わが家の庭は、かなり雑木林めいた状態になっていて、玄関先のこのエリアも、お手入れをさぼっている間に、あっという間にシダだらけに。。梅雨で水気を保っているシダの群生は、ハグロトンボの遊び場には最適なのかもしれません。

ハグロトンボ

見るからに神秘的なトンボさんですが、よくイメージするスイスイ飛ぶトンボと違って、動きも非常に優雅です。ヒラヒラとちょうちょのように飛ぶんですよ。留まっている時も、こんなふうに可愛らしく羽根を開いたり閉じたり、チャーミングな動きをします↓

ハグロトンボ
ハグロトンボ
ハグロトンボ

ハグロトンボは、「神様トンボ」という別名もあるそうです。名前の由来には諸説あるようですが、たしかにこんなふうに突然わが家の庭にやってきて、ミステリアスな黒い羽根をパタパタと羽ばたかせながら、美しいサファイアのようなスリムなボディをシダの若葉の上で休ませている様子は、まさに神様降臨の図。布袋さま体型のトトちんにも見習っていただきたいですね!

ソファーの上でヘソ天状態のトトちん

いや、特に問題ではありませんけどね。今のところ、健康状態も上々のようなので、ボディラインは現状維持でも良いのかもしれませんが、トトちんがもう少しシュッとしてくれると、もっと素敵になるのになぁーと妄想してみただけです。

今日は朝からかなりの本降りなので、玄関先のシダエリアに神様トンボの姿は確認できず。きっとしばらくすると地元の川辺エリアに移動してしまうんじゃないかと思うのですが、1日でも長くねこねーさんちに滞在してくれるとうれしいな♪

ハグロトンボ

この神秘的な姿は、見ているだけで、何かいいことがありそうな、そんな気持ちにさせてくれますからね。

神様トンボがいるシダエリアの隣では、少し前からビビ子さんが好きそうなピンクのテッポウユリが咲いています↓

庭のピンクテッポウユリ

「カラフル鉄砲百合 混合」と書かれたお楽しみ球根セットのようなものを秋植え球根のシーズンオフに安く入手したものなのですが、まさかこんなに立派なピンクのユリが咲くなんて!もっと植えておけば良かったなーと今更ながらに後悔しています。

さらに、その脇の門に続くアプローチでは、絢爛豪華なヤマユリが開花中!

庭のヤマユリ

これも、値下げになってから購入した見切り品の球根です。ユリの球根の植え時は長いので、植える場所がある方は、安くなってからまとめ買いするのがおすすめです。でも、こんなにキレイに咲いているのに、連日雨降りなのは本当に気の毒。。。雨が降っていなければ、ユリの素敵な香りが、もっとお庭に広がるのに。他にもカサブランカとか、これから咲くユリがいくつもあるので、雨の影響を受けなければいいなぁ、と願っています。

ソファーの上でヘソ天状態のトトちん

あら、トトちん!さすが、つまみ食い大王だけあって、にゃんこが食べられるものとそうじゃないものに詳しいですね!

そうニャのです、ユリの花粉は、お猫さまには御法度なので、庭に咲いたユリたちを切り花にして飾ることもできなくて。花粉がついているオシベの部分を取ってしまえば大丈夫なのかもしれませんが、ねこねーさんは、あのオシベがブラブラしている様子が好きなんですよねー!特にヤマユリは、オレンジ色のオシベあっての美しさだと思います。

一方で、トトちんが食べられるかどうかはわかりませんが、梅雨の時期だからこそのごちそうも、わが家の庭では収穫できるんですよ。それが、6月22日の記事でもご紹介したキクラゲです。雨で十分に湿り気があったせいで、前回収穫した後にも、新たなキクラゲがこんな感じに生えてきています↓

庭に生えたキクラゲ

さらに、裏庭の切り株には、グロテスクなほどに成長した巨大キクラゲが大量発生!↓

庭に生えたキクラゲ

スーパーで売っているキクラゲよりも新鮮で肉厚で、すでにねこねーさんは何度か収穫して食べているのですが、これだけ大量に生えてくると、さすがに食べきれない。。ナムルとかにすれば、たくさん消費できるのでしょうか?市販で売られているキクラゲには、乾燥キクラゲもありますしね、収穫して乾燥させる手もありそうですが、梅雨の時期に乾物を作るのって、一体全体どうしたらいいのやら??あとで調べてみなくっちゃ!

鬱陶しい梅雨シーズンですが、もしかすると、この時期だからこその、可愛らしい訪問客や美味しい味覚が身近に潜んでいることも。外出時に自然界の変化に目を向けてみると、思わぬ発見があるかもしれませんよ。あ、でも、謎のキノコを食べる時は、くれぐれも、ちゃんと調べてからにしてください!トトちんみたいに、食いしん坊の勘だけを頼りに食べてしまうと、おなかが痛くなってしまうかもしれませんからね(笑)

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