【英国発】エリザベス女王を追悼した首相官邸ネズミ捕獲長、ラリー君のTwitter投稿

ずいぶんと長い間ブログ更新をお休みしてしまいましたが、シルバーウィークの三連休2連続も昨日で終了。今日は新月だし、ねこねーさんのお仕事状況もひとまず激務のピークを乗り越えた感じなので、さすがにそろそろ再開せねば!ということで、本日から「ねこねこNEWS」は通常運行です。

ひさびさのブログ更新は、おうちの3ニャンの近況報告にすべきか、はたまた萌えかわいい旬のお猫さまネタにすべきか、悩ましいところ…となるはずだったのですが、今回ばかりは、どうしてもこちらのお写真の方々に焦点を当てたくて。

ラリー君とエリザベス女王
出典:Twitter

ブログ更新をお休みしている間に、ねこねーさんが大好きな国、英国では大きな動きがありすぎました。。

ブログお休み前から気がかりだった英国の新たな首相がリズ・トラス氏に決まり(過去記事では、愛猫家のペニー・モーダント氏が有力候補とお伝えしていたんですけどね。。)、ブログ休載を返上して今すぐラリー君ネタを書きたい衝動に駆られてモヤモヤしていたら、まさかのエリザベス女王の訃報。。。

英首相官邸のネズミ捕獲長であるラリー君のTwitterでも、女王の追悼メッセージは投稿されており、上記のお写真もそんなツイートのなかのひとつ。オリジナルは以下の投稿です↓

エリザベス女王の肖像とのツーショット写真に添えられているメッセージは、レーニンの名言みたいですね。「何も起きない数十年もあれば、数十年分の出来事が起きる週もある」というのは、まさにこの時の英国の状況。

ラリー君の勤務先である首相官邸の主人がボリス・ジョンソン氏からリズ・トラス氏に変わった数日後に、その新首相を任命したエリザベス女王が天に召されてしまうとは。。

トラス氏がスコットランドのバルモラル城を訪問した時に撮影されたお写真では、女王はまだまだお元気そうにみえたのに↓

突然の訃報は本当に驚きました。96歳と140日。普通に考えたら四捨五入して100歳になるほどのご高齢なので、いつ何が起きてもおかしくはない年齢なのですが、お母様のエリザベス王太后は101歳の大往生でしたから、エリザベス女王も100歳の大台を突破されるのではないかと、勝手に信じ切っておりました。

ちなみに、ねこねーさんはエリザベス王太后が亡くなった2002年はロンドン留学中で、棺が安置されているウェストミンスターホールまで現地の方々に混じって日本人の留学仲間と弔問の長蛇の列に6時間くらい並んだ思い出があります。

そんなこともあって、エリザベス女王の棺の公開安置にも、できれば日本から馳せ参じたかったくらいなのですが、さすがに無理すぎるので、英国王室の公式サイトに開設された弔問者芳名録の特設ページからお悔やみメッセージを送り、BBCがライブ配信していた葬儀の生中継をパソコンとテレビで視聴。

ウィンザー城に棺が到着した後もBBCの特別番組はスタジオ放送として続いていたのですが、最後のほうは不覚にもテレビの前で寝落ちてしまい。。でも、そのせいもあったのか、目が覚めた時には、なんだかすっきりした気分になれて、心ゆくまで女王陛下をお見送りできたと思えたのでした。

ただ、どうしてもブログでも取り上げておきたくて、今日ひと月ぶりの「ねこねこNEWS」でこの記事を書いているというわけです。

エリザベス女王関連の投稿をいくつもアップしてくれているラリー君も、きっとねこねーさんと同じような思いだったんじゃないかなぁ。

訃報が伝えられた直後のラリー君の投稿がこちら↓

エリザベス女王といえば、お猫さまよりも、コーギー犬のイメージが強いお方ですが、にゃんことの関係がないわけではありません。ラリー君がツイートしているこちらの投稿文は、マザーグースの童話の歌詞です。

にゃんこが女王陛下に会うためにロンドンにやってきて、女王様の椅子の下のネズミを怖がらせてやったという歌詞なのです。歌詞の中に登場する女王はエリザベス1世であるとされていますが、エリザベス2世もこの歌詞について子供たちから質問されることがあったようです。

有名な歌詞なですが、メロディまでは知らないという方も多いと思いますので、子供向けのYouTube動画もリンクしておきますね↓

女王陛下に謁見したこのお猫さまは、首相官邸のネズミたちを怖がらせるという要職に就いているラリー君を彷彿させます。

エリザベス女王の死を悼む気持ちを胸に、それでもラリー君はネズミ捕獲長としての責務を忘れてはいないようです。9月14日の投稿では、仕事を続ける想いを添えた神妙な面持ちの写真をリツート投稿しています↓

今日から日本でも安倍元首相の国葬にあわせた弔問外交が始まりますが、エリザベス女王の国葬の際にも同様のことが行われたのでしょう。ラリー君は首相官邸の前にレッドカーペットが敷かれる様子もシェアしています。

もちろん、カーペットの上を最初に歩くのはラリー君です(笑)↓

撮影をしたのは、ラリー君を「ボス」と呼ぶ報道カメラマン、ジャスティンさん。先週の金曜日に彼が撮影した写真も、ラリー君は浮かない表情。首相が変わって、女王が崩御して、さらに英ポンド大幅下落…と荒れ模様続きですから、いろいろと思うところがあるのでしょう↓

ちなみにラリー君は、ご自身のTwitterで21歳の誕生日にエリザベス女王が宣言した名言も、引用しています↓

このピンクの帽子とスーツは、エリザベス女王の名前がつけられたバラ「クイーン・エリザベス」のピンク色を思わせますね。じつはエリザベス女王が崩御されてから、ねこねーさんちの庭で一輪だけ「クイーン・エリザベス」が開花して、今も空に向かって高々と咲き誇っているのです↓

庭に咲いているバラ、クイーン・エリザベス

スマホで撮影したので、ピンボケ写真で恐縮ですが…木陰の悪条件な場所に植えられているにもかかわらず、枯れずに毎年花を咲かせている強健種のバラです。先日の台風の時に、別の枝が折れそうになっていたのを慌てて添え木をして立たせ直したのですが、その後、気づいたらいつのまにか隣の枝の先っぽにこの花が咲いていたのでした。

なんだか、エリザベス女王の葬儀に合わせて咲いたような気がして、感慨深く思っています。棺の上に置かれたいたブーケにもピンクのバラが使われていましたが、あれもきっと「クイーン・エリザベス」だったんだろうなぁ。

亡くなった直後には虹、葬儀当日は素晴らしい青空、そして日本のねこねーさんちの庭でご自身の名前を冠したバラの花を咲かせるエリザベス女王。ミラクル過ぎて胸熱です。。

ちなみに6時間ほどばかり前にアップされたばかりのラリー君の最新ツイートはというと…相変わらずお昼寝三昧のようですね(笑)↓

トラス首相がインタビューでラリー君のことを「昼寝ばかりしている」と語ったことを、ちょっと皮肉っている感じかな(笑)

なにはともあれ、「ねこねこNEWS」は今日から更新再開です。英国のお猫さまネタも、引き続き、ご紹介していきますよー!

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