木蓮忌・ 内田百閒『ノラや』

またまた今週末もお天気がイマイチですね。
絶好のガーデニング・シーズンなのに、貴重な週末が雨模様なんて
庭仕事の予定が狂ってしまうのですが…

でも、今日はお部屋でゆっくり愛猫ちゃんのそばで
本でも読みたい特別な日。本日4月20日は木蓮忌。
内田百閒先生の命日にして、その業績を偲ぶ日なのです。

※内田百閒の読みは「うちだひゃっけん」
「けん」の字は「門構えに月」漢字が難しいので、以下「百けん」で表記します。

内田百けんといえば、猫好きさん必泣の随筆集『ノラや』を書かれた
にゃんこ命の偉大な先生です。『ノラや』については
「ねこねこNEWS」でもいつか取り上げようと思っていたのですが、
名作すぎて記事にするタイミングを逃していたんですよ。

以前、やはり命日に取り上げた『吾輩は猫である』の著者、
日本が誇る文豪の夏目漱石は、内田百閒の師匠。
師匠と弟子、そろいにそろって猫関連の作品で有名なんて、ちょっといいですね。

さてさて、この『ノラや』、なんで「必泣」の名作なのかというと
この本は、内田百けん先生が可愛がっていた野良にゃんこ
「ノラ」ちゃんが行方不明になってしまうお話。

      ノラや
      (中公文庫)

     内田 百けん (著)

     中央公論新社; 改版 (1997/1/18)
     [文庫]

(画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます)

ハッピーエンドを迎えることなく、先生がにゃんこ探しに憔悴しきって
涙にあけくれる様子が詳細に描かれているのです。
ノラちゃん行方不明のお話の後には、その後にやってきた
迷い猫のクルツちゃんのお話も続き、にゃんこと暮らしたことがある方なら
胸が張り裂けそうな想いにかられてしまう号泣本なのです。

わが家でも、ルビちゃんが行方不明になっていたことがありまして、
その10日間は、ねこねーさんもまさしく内田百けん先生と同じ心境で
会社から帰って来てから真冬の深夜に玄関先で張り込み続けるという、
精神的にも体力的にもかなりつらい経験をいたしました。

幸いにも、連日の深夜の張り込みの結果、
ハッピーエンドを迎えることができてよかったのですが、
そんなことがあったもんだから、余計に『ノラや』は人ごとではないのです。

中公文庫の『ノラや』、表紙がリアルにゃんこの写真になったんですね。
新しいバージョンは思わせぶりの暗いイメージで、
正直なところ、あんまり好きじゃないかも。

ねこねーさんの手元にあるのは、昔のバージョンでこんな感じ↓

noraya_042013

先生とノラちゃんの関係がほんわり描かれていて、すてきなカバー画だと思います。

ルビちゃんがいなくなっちゃったときは、
ねこねーさんはルビちゃんのことで頭がいっぱいだったけど
きっとアンチョ先生や、姉妹にゃんこのビビ子さんも
やっぱり不安にかられていたんじゃないかなぁ。

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そうだね、ビビ子さん!ルビちゃんが戻って来れて本当によかったね。
ねこねーさんは、深夜の張り込みを続けた自分をほめてやりたい(笑)

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そうだよー、ルビちゃんには、
みんなが心配していた事実を知ってもらわないと。

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もちろん、予期せず行方不明になった(と思われる)ルビちゃん自身も、
極寒のお外で野宿しなくちゃならなくて、大変だったと思うけどね。

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そうそう、終りよければ全てよし!

ハッピーエンドを迎えられなかった内田百けん先生も、
今頃はお空の上で、ノラちゃんとクルツちゃんを抱っこして
ナデナデしまくってることと思います。

ちなみに、内田百けん先生の人となりについては、
黒澤明監督の映画『まあだだよ』で垣間みることができますよ。
こちらもお天気の悪い週末に観るには、もってこいの1本です♪

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