【フランス発】ついに判明!絶滅が危惧されるキツネネコは仏領コルシカ島の固有種
朝から終日雨降りの土曜日ですが、ねこねーさんはひさびさに午前中からお出かけです。予約投稿の準備は、昨日スマホでニュースを見ていたときに目にしたワイルドにゃんこネタでサクッと終わらせてしまおうと思ったのですが、あれ?もしかして、このお猫さま、「ねこねこNEWS」の過去記事にご登場済みですかね??↓
ご紹介しようと思ったのは、フランス領のコルシカ島で発見された「キツネネコ」と呼ばれているにゃんこタイプの野生種です。昨日アップされたYahoo!ニュースの記事を読むと、つい最近見つかったかのようにも読み取れるのですが、添えられている写真の日付は2019年の6月。記事の中にも、2008年に最初の1匹が偶然捕獲されたと書かれているので、かなり前から知られている存在で、地道な研究を続けた結果、つい最近、コルシカ島の固有種であることが判明した、ということのようです。
ということは、もしかすると、「ねこねこNEWS」で取り上げたことがあるのかも?? と思ったら、あらヤダ、やっぱり!ブログ内検索をかけてみたら、見事に以下の記事がヒットしました(笑)
過去記事はこちら↓
2019年6月14日:【フランス発】新種のワイルドにゃんこは、ネコ×キツネの交雑種!?
お猫さま関連の記事を量産しているねこねーさんは、自分で書いた内容をまったく覚えていません。。でも、過去記事でシェアしたこの写真は、なんとなく記憶に刻まれておりました↓
2019年に投稿した過去記事は、我ながらそれなりに丁寧に書けていると思うので、キツネネコの詳細については、ぜひそちらをご覧いただきたいのですが、今回もなにか新しい情報をみなさまにご紹介したくて、当時撮影された写真の別ショットをご紹介しいたします。
4年前に「ねこねこNEWS」で取り上げた時は、海外ニュースを見かけてすぐに記事化したので、遅れてメディアで取り上げられた写真を取りこぼしているんですよ。
今回改めてネット検索してみたら、こんな写真がヒットしました。おそらく上記の男性に抱えられている写真の子と同一にゃんこだと思うのですが、この子は、おめめの色が左右で違うオッドアイだったのです!↓
しかも、普通の家ねこちゃんのオッドアイでは、なかなか見かけないタイプの色の組み合わせ。この子だけ特別なのか、それともキツネネコはオッドアイが多いのか、そのあたりのことは不明です。
4年前のメディア記事には、コルシカ島で16個体しか確認できていないと書かれており、そのうち12匹を捕獲して調査後に野生に返したようです。オッドアイのキツネネコが他にもいたのか、気になりますね。
過去記事でご紹介した写真が撮影された時のものと思われる動画もYouTubeにアップされています。埋め込みリンクができなかったので、興味がある方は以下のリンク先でご覧ください↓
YouTube:Is Corsica’s ‘cat-fox’ a previously unknown feline species? | AFP
このコルシカ島固有の超レアキャラにゃんこは、日本語では「キツネネコ」と訳されていますが、英語表記だと「cat-fox」なんですよ。お猫さまよりも、キツネ的な要素のほうが強いのでしょうか?
まだまだわからないことだらけのキツネネコ。今回、固有種であることが判明したのは、謎の解明の大きな一歩といえるのでしょう。現在の個体数は定かではありませんが、絶滅が危惧される存在であることに変わりはないので、この先も研究を進めることで数が増えていってくれるといいですね。
関連記事はこちら↓
Metro(2019年6月19日):New cat-fox species with wide ears and short whiskers identified in Corsica
AFPBB News(3月17日):仏コルシカ島の「キツネネコ」、固有種と判明