飼い主さん必読!漫画『犬を飼う そして…猫を飼う』& 清瀬市郷土博物館 特別展「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」リポート
昨日のブログでお伝えした我が家のツンデレ姫、ルビアンちゃんの気になる便秘状況については改めてご報告するとして。本日の「ねこねこNEWS」は、週末にねこねーさんが足を運んだ展覧会リポートと関連本のご紹介です。
今まで知らなかったのですが、松重豊さん主演の人気ドラマシリーズ『孤独のグルメ』の元ネタ漫画の作画を手がけた谷口ジローさんの作品の中に、わんにゃんとの暮らしをテーマにしたこんな作品があったんですね↓
ねこねーさんがこの作品の存在に気がついたのは、先週お友達から、清瀬市で開催されている谷口ジロー展に行こうと声をかけられたから。清瀬は我が家から近いので「ひさびさに会おうよ」と誘ってくれたのでした。
『孤独のグルメ』のドラマはAmazonのプライムビデオで観たことがあるので、谷口ジローさんが描く漫画のタッチは知っていたのですが、ねこねーさんは谷口ジローさんの漫画作品は読んだことがありませんでした。
事前にWEB検索で予習したら、上記のお猫さま関連の作品もあると知ってモチベーションは倍増!友達にも会いたかったし、谷口氏の作品も前からちょっと気になっていたので、土曜日の午前中に清瀬に向かったのでした。
とてもいい展覧会なので、足を運べる距離にお住まいの方にはぜひ観ていただきたかったのですが、残念ながら会期は昨日までだったんですよー!
こちらは、特別展「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」の終了を告げる清瀬市郷土博物館のツイートです↓
【会期終了🎉】
— 清瀬市郷土博物館 (@museum_kiyose) March 19, 2023
本日、特別展「歩く、描く 谷口ジローと清瀬」が無事に終了し、計4,187名の方にご来場いただきました❗️✨
誠にありがとうございました🙇♂️
今後とも清瀬市郷土博物館をよろしくお願いします‼️
※明日は休館日です#谷口ジロー #谷口ジローと清瀬 #清瀬市郷土博物館 #きよはく pic.twitter.com/nxoPaIwyuo
展覧会のタイトルからもお分かりのように、谷口ジローさんの作品には、彼が長年住んでいた清瀬と思われる町並みが頻出します。
ねこねーさんは今回初めて清瀬駅で下車したのですが、上記のツイートのキービジュアルに描かれているような畑が駅のすぐ近くから広がっていて驚きました。
雨が降る中、畑沿いの道を10分ほど歩いて到着したのが、展覧会が開催されていた清瀬市郷土博物館↓
特別展の展示スペースはそれほど広くなく、展示作品数も少なめでしたが、こじんまりとした雰囲気は谷口氏の作風とも合っている気がしました。
週末だし、最終日の前日なので、それなりの人混みを予想していたのですが、雨だったせいもあり、来場者はまばら。お友達と話しながらて、ゆっくり作品を鑑賞することができました。
撮影OKだったので、iPhoneで撮影した原画をいくつかシェアしますね。写真ではわかりにくいと思いますが、ひとコマひとコマ、とても丁寧に細かな部分まで描き込まれている美しい原画です。
こちらは、冒頭でご紹介したわんにゃん本『犬を飼うそして…猫を飼う』に収録されている作品「犬を飼う」の原画です↓
同じ本に収録されている、お猫さまが主役の作品↓
これは表紙の原画ですね↓
谷口氏の作品は海外での評価がすこぶる高く、フランス文化勲章シュヴァリエも受章されています。
セリフが少なくて、独特の間の取り方が印象的な『歩く人』シリーズは、まるで無言のポエムのような読後感。展覧会で立ち読みしただけなのに、ねこねーさんも作品の世界観に引き込まれました↓
それから、ねこねーさんの推しである沢田研二さんが舞台で演じていた『センセイの鞄』も描かれていたと知り、個人的にテンション爆上がり(笑)ジュリーの舞台DVDはまだ観れていないのですが、ジローさんの漫画のほうも読んでみたくなりました↓
iPhoneの写真だけでは今回の展覧会の良さは伝わらないと思いますので、清瀬市郷土博物館のYouTubeチャンネルに投稿されていたPR動画もアップしておきます↓
ちなみに展覧会を楽しんだ後は、『孤独のグルメ』のシーズン4の1話目に登場する清瀬の「みゆき食堂」に立ち寄ってランチを堪能。れんこんの唐揚げと、レタスとなすの天ぷら、ドラマの中で井之頭五郎さんが絶賛していた味噌にんにくも食べられて大満足!とても充実した土曜のお出かけになりました。
清瀬がテーマの展覧会は終了してしまいましたが、谷口氏の作品は漫画作品として手に取って読むことができます。
今回ご紹介したい『犬を飼うそして…猫を飼う』については、ねこねーさんも近日中に読む予定です。地元の図書館で借りることができたので、早速予約を入れてみました。
収録されている作品はこんな感じ↓
谷口氏の漫画は、人物の顔つきが特徴的ですよね。動物たちの絵はどれも写実的で、お猫さまもリアルなタッチで描かれています↓
Amazonの『犬を飼うそして…猫を飼う』の商品ページに掲載されていた画像には、谷口家の愛猫ボロと子猫ちゃんのページもありました↓
こちらは、モッフモッフのロン毛にゃんこのボロちゃんを抱っこしている谷口センセイのお写真です↓
『犬を飼うそして…猫を飼う』は、年老いた愛犬の介護と保護猫との暮らしという、わんにゃん飼いのみなさまとっては身に沁みる話をテーマにした漫画です。
Amazonの「試し読み」では、「犬を飼う」の最初の数ページを読むことができるのですが、ねこねーさんはもうそれだけで、胸の中が切なさでいっぱいです。
Amazonの「試し読み」では、「谷口ジローコレクション」に収録されている短編作品「欅の木」も最後まで読むことができます。我が家では近々、大きく育ってしまった庭木を2本ばかり根本から伐採する予定なので、この「欅の木」のストーリーは身につまされました。
お時間と興味がおありの方は、ぜひ「欅の木」も読んでみてください。谷口ジローさんが漫画家として評価される理由がお分かりになるかと思います。
Amazon:欅の木(谷口ジローコレクション)